152 research outputs found

    黄体形成ホルモン(LH)分泌促進作用に対する温経湯の効果

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    (要旨)近年、社会において女性に進出がめざましくなり、それと同時に若年性更年期障害、月経異常や不妊症などが増加傾向にある。漢方薬は、人類が長年にわたる使用経験によってその効能・効果が認められ薬として評価されたものである。漢方薬には、多種多様な成分が含まれ、薬理作用はこれらの含有成分が複雑に作用し発現している。特定の薬理活性に焦点を絞った場合、化学的な医薬品とは異なり単一成分でのその漢方薬のもつ薬理活性を説明することは非常に難しい。しかし、漢方薬が広く普及するにつれて、薬理活性の作用機序に関する科学的根拠となるデータが集積され、徐々に有効成分の発見や作用機序の様態が見いたされるようになってきた。その代表例として、六君子湯のグレリン分泌促進作用がある。これまで、数ある漢方薬の効能・効果の研究において、細胞を用いたinvitro レベルでの報告しかなされていなかったのに対し、六君子湯の研究では、初めてラットを用いたin vivo レベルでの報告がなされている。一方、排卵障害による月経異常・不妊症治療に用いられている温経湯の効能・効果については、疫学研究やin vitro レベルでの研究しかなされていないため、その作用部位や作用機序は明らかにされていない。本総説では、温経湯の効能・効果に対する研究経緯と今後の漢方薬の発展について述べる

    Studies on regulatory mechanisms of thyroid-stimulating hormone secretion in amphibians

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    制度:新 ; 文部省報告番号:甲1888号 ; 学位の種類:博士(理学) ; 授与年月日:2004/3/15 ; 早大学位記番号:新376

    リュープロレリン酢酸塩11.25mg 製剤から22.5mg 製剤への切り替えにおける前立腺癌治療患者の認知度と意識調査

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    2015年12月,24週に1回皮下投与するリュープロレリン酢酸塩22.5mg 注射剤(6ヵ月製剤)が前立腺癌または閉経前乳癌の効能・効果にて発売となり,利便性や患者の負担軽減について期待されている。当院においては発売後の翌月に採用となったが,2016年9月現在では前立腺癌の患者に1例も使用されていなかった。そのため,同年10月,12週に1回皮下投与するリュープロレリン酢酸塩11.25mg 注射剤(3ヵ月製剤)を使用している患者78名に対して,6 ヵ月製剤の認知度のアンケート調査を実施した(回収率84.6%)。その結果,ほとんどの患者は6ヵ月製剤が発売になったことを知らず(92.4%),6ヵ月製剤に変更したいかの問いには,医師にお任せするが78.8%を占めた。また,アンケート後に6ヵ月製剤に変更になった患者40名に対し,6ヵ月製剤の満足度アンケート調査を実施したところ(回収率75.0%),医療費が安くなったという実感がある患者は33.3%であった。身体的な面では,注射時の痛みが減ったと回答した患者は70.0%,注射部位の発赤や硬結の症状はかわらないと回答したものは80.0%であった。以上の結果より,患者は新規薬剤に関する情報が不足しているケースもあることから,治療に対する患者の満足を高めていくためにも,医療者が積極的に最新の情報提供をおこなっていく必要性が示唆された

    ニホン ウズラ オス ノ ケッショウ テストステロン ノウド ノ ニチナイ ヘンドウ

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    ニホンウズラ雄における血漿テストステロンの日内変動を14L : 10D(4時点灯)の照明条件下で調査した。その結果,血漿テストステロン濃度は5時,7時,17時に低い値(4ng/ml前後)を示し,9時から15時の間は5~6ng/mlの安定した値で推移した。また,暗期には6ng/ml以上の高い値を示した。This study was carried out to clarify the daily variations in plasma testosterone in Japanese quail. Birds were kept under daily 14h (0400-1800) light and 10h darkness. Concentrations of testosterone were measured by the time-resolved fluoroimmunoassay. Plasma testosterone concentrations showed low level (before and after 4ng/ml) at 5:00, 7:00 and 17:00, and changed by the value that 5-6ng/ml became stable during 9:00-15:00. High value beyond 6ng/ml was shown in darkness

    Sex differentiation of estrogen receptor‐α immunoreactive cells in the rat brain.

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    修士論文要
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