2,425 research outputs found

    ツチ ノ シュウシュク トクセイ ニオヨボス ドジョウ コウゾウ ノ エイキョウ

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    【はじめに】土の収縮現象に関する研究は古くから注目されてきたが,粘性土の収縮挙動に関わる因子は多く,それらの因子を分離し検討することは困難であったので,量的な把握が主になされてきた.そしてその結果は土の分類,路床土の判定や凍上性の推定などに利用されてきた.しかし近年,収縮現象は土壌構造との関連での検討が多く見られる.例えば,不攪乱土と練り返し土の収縮挙動を測定することにより,土壊の巨視的な構造の発達の程度が量的に表わせることや,粘質土の物理的挙動に及ぼす吸着カチオンの影響について,土・水系の構造の観点から検討し,収縮特性を粒子配列との関連で整理したもの,さらには,個々の団粒の乾燥脱水による収縮挙動から団粒の形状特性を評価し,体積収縮過程をpFで整理し,その結果を団粒の構造性と関連づけている報告等がある.このように土の収縮現象に関する研究は量的把握から質的把握へと急速に進んできている.本研究は土の構造との関わりのもとで,異なる粘土鉱物をもつ3種類の試料を用い,締固め土の収縮特性について検討し,次に吸着カチオンがどのように収縮挙動およぴ土の構造に関わるかを明らかにしようとするものである

    スナ ネンセイド コンゴウド ノ シメガタメ オヨビ コウガクテキ セイシツ ニ カンスル ケンキュウ

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    【はじめに】前報では,庄内砂丘砂を供試土とし,その締固め特性およびCBR特性について明らかにした.その際,現場CBRと室内CBRを比較すると,供試体の物理的条件が同じであっても,両者の聞には著しい差が生じることが分った.その理由としては,粗粒子間に存在するごく少量の微細な粒子の影響が明らかとなり,この問題の詳細な検討の必要性が指摘された.一方,CBR試験は主に路床土を対象にして,その強度特性を知ることを目的として行われる試験であるが,現場で路床土は締固め後の降雨,あるいは地下水位の変動,乾燥などの自然的環境の変化の影響を受けることになる.その結果CBRは種々変化することになるが,路床土としては最も弱いCBRを対象として,その舗装厚さを設計するのが常である.そのためCBR試験には水浸CBR試験があるが,粘性土では特に水浸による強度特性の変化が問題となろう.したがって粘性土についての水浸,非水浸CBRの詳細な検討も行われている.ここでは対象とする試料は砂ではあるが,砂の中に含まれる微細粒子(主として粘土分)の効果を切らかにすることを目的としたため,当然のことながら粘性土だけの場合と同様,水の影響を十分に受けることを考えなければならない.そこで筆者らは,まず砂の中に含まれる少量の微細粒子に着目し,砂-粘性土混合土の締固め特性を検討し次に,締固め曲線に沿う測点での水浸,非水浸CBR,および透水性を検討した.その結果,二,三の知見を得たのでここに報告する

    ジバン ノ ジョウジ ビドウ ト ソノ キホンテキ カイセキ

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    【はじめに】わが国は世界でも有数な地震国の一つであるが,常時微動の震動性状が自然地震とも深い関係があることがわかっている.また,常時微動は弾性波探査や,電気探査などのように,地盤の構造を知るための物理探査の一手法として利用され,地震工学の分野だけでなく土質工学,建設工学の分野にも役立っている.特に,新潟地震,日本海中部地震などにより飛躍的に研究が進んだ液状化問題との関連など,今後,益々研究が期待されている.本研究は,当初,導入した,常時微動解析装置(コンピュータはOKITAC-system50)による研究成果のうち,特に基本的問題を検討した部分について報告するものである.また,過去,長年にわたって卒論研究として,様々な地盤の常時微動解析を行ってきた結果,膨大なデータを集めることができたが,本研究では,基本的な諸問題,例えば,高速フーリエ変換(FFT)における観測波形の問題,サンプリング周期の検討,さらに,測定上の問題として,低域フィルタの有無,振動の方向性に対する問題などを検討する.そのためには,地盤が均一で大きな構造物がそばにない所と,堤防のような,すなわち構造の明確な長大構造物のある所をはっきり区別でき, しかも何年間も測定を行っている八郎潟干拓地地盤が最適と考え,それを対象に検討することにした

    Fundamentals of Human Brain Function

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