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経口気管内挿管チューブの 2 面固定法における安全性-看護ケア前後の挿管チューブのズレからの検討-
経口気管内挿管チューブの固定法は,患者の状況に応じて 4 面固定法,3 面固定法,2 面固定法が推奨されている.4 面固定法は最も固定力が強いとされているが,口腔内の観察や口腔ケアが行いにくく人工呼吸器関連肺炎の発生にも影響があるとされているおり,2 面固定法も取り入れられている. しかし,2 面固定法に関して挿管チューブの固定力を十分に検討した研究はなく,2 面固定法で看護ケア(口腔ケアや体位変換など)を行った際に挿管チューブのズレがないか疑問が生じた.本研究では, 2 面固定法においての看護ケアに対する挿管チューブのズレを明らかにし,2 面固定法の安全性を検討した.鎮静剤の有無別,鎮静スケール(RASS)の値別では,挿管患者のチューブ固定のズレに差はなかった.また,体位変換,口腔ケア,清拭の看護ケアの前後においても 2 面固定法でのズレは 0 ~ 6㎜の間 で安全性が維持できてい
EPA インドネシア看護師候補者の日本の職場環境への適応に関する研究
本研究では、今後のインドネシア人看護師候補者受け入れの課題を明らかにするために、EPA 看護師候補者の職場環境への適応の実態に焦点を当てて問題点を抽出し、日本とインドネシアにおける看護教育制度や社会文化的視点から分析考察した。3 名のEPA 看護師候補者と3 名の受け入れ病院支援看護師に半構成個人インタビューを実施した。EPA 候補者と支援看護師の双方の視点で共通して浮かび上がってきた課題は、<日本語学習対策><経済状況の認識><看護観のズレ><食べ物・宗教などの異文化理解>< EPA 候補者の来日する意味への困惑>であった。支援看護師もEPA 候補者も、それぞれの立場で努力を続けてきたが、EPA 候補者受け入れの目的に関する認識に双方のずれがあり、その困惑が学習面、経済面、看護面、日常生活における文化の違いによる不安と複雑にからみあって、EPA 候補者の職場への適応を阻害していると思われる。日本語学習支援のありかた、EPA の目的の明確化、看護の相互理解など、根本的に見直す必要性が示唆された
P-4. 栄養素等摂取量と脳卒中のリスクファクターとの関連に関する研究(ポスター発表,保健・医療・福祉サービスの充実のために,2007年度青森県保健医療福祉研究発表会抄録)
国立情報学研究所の「学術雑誌公開支援事業」により電子化されまし
P-1. 健康指標JHPIの加齢による変化について(ポスター発表,保健・医療・福祉サービスの充実のために,2007年度青森県保健医療福祉研究発表会抄録)
国立情報学研究所の「学術雑誌公開支援事業」により電子化されまし
固定用ベルトを使用した等尺性膝伸展筋力測定方法の検討 : 試行回数と非測定側下肢支持の影響
本研究では,より正確な膝伸展筋力測定方法を確立することを目的として,筋力測定試行回数と非測定側下肢の接地条件の違いが測定値に与える影響について検討した.対象は,健常成人25名の両下肢,計50脚である.まず等尺性膝伸展筋力測定を非測定側下肢が台上に接地した状態で左右4回実施した.次に日を変えて,非測定側下肢を接地させない条件で筋力測定を3回実施した.測定回数内の膝伸展筋力最大値を採用した場合,測定回数が多くなるにつれ,有意に最大値は大きくなった.右脚・左脚とも,1-4回目の最大値と1回目測定値,1-2回目最大値間に有意な差を認めた.1-3回目の最大値を採用した場合,下肢接地時の膝伸展筋力値は右脚48.2±12.0kgf,左脚46.9±13.9kgf,非接地では右脚41.3±11.9kgf,左脚39.6±12.2kgfであり,両脚ともに有意差を認めた(p<0.01).以上のことから,最大値を得るためには非測定側下肢を接地させた条件で,3回の試行が望ましいものと考えられた
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