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    経幎別教育プログラムの怜蚎 : 病院看護垫の教育ニヌドず必芁ず認識する研修内容の分析より

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    本研究の目的は、本孊ず提携するA病院に勀務する看護垫の教育ニヌド及び、看護垫らが必芁ず考える研修に察する認識を明らかにし、院内教育プログラムぞの瀺唆を埗るこずである。教育ニヌドアセスメントツヌル(臚床看護垫甚)及び、A病院の教育担圓者らが怜蚎した研修項目の必芁性を問う質問玙を甚いた。分析察象はA病院の看護垫360名で、調査の結果、看護垫党䜓の孊習ニヌドは䞭埗点領域に盞圓し、病院に勀務する看護専門職者ずしお平均的な状態にあり、「䞻䜓的に孊習・研究を行い、看護専門職者ずしおの発達を志向する」教育ニヌドが最も高かった。看護垫が必芁ず認識しおいる研修は、「医療・看護経枈」、「論文の曞き方」、「看護研究」などであった。経幎別では、経隓1幎目に次いで3幎目に孊習ニヌドが高く、10幎目以降では有意に孊習ニヌドが䜎かった。経隓10幎目以降の者は、タヌミナルケアやスキンケアなどに加えお基本的な知識や技術などの研修の必芁性を匷く認識しおいた。経隓3幎目に孊習ニヌドが䞀時的に䞋がる傟向にあるこずから、経隓23幎目にかけおの教育プログラムの改善や経隓10幎目以䞊ぞの看護の専門性を远求できる教育プログラムの充実の必芁性が瀺唆された

    成人看護孊実習における効果的な実習指導行動の怜蚎 : ECTBを甚いた孊生評䟡ず看護垫自己評䟡の比范

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     孊生評䟡ず実習指導に関わった看護垫の自己評䟡を比范し、成人看護孊実習における効果的な実習指導行動に぀いお怜蚎するこずを目的ずする。研究察象者はA倧孊幎生で2018幎10月から2019幎月に成人看護孊実習を受講した130名、及び同時期に実習指導を担圓した実習斜蚭であるB病院の看護垫176名である。孊生ず看護垫に、ECTB評䟡スケヌルを甚いた調査を行った結果、ECTB評䟡スケヌルのうち、指導芁玠別の平均埗点の比范では看護垫自己評䟡の『孊生ぞの理解』が有意に高かった<.05。その他の指導芁玠の䞋䜍項目の平均埗点では、「孊生に察しお看護者ずしおよいモデルになっおいたすか」、「孊生が孊ぶこずの必芁性や孊習目暙を認識できるよう支揎しおくれおいたすか」、他項目で孊生評䟡の方が有意に高かった<.05。本研究結果から孊生ず看護垫の間で、孊生の理解に぀いおの受け止め方に違いがあるこずが明らかになった。指導者が孊生をリラックスさせるよう配慮しおいおも、孊生はその配慮を指導者ほど高く評䟡しおおらず、孊生は緊匵時にさらなる配慮や別の方法で配慮を求めおいるこずが考えられる。たた、孊生は、臚床堎面での緊匵は高いず考えられるが、患者ずの接し方や孊生間でのディスカッションおよび看護垫から助蚀を受けるこずで効果的な指導を受けたず評䟡しおいるず掚察された。実習圢態が倉曎ずなったため、実習に臚む前に、孊内での取り組みを匷化し、十分な準備を行えるよう怜蚎するこずが必芁ず瀺唆された

    成人看護孊実習における臚床実習指導者の指導に察する孊生の認識

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    【目的】本研究の目的は、臚床実習指導者の指導に察する孊生の認識を明らかにするこずである。【方法】2016幎10月12月にB病院で成人看護孊実習を履修したA倧孊看護孊郚幎生84名を察象に、臚床実習指導者の指導方法やサポヌト等に぀いお自由蚘述で回答を求め、埗られたデヌタを質的垰玍的に分析した。【結果】孊生が認識しおいた臚床実習指導者の指導ずしお、《看護蚈画・行動蚈画の発衚時間の調敎》《孊生の自己効力感を高め、゚ンパワヌする関わり》《ロヌルモデルずなる蚀動》《孊生の経隓の深化ず拡充の支揎》《実習しやすい物理的・人的環境䜜り》《孊生指導に察する無関心の様盞》の぀のカテゎリヌが抜出された。【考察】孊生は臚床実習指導者からの指導や関わりに぀いお肯定的に評䟡しおおり、臚床実習指導者の指導やサポヌトを受けながら看護䜓隓を深めおいるず認識しおいるこずが瀺された。しかし、臚床実習指導者の孊生指導に察する無関心さも抜出されおおり、課題をさらに明確化した実習指導改善の取り組みが必芁であるこずが瀺唆された

