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    女子大学生の1日の食事に含まれる脂質成分

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    本研究では、女子大学生の⚑日の食事として、グラノーラ、牛乳、バナナの朝食、本学学生食堂の和食定食の昼食(主菜として鮭のあんかけ)および鶏から揚げ弁当を夕食として想定し、それらの脂質成分と構成脂肪酸を分析した。供試した⚓食の食事(摂取重量:1,392g、摂取エネルギー:1,755 kcal)の脂質量の合計は54.9 g となり、栄養計算値(48.0 g)よりも高かった。脂肪エネルギー比率は28%エネルギーとなり、日本人の食事摂取基準(2015年版)の目標量の範囲内であった。飽和脂肪酸と一価不飽和脂肪酸の⚑日摂取量は15.7 gと24.3 g となり、両者の摂取エネルギー比率(8.1%と12.5%エネルギー)は日本人の目標量(前者では⚗%エネルギー以下)あるいは最近の女性摂取量(後者の中央値では9.5%エネルギー)よりも高値であった。多価不飽和脂肪酸のn-6/n-3 比は4.0 であった。また、健康に良いとされているn-3 系多価不飽和脂肪酸の目安量を満たすためには、魚介類を主菜に選ぶ必要があることが確認された。リン脂質の量は⚓食のモデル食で併せて2.9 g で、既報の日本人成人の⚑日摂取量とほぼ一致していた。認知症予防効果が期待されるプラズマローゲンの供試した⚓食の合計値は約57 mg と推定された。なお、本研究は⚑日の⚑例だけの食事を対象としたものであり、今後、調査日数を増やして多様な食事パターンについて同様に分析を行う必要がある

    地域研究の成立

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    Study on the Purification Efficiency of Water by Aquatic Plants

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    In order to attain the sound and sustainable water environment, it becomes important to reduce the pollutant runoff rates, especially from the nonpoint sources. Of course, accomplishment of sewerage system helps to attain the above purpose. At the same time, it is well known that there are some problems, such as CSO that is the Combined Sewer Overflow, financial restriction for treatment of stormwater, and so on. From these reasons, removal of pollutants by constructed wetland becomes to be interested, recently. In this paper, treatment efficiency of pollutants such as nutrients by constructed wetland has first been discussed referring to the some examples. Next, the velocity constant of treatment has been investigated, correlated to the flow rate of wastewater into the wetland and the hydraulic retention time in the facility. Finally, purification efficiency of water by the constructed wetland has been evaluated, carrying out the field observation by a facility in the Nagasaki University

    基礎看護学実習Ⅰの学習効果の検討―学びのレポートおよび学生自己評価結果から―

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     本学では平成28年度より、入学早期に健康な対象者とのコミュニケーションを通した人間関係の構築が図れることを目的とし「基礎看護学実習Ⅰ」を実施している。本報告は、その学習効果を、学生の自己評価、および学びのレポートから評価し、実習指導および運営の在り方について示唆を得るものである。 アンケート調査では102名(回収率93.6%)の回答があり、レポートについては104名の協力が得られた。全ての目標に対して、「よくできた」「まあまあできた」を合わせた回答が90%以上であった。学びのレポートでは、実習目標の対象者への自己紹介およびコミュニケーション技法を用いた体験、自己のコミュニケーションの振り返りを通した自分の特徴および今後の課題の明確化に関する記述が多かった。異世代と関わる機会が少なく、コミュニケーション体験が少ないこれまでの環境で、日常あまり接したことのない対象との交流や、様々な体験を意欲的にできた満足感や達成感が高評価に繋がったことが伺われた。また、健康障害のある対象との関わりの難しさを予測し、コミュニケーションの重要性や看護職としての適応性についてを考える記述もあった。しかし、実習目標のコミュニケーション概念などの理解や、教員とのコミュニケーション(報告・連絡・相談)に関する学びの記述は少なく、実習目標設定および内容の検討の必要性が示唆された
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