裏表紙（英語目次）

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Characteristics of Nursing Students’ Approach in Their First Experience of Collecting Information from Simulated Electronic Medical Records

application/pdf学生が初めて模擬電子カルテから行う情報収集方法の実際を明らかにすることを目的として、2年次学生8名を対象者として調査を行った。対象者が行う模擬電子カルテからの情報収集方法(閲覧順序・内容)を観察するとともに、閲覧順序の理由と情報収集状況について質問した。 模擬電子カルテの閲覧の順序は、全対象者が患者基本情報からであった。約3～4分の患者基本情報の閲覧後、「診療録(医師記録)」または「注射•内服指示」の確認をするものに分かれた。「注射•内服指示」は7名の学生が閲覧していた。情報収集方法の理由として「記録用紙の基本情報を埋めようと思った」「書けるところから書こうと思った」など記録用紙の記載を目的として順序を決定していた。しかし、情報収集状況について「できなかった」との回答者が多かった。よって、学生たちが必要な情報の優先順位を考えて効率的に情報収集を行えるような教育方略の検討が必要であることが示唆された。departmental bulletin pape

Learning the Prevention and Mitigation Measures Required During the Quiet Period of Disaster Cycle: Curriculum of Disaster Nursing at JRC Toyota College of Nursing

application/pdf災害サイクル静穏期における防災・減災対策について学ぶことは、災害を我が事としてとらえ、 未然に準備をし、いざというときにその知識や技術を活用することで、被害を最小限に抑えるとともに、その後の復興にも大きな意味を持つ。医療職は、災害発生時に災害医療を担う人材として、 看護師だけでなく医師をはじめ他職種とも連携し、人命救助から避難生活での健康被害防止という、 発災直後から中長期に渡る関与が必要とされている。本学では2020年のカリキュラム改訂で、内容を具体的にし、災害時にどのように動いたらいいかイメージできるような構成とした。また、卒業後の実践をイメージし、それぞれの施設で看護師として働くことを念頭においた演習を組み入れた。これにより、今までの机上での学びから、具体的に考え行動できる学びとなった。departmental bulletin pape

執筆要領

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投稿規程

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Social Environmental Factors Influencing Home Death Rate: An Interrupted Time Series Analysis Focused on the Change of Social Security System

application/pdf日本では1950年頃まで死亡場所の約8割が自宅であったが、1970年代には病院死が在宅死を上回った。介護保険法の施行や新型コロナウイルス感染症の流行などが、看取りの場所に変化を与えている可能性がある。そこで、本研究では自宅で死亡する者の割合(自宅死亡割合)の変化を時代背景から検討することを目的とした。人口動態調査の自宅での死亡率について分割時系列解析を行った。その結果、1951年から2019年まで自宅死亡割合の減少傾向がみられたが、2020年には急激な増加を示した。減少傾向の背景には、国民皆保険制度や老人医療費の無料化が影響していた。また、訪問看護ステーションの開設や介護保険制度は自宅死亡割合の減少を緩やかにした。新型コロナウイルス感染症の流行 は自宅死亡割合の急激な増加に影響した。自宅死亡割合の減少や増加には医療技術の進展や医療保険制度•社会福祉制度の制定、感染症流行などの時代背景が複合的に影響していると結論された。departmental bulletin pape

FORWARD

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Construction an Anaphylaxis Prevention Program for Children aged 0 to 2 with Food Allergies at Nursery Schools

日本赤十字豊田看護大学Japanese Red Cross Toyota College of Nursing博士2024(令和6)年度application/pdfthesi

Development of a Pharyngeal Residual Removal Care Program to Prevent Post-Swallowing Aspiration in Older Adults Requiring Long-Term Care

日本赤十字豊田看護大学Japanese Red Cross Toyota College of Nursing博士2024(令和6)年度application/pdfthesi

Reassessing Short-Term Overseas Training for Preparing Nursing Students for International Roles: Outcomes and Future Prospects from the Australia Program

application/pdf日本赤十字豊田看護大学では、赤十字の世界性に照らし、国際的視野を備え、国内外で活躍できる人材の育成を目指し国際交流委員会を中心に短期の海外研修を企画・実施している。本研修は当初、英語カ向上を主目的とした英国語学研修として始まった。その後、回を重ねる中で、イギリスの医療制度やボランティア精神、異文化理解などの学習要素を加えて、研修の充実を図ってきた。しかし、世界的な新型コロナ感染拡大の影響で研修は中断を余儀なくされた。この機会を活かし、研修再開に向けて以下の3点の改善を図った。第一に、単位を付与しない正課外研修であっても、大学のディプロマポリシーとの整合性を明確に持たせた。第二に、研修の成果を最大限に引き出すために、事前・事後学習を含めた十分な教育活動を整備した。第三に、各施設の見学目的や目標を明確にし、それに沿った研修内容を組み込んだ。本稿では、2023年度にオーストラリアで再開した短期研修のプログラムの策定、研修内容、成果を報告し、これらの改善点を踏まえた今後の研修のあり方を提示する。departmental bulletin pape