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    ICT(ナーシングスキル™、タブレット型端末)を活用した基礎看護技術の学習支援の実際- 環境調整技術における活用 -

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     看護基礎教育における看護技術習得には、学生の状態に応じた教育内容や教授方法の検討が必要であり、学生の技術習得の際には、オンライン環境でいつでも標準的な看護技術の映像などを確認することができるツールの活用が望まれる。 そのため、A大学看護学科では、一年次より看護技術を映像とe-ラーニングで確認・習得するナーシングスキル™日本版を導入し、授業や授業以外でも看護技術をオンラインで自己学習できる学習環境を整えることで、学生のスキル向上の促進を目的としている。また、学生にタブレット型端末を貸与して、e-ラーニングツールなどへのアクセシビリティを高めるよう支援している。 そこで本稿では、看護技術オンラインツール(ナーシングスキル™)と学生に貸与しているタブレット型端末を活用した看護基本技術Ⅰの環境調整技術の単元について、授業構成を含む学習支援の取り組みの実際について報告した。また、演習の事前・事後課題におけるナーシングスキル™の活用結果を分析し、タブレット型端末による学生の看護技術の撮影の活用方法について考察した

    有効積算温度を用いたエダマメ品種の収穫適期予測法

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    エダマメは,小中学校における栽培学習の教材として多く用いられているが,収穫適期が夏休み中になり,生徒に収穫を体験させられないという失敗が多い.本実験では,エダマメ6品種を用いた2年間12回の栽培実験を行い,播種日から収穫適期までの日数と,その期間の気温との関係を解析した.その結果,早生・中生品種について,気温データのみを用いる有効積算温度法により収穫適期の予測が可能であることが示された.また,平年並み気温の年であれば,年度を越えて適用できる計算法の可能性が示唆された.エダマメをマルチビニール無しの畝に直播きする圃場において,収穫適期を夏休み期間から外すためには,宮城県では6月中旬播種・夏休み後収穫の栽培時期が望ましいと考えられた

    e-learning を活用した環境調整技術の学習支援に関する一考察- ベッドメーキング技術に焦点を当てて -

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    [背景]看護基礎教育における看護技術教育は、看護技術の習得に向けて、学生個々の状態に応じたきめ細かい教育と指導が必要となる。また、学生の自己学習においても、正確な看護技術を何度も繰り返しWeb上で確認ができるe-learningの導入が進んでいるが、環境調整技術のベッドメーキング技術について、e-learningを用いた映像視聴などの学習支援を検証した調査は少ない。[目的]看護技術の環境調整技術のうち、ベッドメーキング技術に着目し、看護技術e-learning(ナーシングスキル™)を用いたベッドメーキング技術の習得に関する学習の取り組みを明らかにし、その課題を検討すること。[研究方法]看護系A大学1年生114名を対象とし、ナーシングスキルTM上の「ベッドメーキング」の映像等の映像視聴回数と、ベッドメーキングチェックリストの映像視聴回数をweb上で確認するとともに、ベッドメーキングチェックリストの自由記述欄に記載を求めた。[分析方法]映像の視聴回数とベッドメーキングチェックリストは単純集計とした。ベッドメーキングチェックリストの自由記述は、内容分析の手法で分析した。[結果]ベッドメーキング技術コンテンツへのアクセス回数は演習事前課題が246回で、演習事後課題125回に比べて多かった。手順の視聴は演習事前・事後課題ともにナーシングスキル映像、オリジナル映像、基本事項、チェックリストと比べて最多であった。ベッドメーキングチェックリストの自己評価では、シーツを三角形に作り敷き込む技術は、学生の修得が難しい技術であることが明らかになった。[考察]今後は、全員が映像を視聴して演習に臨む働きかけが必要である。また、シーツを三角形に作り敷き込む技術は難しいため、教授方法の再検討が課題である

    Life Science Research Center, Division of Drug and Structural Research

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