281,196 research outputs found

    Expectation and Anxiety about Junior High School Life in Elementary School Sixth Grade

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     本研究では,小学6年生97 名(男子44 名,女子53 名)を対象に,中学校生活に対する期待と不安について,質問紙による調査と小学校訪問の効果の検討を行った。調査に参加した児童は同一の中学校区にある3つの小学校に在籍する子どもたちで,3つの小学校のうち,1校は中学校に隣接しており,他の2校は中学校から離れた場所にある小規模校であった。分析の観点としては,中学校生活に対する期待と不安に関して,⑴規模や環境の異なる小学校間の差と性差の検討,⑵期待と不安のタイプ分類,⑶中学1年生による小学校訪問の効果の検討をとりあげた。分析の結果,性差およびタイプ分類における男女比率の違いなどが示された。規模や環境の異なる小学校間の差,および小学校訪問の効果については,方法を改善してさらなる検討を重ねていくことが必要であると考えられた

    Physics Education at the Vocational Education Schools in Bavaria, a State of Germany

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     ドイツ・バイエルン邦の職業教育諸学校に焦点を当て, いわば学校教育法,同施行規則,学習指導要領などを手がかりにし, 普通教育諸学校との対比などから物理教育を整理してきた。学校は,中等教育段階が分岐するフォーク型の普通教育諸学校と中等教育段階に属する多様な職業教育諸学校などに,峻別されている。中等教育段階に属する普通教育諸学校には教科物理があるが,職業教育諸学校ではなかったり,多くの授業時間数が配当されているなど多様であり,教科物理がある職業教育諸学校の学校種・科などでも,熱,原子,光,天文などを扱わないという偏りがあった

    ガッコウ ケンキュウ オ ハシラ トシタ ガッコウ ケイエイ ノ ケントウ : ドウリョウセイ オ タカメル ガッコウ ケンキュウ ノ アリカタ

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    学校研究は,多くの学校において,主に授業力の向上を図る目的で授業研究を中心に行われている。教師の指導力につながってはいるものの,学校経営との結びつきという点では不十分であると感じている。そこで,本研究では,学校研究を柱とした学校経営の在り方について検討し,より良い学校を目指すためにはどのような学校研究が望ましいのか,その具体的な内容や方向性を提案していく。また,学校研究の充実のためには,教師の同僚性を高めることは不可欠であり,その在り方についても考察していく。 [キーワード] 学校研究,同僚性,教員の資質能力,授業力, PDCAサイク

    ヒビ ノ シドウ ニ イカス ガッコウ ヒョウカ ノ アリカタ : ガッキュウ ケイエイ トノ カンレン オ トオシテ

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    学校では学校評価を学校改善のためのツールとして活用し,自己評価や外部による評価の結果を経営改善に生かす努力をしている。本研究では,学校評価を効果的に活用してよりよい学校づくりにつなげるために,設定した目標を全職員で共有する取り組みや外部の評価の積極的な活用,結果の公表による保護者や地域との連携協力の在り方について検討した。また,学校評価の考えを学級経営にも取り入れ,学級を外に開いてそれぞれの学級経営を見直し改善していくことで,学校全体の活性化につなげることを試みた。 キーワード:学校評価, 小学校の学級経営, 効果的な活用, 連携協

    英語の音と綴りについて ― 小学校における英語指導の準備 ―

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    本研究は,日本の小学校の外国語活動(英語)および中学校の外国語科(英語)で使用されている検定教科書の語彙を対象に,どのような発音がどのように綴られるのかを調査したものである。英語の語彙全体を調査対象とした先行研究では,どのような発音がどのように綴られるのかを予測する規則がいくつかあることが実証されている。本研究では,先行研究で挙げられている綴りと発音についての高い予測力を持つ規則が,小学校や中学校の学習語彙でどの程度の予測力を持つかを調査した。その結果,英語全体の語彙を調査した結果と大幅な違いは見られないものの一部の語彙については注意が必要であるという結論に至った

    Research and analysis on school health in the state of South Australia, Australia

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    本研究では,オーストラリア,サウスオーストラリア州の学校20校を対象に,学校保健の現状について,ならびにスクールナースが配置されていない公立学校と配置されている私立学校の現状について調査分析し,養護専門職が配置される意義について質問紙法と直接面談法により検討した。サウスオーストラリア州の学校保健は教師,事務職員,外部保健機関,保護者などが関与し,連携と同時に役割分担がされていた。また,公立学校の保健従事者と私立学校のスクールナースの分析では,意識や職務内容に違いがあり,スクールナースなどの養護専門職が果たす役割は大きいと考えられた