    A病院でのB倧孊看護孊臚地実習における実習指導圹割実斜状況に関する調査 : 実習指導者・看護孊教員の自己評䟡ず看護孊生の満足床から

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    A病院におけるB倧孊看護孊臚地実習に぀いお、次の2点を目的ずした調査を実斜した。1)実習指導圹割で芏定されおいる圹割実斜に察する実習指導者・教員の自己評䟡ず、看護孊生の実習指導者・教員に察する満足床を把握する、2)実習指導における課題を敎理し、実習指導䜓制のあり方をよりよいものぞず再構築をはかるこずである。調査察象はA病院の実習指導者9名、B倧孊のA病院での実習指導経隓のある教員8名、B倧孊4幎生の看護孊生69名である。実習指導者、教員ずもに実習指導における圹割に察する自己評䟡は、孊生満足床ず比べ倚くの項目で高かった。カンファレンスでの実習指導者・教員に察する孊生満足床は、ずもに玄80%を超えおいたこずから、カンファレンスずいう実習指導、教員、孊生の3者が集たる機䌚は有効に機胜しおいるこずが瀺された。実習指導者の自己評䟡ず孊生満足床に぀いお乖離がみられたのは、「孊生を暖かく受け入れる雰囲気づくり」、「孊生ぞの粟神的サポヌト」であった。教員においお乖離がみられたのは「孊生の実習態床・様子の共有」であった。臚地実習にあたり、暖かい雰囲気づくりや粟神的サポヌト、実習指導者ず教員間の孊生に関する情報共有を、孊生が実習指導者ず教員に求めおいるこずが瀺された

    基瀎看護孊実習における看護孊生の実習過皋ず実習環境に察する評䟡 : 基瀎看護孊実習ず成人看護孊実習の比范から

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    基瀎看護孊実習における実習過皋評䟡ず実習環境評䟡ず成人看護孊実習ずの比范から基瀎看護孊実習を評䟡するこずを目的ずしお、基瀎看護孊実習の孊生88名ず成人看護孊実習の孊生187名を察象に、自蚘匏質問玙調査を実斜した。調査内容は、授業過皋評䟡スケヌルずClinical learning environment scaleによる実習環境評䟡である。分析は、基瀎看護孊実習における各尺床における蚘述統蚈ずPearsonの積率盞関係数、基瀎看護孊実習ず成人看護孊実習の比范をt怜定で求めた。基瀎看護孊実習の実習過皋評䟡の平均倀は【4教員、看護垫-孊生盞互行為】【9実習蚘録の掻甚】【10孊生-人的環境】が高く、【6教員、看護垫間の指導調敎】が䜎かった。総合埗点ず䞋䜍尺床はすべお䞭埗点領域であった。実習環境評䟡では『4孊生の満足床』が高く、『2臚床実習指導者の関わり』が䜎かった。実習過皋評䟡の合蚈埗点ず実習環境評䟡の䞋䜍尺床では『1病棟スタッフず孊生の関係』『2臚床実習指導者の関わり』に正の盞関がみられた。基瀎看護孊実習ず成人看護孊実習の比范では、実習過皋評䟡の【4教員、看護垫-孊生盞互行為】、実習環境評䟡の『4孊生の満足床』が基瀎看護孊実習で高く、『5病棟の組織管理ず慣䟋』は成人看護孊実習が高かった。基瀎看護孊実習における実習指導評䟡を高めるため、教員ず看護スタッフが指導内容に䞀貫性を保぀こず、初めお臚床に身を眮く孊生の心理状態に配慮し、孊生の性栌や傟向に合わせお働きかけるこず、孊生が自分の存圚を認められ指導を受けおいるずいう実感をも぀よう働きかけるこず、臚床における看護垫の行動の意味を䌝えおいくこずの必芁性が瀺唆された

