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    HAコーティングが顎骨の応力分布に及ぼす効果 三次元有限要素解析と光弾性実験

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    純チタン製ワンピースインプラントの顎骨埋入部(インプラント部)にハイドロキシアパタイト(HA)コーティングモデルとノンコーティングモデルを用い、100Nの荷重を垂直と斜め45度から負荷し、顎骨への応力分布を有限要素解析法にて計算し比較した。ノンコーティングモデルでは、水直荷重の応力は80MPa前後でインプラント底部に集中し、斜め45度荷重では骨縁部に320MPaの応力を認めた。HAコーティングモデルでは、垂直荷重の応力はインプラント上部の皮質骨部に広く分布し、骨縁部で40MPa以下であり、斜め45度荷重では骨縁部に160MPaの応力を認めた。ノンコーティングモデル/HAコーティングモデルの顎骨内最大相当応力・最大相当歪値は、垂直荷重で103MPa・0.343/34MPa・0.008、斜め45度荷重で320MPa・0.098/162Ma・0.021であった。光弾性実験ではノンコーティングはインプラント底部周辺に、HAコーティングは顎骨上端部周辺に応力集中を認めた
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