237 research outputs found
Precious Corals (Coralliidae) from North-Western Atlantic Seamounts
Two new species belonging to the precious coral genus Corallium were collected during a series of exploratory cruises to the New England and Corner Rise Seamounts in 2003-2005. One red species, Corallium bathyrubrum sp. nov., and one white species, C. bayeri sp. nov., are described. Corallium bathyrubrum is the first red Corallium to be reported from the western Atlantic. An additional species, C. niobe Bayer, 1964 originally described from the Straits of Florida, was also collected and its description augmented
The Submarine Seismograph, the Second Paper.
Seismic observations on the ocean bottom are now an urgent demand in geophysics. After the writer published his first paper on the submarine seismograph, he was supported by the Special Research Fund, the Department of Education, for the study on the seismograph. So he changed his project to construct his ideal submarine seismograph, and invented instruments of two types for trial. A brief report of these results is written hereunder.本条報第41号に報告した海底地震計を第1号とし,これは上下動のみであつた.第2号には水平2成分を加え3成分の記録を16mmのフィルム上に時刻の合図とともにのせ,約2週間の連続観測ができるようにした.さらに第3号では周期の長い換振器を装置するために,海底において自動的に水平になる台を考案し,台の傾斜のため振子の感度が変わらないようにした
Studies of Microseisms by Observations
脈動の振幅について,その年変化を見ると,春小さく秋の終りから冬の初めに大きい.但し夏には台風のある時に大きくなることがある.周期は余り変らない.異なる場所における脈動の比較をした.結果,天文台附近では各観測点が,どれもよく似た振動をしているが,多摩川の対岸とは似てない.しかし,対岸の測定の時は都合悪く振幅が小さかつたので,はつきりしたことは後日にゆずる.天文台附近の弾性波地下探査を行い,脈動波の研究の参考にした.これらの研究の結果,更に測定し観測すべき点が多いので,なおも研究を進めている
On Microseisms of Four Second Period. (The Second Paper)
前に本號146~154頁に述べた東京本郷に於ける週期4秒の脈動の研究では南北動の記象だけを用ひたので,其の不足を補ふ爲に此處に東西動及び上下動を含めて測つた結果を報告する.地質記象は地動に對して位相の遅れがあるので先づ其の差の少い地震計を選んだ.調査に用ひた三成分の器械は大森博士の製られたもので其の常數は第I表に示された通りである.昭和10年1月1日11時30分頃の振幅の大きい脈動の記象をとつて各成分を組合せた圖を描いた.水平動は既に大森博士・和達博士の云はれてゐる様に振動の方位が變化する.其と共に廻轉の向も變はることが示された.此ことは二つの週間振幅共に近い値をもつた振動を組合せて出來る唸によく似てゐる.上下動と他の成分と組合せた圖を見ても振動の形の變化が似てゐるので,筆者は前に得た結果も考へに入れて本郷の週間4秒の脈動は二つの互によく似た振動を組合せたものと考へ度い
The Unusually Large Microseisms of Oct. 21, 1938, at Hongo, Tokyo.
大森博士の報告された大正8年10月5日及び明治33年11月17日の脈動に次ぐ大きな振幅の脈動について調べた.當時颱風が房總沖を通つた爲に大きくなつたものと思はれるので,氣象と脈動の關係は既に多數の研究はあるが,此の特別に大きな脈動の時は如何と調べた.今回の調査の特徴は從來のものより氣象觀測が非常に進歩してゐることと,水平動のみならず上下動も調べた點である.氣象状態との關係としては,大森,松澤,和達三博士等の研究された通りで,本郷に於ける振幅の最も大きくなる時は低氣壓の中心が,觀測所近くにある時でなく,銚子沖200~300kmの時であつた.そして振幅が大きくなつた時は週期が6秒になつた.氣象状況に關聯して次に昭和11年2月4日に東京をその中心が通過した低氣壓について脈動を調べると,低氣壓の中心の觀測所からの距離によらず,前と同様中心が銚子沖に行つた時に脈動の振幅は大きくなつた.更に風と脈動との關係を見る爲に昭和13年9月1日に關東地方を襲つた颱風を見ると,此は東京に於いて風速の記録を破つたが脈動は大きくなかつた
Microseisms of Four Seconds Period observed with Horizontal Seismographs
東京本郷に於いて記録されたQ1型と大森博士に名付けられた週期約4秒の脈動を調べた.第一に今村式簡單微動計の南北動の記象の一部(第2圖)を野口式調和分析器によつて分析した.その結果,振動週期3.8秒と4.3秒に當るものの振幅が大きかつた(第3圖).今迄には脈動の週期は,色々の週期の觀測される囘數の頻度分布から求められてゐたので,比較の爲その方法を同じ記象紙について用ひた(第4圖).此の地震計の週期は約6秒で脈動の週期が4秒であるから記象に共鳴の影響が入つてゐる恐れがあるので,此の心配が理論上ない様に週期の長い大森式地震計の記象で前の測定と殆ど同時刻の部分をとつて頻度分布を調べた(第6圖).其の結果でも週期約4秒の所に頻度の極大が現はれた.要するに方法を變へても得られた翌期は等しかつた
Preliminary note on the Coralliidae of Japan
Volume: 26Start Page: 623End Page: 62
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