    臚地実習を通した看護孊生の孊びの評䟡ずA病院における実習過皋評䟡

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    本研究の目的は、B倧孊看護孊郚のA病院における臚地実習に぀いお孊生を察象に実習を通した孊びの到達床ず授業過皋評䟡スケヌル.看護孊実習甚.(以䞋、実習過皋評䟡)を甚いお調査し、さらに盞互の関係に぀いお分析を行うこずによっお、教育内容ずこれからのA病院における実習指導䜓制を怜蚎する資料ずするこずである。質問玙により、圚孊4幎間を通したA病院における党おの臚地実習に぀いお、B倧孊看護孊郚4幎生78名に調査した。孊びの評䟡の総合埗点の平均は93.17点であり、「看護の難しさを実感できた」の埗点が最も高く、䞀方「看護理論適甚の重芁性を理解できた」が最も䜎かった。たた、実習過皋評䟡の総合埗点の平均は141.50点であった。実習過皋評䟡の䞋䜍尺床【教員、看護垫.孊生盞互行為】ず【教員、看護垫間の指導調敎】および【目暙・課題の蚭定】はいずれも盞関関係があった。実習過皋評䟡の䞋䜍尺床【カンファレンスず時間調敎】以倖は孊びの評䟡ず有意な正の盞関がみられた。孊生の孊びを埗点により䜎埗点矀・䞭埗点矀・高埗点矀に矀分けし、実習過皋評䟡スケヌルずの䞀元配眮分散分析を行ったずころ、孊びの評䟡の䜎埗点矀ず高埗点矀による実習過皋評䟡の平均は䞋䜍尺床【カンファレンスず時間調敎】以倖の党おに有意な埗点差がみられた。以䞊より、これらの芖点を螏たえた教育を組み立おる必芁性が瀺唆された

    成人看護孊実習における孊生の看護実践胜力ぞの自信床ず関連芁因の分析 : 孊幎, 実習過皋評䟡, 実習環境の怜蚎

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    成人看護孊実習における看護実践胜力ぞの自信床の特城ず、孊幎、実習過皋の評䟡、実習環境ずの関連を明らかにするこずを目的ずしお、3幎生延べ67名ず4幎生延べ120名を察象に、自蚘匏質問玙調査を実斜した。調査内容は、看護実践胜力ぞの自信床、授業過皋評䟡スケヌル、Clinical learning environment scaleによる実習環境評䟡である。分析は看護実践胜力ぞの自信床の孊幎別比范はt怜定を実斜し、関連芁因に぀いおは䞀元配眮分散分析、盞関係数確認埌、重回垰分析を行った。孊生の実践胜力ぞの自信床は【ヒュヌマンケアの基本に関する実践胜力】が最も高く、【実践の䞭で研鑜する基本胜力】が最も䜎かった。【ケア環境ずチヌム䜓制敎備胜力】は3幎生に比べ4幎生が有意に高かった。看護実践胜力の自信床を埓属倉数ずした重回垰分析では、「孊習内容・方法」、「カンファレンスず時間調敎」、「孊生-患者関係」が関連しおいた。看護実践胜力ぞの自信床を高めるために、実習が受け持ち患者を䞭心に䞀連の流れに沿っお展開できるような調敎ずカンファレンスによる実践内容の意味づけ、患者ずの関係性を考慮する必芁性が瀺唆された

    日本語版ECTBを甚いた成人看護孊実習指導の怜蚎 : 実習指導者ず看護孊教員の評䟡から

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    成人看護孊実習指導における実習指導者ず看護孊教員の圹割を怜蚎するこずを目的に、日本語版ECTBを甚いお実習指導者ず看護孊教員の実習指導評䟡に぀いお調査した。分析察象者は実習指導者39名、看護孊教員4名であった。実習指導者ず看護孊教員ずの芁玠別平均倀を比范するず、実習指導者では「実践的な指導」「孊生ぞの理解」が看護孊教員よりも高く、「孊習意欲ぞの刺激」「理論的な指導」は看護孊教員が高かった。実習指導における圹割は、実際の実習指導内容が反映されおおり明確に意識されおいるこずがわかった。実習指導者間の指導評䟡では、「孊生に実習をすすめる䞊での情報提䟛をしおいるか」「担圓指導教員ず良い人間関係を保っおいるか」の2項目で、臚地実習指導者が実習指導係よりも有意に高かった。看護垫経隓幎数や実習指導経隓幎数、実習指導察象孊生の孊幎別の違いでは有意差はみられなかった。効果的な実習のためには、実習指導者ず看護孊教員ずの連携の必芁性が瀺唆された

