534 research outputs found
A case of neonatal and infantile gastrointestinal allergy presenting bloody stool and bilious vomiting diagnosed with allergen-specific lymphocyte stimulation test.
新生児期に血便、下痢、嘔吐等の消化器症状が出現した場合、軸念転や壊死性腸炎といった危急的外科疾患の鑑別が必要だが、近年増加している新生児-乳児消化管アレルギーであることも多い。食物アレルギーの診断において通常は抗原特異的IgE抗体(以下RAST)が有用だが、新生児の新生児-乳児消化管アレルギーではRASTは陰性になることが多く確定診断がしばしば困難である。近年、そうした例に対してアレルゲン特異的リンパ球刺激試験(以下ALST)の有用性が報告されている。今回、我々はALSTが診断確定に有用であった新生児-乳児消化管アレルギーの1症例を経験したので報告する
クシャラ・スートラの現代医療への応用 : 182例の痔凄治療成績
富山医科薬科大学外科学第2 教室の私共グループは, 1986年7 月からスリランカ国立パンダラナイケ記念病院のウパリ・ピラピテイヤ博士と本学和漢薬研究所難波恒雄教授の協力のもとに, インド伝承医学・アーユルヴェーダ( Ayurveda ) の一つである痔瘻の治療, クシャラ・スートラ( Ksyara Sutra )を試み, 満足する結果をえたので, その治療成績について報告し本治療法の概要を紹介する。痔痩の治療は手術的に開放創とするのが最も基本的治療法とされており, 非手術的に治癒を期待することは幼児痔棲以外は不可能とされている。このインド伝承医学治療の一つである痔痩にたいするクシャラ・スートラは非手術的治療に分類されてもよい治療法の一つである。従って本法は外科的に剪刀を用いたり, 切開を加える治療法ではない
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