    人口減少社会における学校の役割について : N県N市の学校統合の事例をもとに

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     人口が減少するわが国では,学齢期の児童生徒も減少しており,学校数の減少,学校規模の縮小という現象が見られている。これに対し,国はキャリア教育の推進,学校を拠点とする地域づくりなど様々な政策を打ち出すとともに,文部科学省は平成27年(2015),「公立小学校・中学校の適正規模・適正配置等に関する手引き」を示し,学校の統廃合を進めようとしている。しかし,統廃合によって小・中学校がなくなることは子育て世代の人口流失など過疎を招き,その学校をもつ地域の衰退に直結する。そこで小論では,ある地方都市の教育委員会が実施した学校統廃合説明会の議事録分析をもとに,人口減少の中で地域住民が学校に対してどのような役割を期待しているのかを明らかにしようとした。その結果,学校は教育の場であり,地域のまとまりの象徴,地域活動の対象,地域住民の誇りなど様々な役割を担っていることが分かった

    [Note] Issues of School Lunch in Osaka

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    大阪における学校給食は、1985年の学校給食の民営化(民間委託)によって、大きく変えられてきた。また、大阪では1996年7月堺市の小学校給食におけるO-157 (腸管出血性大腸菌O-157、以下O-157 と称する) 食中毒の発生は忘れられない事件である。豊かで安全な学校給食を実現することは、大阪府民の願いである。大阪における中学校給食の実施率は低く、中学校給食の実施は解決すべき重要な行政課題の一つとなっている。本稿では、上記のことを考えるために、大阪の学校給食の現状について分析した

    Institutionalized Institutions: Classification of Higher Education Institution in BRICS Countries

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    高等学校分类是有效提高高等教育质量、促进高等教育内涵式发展的前提,也是当前教育研究与实践当中的热点问题。高等学校分类在不同国家有不同特点,同所在国国情、高等教育发展特色和价值追求相适应。本研究旨在以“金砖国家”巴西、俄罗斯、印度和南非为研究对象,探讨各国高等学校分类的体系和特色,并比较其异同。 巴西高等学校按办学主体的不同可分为公办学校和私立学校两大类。其中,公办学校从办学主体的行政序列上可分为联邦高校、州立高校和市立高校等类型。私立高等学校依据经费来源及办学主体差异涵盖教会学校和社区学校两类。私立学校是巴西高等教育的主体,巴西有近八成高校学生就读于私立高校。按学科关系,巴西高等学校涵盖大学...Classification of higher education institution is a priority topic both in higher education research and praxis. Classification initiates are quite different and highly featured in different targeted nations. This study aims at comparing and analyzing the classification praxis in four developing nations, viz. Brazil, Russia, India, as well as South Africa. Brazilian higher education can be catego...学位:教育学硕士院系专业:教育研究院_教育经济与管理学号:2572014115182

    Understanding Current Status and Issues about Information Ethics Instruction in Elementary and Junior High Schools : Through a Comparison of Curriculum and Issues in Elementary and Junior High Schools

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    情報モラル指導に関して小学校と中学校を対象に,指導計画等の有無,実施している教科等と時数,具体的な指導項目についての指導の必要性,実際の指導項目,指導上の問題点等について調査を行った。指導項目別の必要性を比較した結果では小学校・中学校ともにどの項目についても指導の必要性を感じているが,実際の指導時数・指導項目は,小学校よりも中学校の方が多く,中学校では全校・学年の朝会・集会等の時間も使用して指導していることが分かった。小学生よりも中学生の方が情報機器やネットワークの使用が多くなるためと思われるが,小学校においても情報モラル指導の必要性を感じていることを併せて考えると,今後,小学校段階から計画的な指導を実施していくことが必要と考えられる。また,小学校と中学校に共通して指導の必要性を強く感じているのは,仲間とのネットコミュニケーションにおけるルール・マナー等の指導であることが分かった。さらに,情報モラル指導を実施する上での問題点としては,小学校と中学校に共通して,教師自身が新しいネットワーク上のコミュニケーション手段やそこで起こっている問題についての知識不足を感じていることが分かり,今後,教員研修等の在り方についての検討が必要と考えられる
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