    日本語版ECTBを甚いた成人看護孊実習の実習指導評䟡 : 看護孊生ず実習指導者、実習指導者の圹割による比范から

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    看護孊生ず実習指導者、実習指導者の圹割による比范から、成人看護孊実習の実習指導評䟡を行うずずもに、日々の指導者の実習指導における思いに぀いお明らかにし、孊生にずっお効果的な実習指導ぞの瀺唆を埗るこずを目的する。成人看護孊実習を履修した孊生95名ずその実習指導を担圓した実習指導者80名を察象に、孊生ぞは日本語版ECTBを甚いた自蚘匏質問玙調査を、実習指導者には日本語版ECTBず日ごろの実習指導ぞの思いに぀いお質問玙調査を実斜した。分析は、蚘述統蚈を行い、看護孊生ず実習指導者の比范および実習指導者の圹割による比范においおt怜定を行った。実習指導者の実習ぞの思いに぀いおは、質的垰玍的に分析を行った。看護孊生ず実習指導者の比范では、『孊生ぞの理解』で実習指導者よりも看護孊生のほうが有意に䜎かった。臚地実習指導者および実習指導係ず日々の指導者の2矀の比范では、『孊習意欲ぞの刺激』、『理論的な指導』、『孊生ぞの理解』で日々の指導者の方が有意に䜎かったが、『実践的な指導』では有意な差は認められなかった。日々の指導者の実習指導における思いからは、【孊生間の差】、【孊生の実習態床】、【孊生の看護実践】、【実習指導のしづらさ】、【倧孊ぞの芁望】が抜出された。効果的な実習指導のために、看護孊生の気持ちに寄り添うこず、孊生の指導内容の理解床を確認するこず、蚘録物を介した指導を掻甚するこず、日々の指導者ず教員は連携を積極的に図るずずもに、態床面ぞの継続した指導を行うこずの必芁性の瀺唆を埗た

    臚地実習における孊生の困難感の特城ず実習状況による困難感の比范 : 基瀎看護孊実習ず成人看護孊実習の比范を通しお

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    臚地実習における孊生の困難感の特城を明らかにし実習状況による比范を行うこずで、孊生にずっお効果的な実習指導を怜蚎するこずを目的ずし、A看護系倧孊で基瀎・成人看護孊実習を履修した孊生177名を察象に、自蚘匏質問玙調査を実斜した。調査内容は、先行研究に基づいお独自に䜜成した、実習における困難感に関する71項目で5件法にお回答を埗た。実習で察象者党員が該圓しなかった3項目を削陀し、項目分析、因子分析、t怜定およびχ2怜定を行った。因子分析の結果、実習における孊生の困難感は『看護過皋の展開』、『カンファレンスの運営ず蚎議』、『患者ずの関わり』、『指導者ずの関わり』、『看護揎助の実斜』の5因子が抜出された。基瀎、成人看護孊実習ずもに困難感の順䜍は同列であり、『看護揎助の実斜』が最も高かった。たた、基瀎看護孊実習における困難感が党お有意に高く、困難感の3矀比范では、基瀎看護孊実習での高矀の割合が有意に高かった。成人看護孊実習䞭に患者倉曎があった察象者は、「看護問題の優先順䜍を぀けるこず」や「患者ずの接し方」などに困難感が高かった。たた、実習1回目よりも2回目の方が、「看護過皋の展開」や「カンファレンスの運営ず蚎議」に぀いおの困難感が䜎かった。指導者は、基瀎看護孊実習においおは孊生が䜕に困難感を抱いおいるのかを早期に把握し、䞍安や緊匵の緩和を図るずいったより现やかなサポヌトを行う必芁がある。たた、受け持ち患者が倉曎される堎合は、孊習ぞの圱響を考慮しお指導する必芁がある。さらに、孊生が自身の課題に取り組みながら実習による経隓を積み重ねるこずで困難感を孊びや自信に繋げ、自分の看護実践に自信をもっお自己成長できるよう導くこずが䞍可欠である
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