114 research outputs found

    エベロリムスによる薬剤性肺障害の一剖検例

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    分子標的薬投与後、致死性の薬剤性肺障害をきたし、病理解剖となった症例を経験したので報告する。症例は60代男性。腎移植時、移植床作成のため摘出された町勢に腎癌を認めた。2年間再発無く、腎移植をおこなった。移植後再発し、病勢の進行を認め、エベロリムスに薬剤を変更し化学療法を継続した。投与開始後49日より呼吸困難が出現し、画像所見とあわせ臨床的に薬剤性肺障害と診断された。ステロイド投与により画像上は改善を認めていたものの、初回投与から119日目に呼吸不全により死亡した。病理解剖所見では肺は多彩な組織像を呈しており、薬剤性肺障害として矛盾しない所見であった。本邦ではエベロリムスによる薬剤性肺障害の組織学的解析がなされた症例はなく、貴重な症例であると考えられる

    令和3年度ベストティーチング賞受賞教員の授業について ―更なる授業改善を目指して(第6報)―

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    令和2年度から続くCOVID-19の感染拡大を受け、遠隔授業を含めた様々な授業形態が実施されてきた。令和2年度に引き続き、非同期的なオンデマンド型方式による遠隔講義が継続されたが、それとともに、感染拡大防止の方法が徐々に確立され対面講義も復帰してきた。そして、遠隔講義と対面講義のバランスによって、7種類に分類された講義形態が崇城大学では一般的に確立されており、各科目の特性に応じて講義が実施された。令和3年度においては、ベストティーチング賞(BTA)の枠組みが、令和元年度と同様のものになり、受講者数による区分とSILC教員の区分で表彰された。多くのBTA受賞者は、学生の授業受講への不安を払拭したり、学生と教員、学生間のコミュニケーションを促したりすることで、授業への取り組みを向上させる工夫が見られた。さらに、学生への丁寧な対応や学生に敬意を払うことなど、学生を一人の大人として取り扱っていくことも重要視された。このように学生に対して謙虚に対応する姿勢や熱意が、授業改善や授業技術の向上に影響をもたらしており、各教員の施策が学生を高いモチベーションへと促していることが示唆された

    Actual condition of the environment · CSR activities of listed companies headquartered in Chiyoda-ku, and CSR activities and is one of the research studies associate the environmental management system of its own. The policy recommendations that against the Chiyoda ward.

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    千代田区は、昼間人口は夜間人口の20倍にもなるという、他に類を見ない特徴的な地域である。この特徴的な地域を形成している主体は、区内に存在する多くの企業であり、その関係主体である。このようなくない企業とその関係主体の環境意識と環境行動が地域社会の環境へ与える影響は計り知れないものがあると思われる。そこで、千代田区内に立地する企業とそれに関連する行政の環境意識及び環境行動の実態把握と主体間連携について調査研究を行った。(第一章より
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