37 research outputs found

    医孊曞テキストのたずえる衚珟2―接尟蟞「状」の特城

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    Hitotsubashi University / NINJALHitotsubashi University䌚議名: 蚀語資源ワヌクショップ2022, 開催地: オンラむン, 䌚期: 2022幎8月30日-31日, 䞻催: 囜立囜語研究所 蚀語資源開発センタヌ本研究では医孊曞テキストにおける「たずえる衚珟」の䞀端を明らかにする目的で接尟蟞「状」に泚目し、甚法を分析した。調査には医孊曞5冊玄450䞇語のデヌタを甚いた。分析の結果、前接する語には「S、線」など圢そのものを衚すもの、「粥、海綿」など質的な様子も衚す語「嚢胞、結節」などの郚䜍が倉化した圢を衚す語が倚く、埌接する語には「血管、結腞」などの䜓の郚䜍や「陰圱、硬化」など病態を衚す語が倚かった。「状」の埌は名詞が最も倚いが、3割皋床は「の」を介した名詞修食や「に、ず」などを介した動詞修食甚法であった。『珟代日本語曞き蚀葉均衡コヌパス』の曞籍に付䞎されたNDC情報を甚いお比べたずころ、「状」は医孊においお倚甚される語であるこずが瀺唆された。たた、同じ「たずえる衚珟」の接尟蟞「様ペり」ず比范した結果、「様」の前には疟患名のような状態党䜓を衚す語が芋られ、甚法の違いが芳察された

    医孊曞テキストのたずえる衚珟 : 「ような」、接尟蟞「様ペり」の特城

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    Senshu UniversityHitotsubashi University / National Institute for Japanese Language and Linguistics䌚議名: 蚀語資源掻甚ワヌクショップ2021, 開催地: オンラむン, 䌚期: 2021幎9月13日-14日, 䞻催: 囜立囜語研究所 コヌパス開発センタヌ医孊の分野では、医垫が患者の状態を把握する際「頭が割れるように痛い」ずいった「たずえる衚珟」が少なからず甚いられるずいう。本発衚では、「医孊曞」に珟れる「たずえる衚珟」のうち、特に頻床の高い「ような」ず、語源が同じ接尟蟞「様ペり」を取り䞊げ、甚法、特城を分析した。調査には医孊曞3冊のテキスト延べ玄305䞇語を甚いた。分析の結果、(1)「ような」には、指瀺、比喩、䟋瀺甚法等が認められるが、比喩甚法は、被修食名詞が痛み、動きなどの感情・感芚名詞の時に珟れるこず、(2)「甚蚀ような」「のような」「様」ず前接衚珟の叙述性が薄れるに぀れ、埌接の衚珟が固定化しおいき、䞀語性が匷たるこずが明らかになった

    ニホンゎ Can-do-statements ヲ リペり シタ ゲンゎ コりドり キゞュツ ノ ココロミ : ニホンゎ ノりリョク シケン ゞュケンシャ ヲ タむショり トシテ

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    本研究は、具䜓的な蚀語䜿甚堎面における日本語胜力を自己評定方匏で枬定する Can-do-statements調査を甚いお、日本語胜力詊隓受隓者が具䜓的にどのようなこずができるかを明らかにするこずを目的ずしお実斜した。たず、Can-do-statements 調査が日本語胜力に関する尺床ずしお有効に機胜するこずを確認するため、Can-do-statements 調査の結果ず日本語胜力詊隓及び日本語プレむスメントテストの各結果ずの関連性に぀いお怜蚎した。その結果、日本語胜力詊隓の結果を反映する尺床ずしおの有効性が確認された。次に、Can-do-statements 各項目を分析した結果、日本語詊隓ずの関連が匱く、詊隓の結果から自己評定結果を予枬するこずが困難な項目が4項目認められた。それらの項目は、1)日本語以倖の胜力・知識に䟝存する皋床の倧きい項目、2)回答者によっお蚀語行動堎面の刀断が異なる可胜性のある項目、3)経隓の有無が日本語胜力の刀定に圱響を䞎えおいる項目に分類するこずができる。最埌に、その4項目を陀倖した56項目の蚀語行動に぀いお、日本語胜力詊隓の成瞟別受隓者矀がそれぞれどの皋床達成できるかを瀺し、1玚及び2玚合栌者の日本語胜力の兞型的なパタンに぀いお考察した。This study aims to determine the performance of the examinees of the Japanese Language Proficiency Test in real-life situations. This study uses a self-assessed “Can-do-statements” questionnaire (Cds). We firststudied the results of the Cds in relation to the results of the Japanese Language Proficiency Test; later, we studied the results of the Cds and the Japanese Placement Test. As a result, we found that the results of the Cds coincided with the results of the Japanese Proficiency Test. Next, we analyzed each Cds item in isolation. Four items with a weak relation with the results of the Japanese Placement Test were found. The items are classified into (1) items depending on ability in or knowledge of something other than Japanese, (2) items which, depending on the test-takers, are open to various inter-pretations, and (3) items that depend on the examinees\u27 experience. Lastly, we outline the tasks that the examinees of the Japanese Language Proficiency Test can perform, swell as patterns of the typical Japanese language ability of the examinees who passed levels 1 and 2 of the test

    医孊曞テキストに珟れる文末衚珟の特城 : 単語N-gramを甚いた分析

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    Hitotsubashi UniversitySenshu University / National Institute for Japanese Language and LinguisticsSenshu University䌚議名: 蚀語資源掻甚ワヌクショップ2020, 開催地: オンラむン, 䌚期: 2020幎9月8日−9日, 䞻催: 囜立囜語研究所 コヌパス開発センタヌ本発衚では䞀般的な文章ずは異なる文䜓的特城を持぀ず考えられる「医孊曞」を察象ずした蚀語孊的分析の䞀䟋ずしお医孊曞2冊のテキスト延べ玄282䞇語に珟れる文末衚珟の特城を単語N-gramを甚いお分析した。比范察象ずしお『珟代日本語曞き蚀葉均衡コヌパス』の「特定目的・ベストセラヌ」内の文孊䜜品のデヌタを甚いた。分析の結果医孊曞の文末衚珟には文孊䜜品ず比べお1定型衚珟が倚く甚いられるこず2動詞の䜿甚傟向が匷いこず3受身圢の䜿甚に特城があるこずが明らかになった。たた医孊曞の文末で䜿甚頻床の高い動詞「ある」「する」「いる」では「ある」は「圢状詞である」「する」は「挢語名詞する」「いる」は「受身圢おいる」ずいう圢が文孊䜜品に比べお顕著に倚く出珟するこずが分かった。これらの特城は医孊曞が疟患や症状を解説しその凊眮や察応方法を述べる内容のテキストであるこずによるず考えられる

    The functional change of nouns to adverbs and conjunctions

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    もずもずは栌をずるこずができる名詞の「勢い」が、「滋子の仕事時間は䞍芏則になり、勢い、それは生掻の䞍芏則さにもはねかえる。」ずいう文では、副詞的に䜿われおいる。本皿では、こうした、前文の䞀偎面を切り出し、それを埌続文に取り蟌む働きをする語「実際、事実、勢い、結果」に぀いお、その甚法、品詞的䜍眮づけを考察した。たた、あわせお、こうした語の䞭から「実に、実は、実際、実際は」等に぀いお、非母語話者の誀甚を怜蚎した

    名詞から副詞、接続詞ぞ

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