41 research outputs found

    医療系専門学校生の進学動機と職業的同一性 : 理学療法士,作業療法士養成課程の学生を対象に

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    医療系専門学校生117名を対象に進学志望動機と職業的同一性の関係について検討を行った.重回帰分析の結果,進学志望動機の「他律的動機」「無目的・漠然」が高いほど,「対他的同一性」が低いことが示された.また,進学志望動機の「適性考慮」が高いほど,「対他的同一性」を除く,職業的同一性の全ての下位尺度得点が高いことが示された.さらに,進学志望動機の「自己の可能性追求」が高いほど,職業的同一性の「被信頼感」を除く,下位尺度得点が高いことが示された.医療系専門学校生のキャリア発達を促す上で,学生ごとの進学動機の特徴をふまえ,職業的同一性に対する教育を行っていく必要性が示唆された.The purpose of this study was to clarify the relationship between motivation to enter medical school and vocational identity of medical stuidents.Participants were 117 medical school students.As a result of multiple regression analysis,motivation to enter medical school such as"Aimlessness or Vague Idea of Career,"Heteronomous Motivation"lowered"Interpersonal Identity"."Consider Aptitude for Specific Profession"improves vocational identities with the exception of"Interpersonal identity".Also"Possibility Seeking"improves vocational identities,with the exception of"Social Identity".The results showed that it is important to consider the standard of motivation to enter medical school,in the study of medical student\u27s career development

    ハンドヘルドダイナモメーターによる等尺性股関節外転筋力の測定 : 固定用ベルトの使用が再現性に与える影響

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    固定用ベルトを併用したHand Held Dynamometer(以下,HHD)による新たな股関節外転筋力(以下,股外転筋力)測定方法を考案し,その再現性について検討した.健常者20名の両下肢40脚を対象とした.固定用ベルトを使用したHHDにはアニマ社製徒手筋力測定機器μTasMF-01を用いた。固定用ベルトを使用しないHHDには酒井医療社製徒手筋力センサEG-230及び220を使用した.股外転筋力値は1日目,2日目とも固定用ベルト不使用下(23.1kgf,23.0kgf)に比較し,固定用ベルト使用下(28.2kgf,28.7kgf)において有意に高値を示した(p健常成人17名の両下肢34脚を対象とした.体格の異なる2名の検者によって,研究と同じ固定用ベルトを使用したHHDを用いて股外転筋力の測定を実施した.筋力値は検者A,Bの順に,31.1kgf,32.8kgfであり,検者間に有意差は認めなかった.検者間はICCは0.915であった.以上の結果から,今回の固定用ベルトを使用した股外転筋力測定方法は良好な検者内、検者間再現性を有することが明らかとなった.一方、固定用ベルトを使用しない方法は,筋力値の大きな対象群において測定値の妥当性に問題があるものと考えられた

    固定用ベルトを使用した等尺性膝伸展筋力測定方法の検討 : 試行回数と非測定側下肢支持の影響

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    本研究では,より正確な膝伸展筋力測定方法を確立することを目的として,筋力測定試行回数と非測定側下肢の接地条件の違いが測定値に与える影響について検討した.対象は,健常成人25名の両下肢,計50脚である.まず等尺性膝伸展筋力測定を非測定側下肢が台上に接地した状態で左右4回実施した.次に日を変えて,非測定側下肢を接地させない条件で筋力測定を3回実施した.測定回数内の膝伸展筋力最大値を採用した場合,測定回数が多くなるにつれ,有意に最大値は大きくなった.右脚・左脚とも,1-4回目の最大値と1回目測定値,1-2回目最大値間に有意な差を認めた.1-3回目の最大値を採用した場合,下肢接地時の膝伸展筋力値は右脚48.2±12.0kgf,左脚46.9±13.9kgf,非接地では右脚41.3±11.9kgf,左脚39.6±12.2kgfであり,両脚ともに有意差を認めた(p<0.01).以上のことから,最大値を得るためには非測定側下肢を接地させた条件で,3回の試行が望ましいものと考えられた

    腰椎・骨盤固定が股関節屈曲角度と屈曲筋力に与える影響について

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    本研究では,腰椎・骨盤を固定した場合の股関節屈曲角度を調査し,屈曲角度の減少が股関節屈曲筋力に与える影響について検討した. 対象は健常成人18名(年齢22.3歳)である.仰臥位と,骨盤・腰椎の運動を防止した椅子座位において股関節自動屈曲角度を測定した.体幹を30度後方傾斜させた椅子座位と骨盤腰椎の運動を防止した椅子座位において股関節屈曲筋力を測定した. 仰臥位での右股関節屈曲角度は118.8±10.3度であった.椅子座位では,102.2±10.8度で,椅子座位において有意に低値を示した(p<0.01).右股関節屈曲筋力は,椅子座位(19.5±5.6kgf)に比較し,体幹傾斜座位(30.9±8.0kgf)において有意に高値を示した.(p<0.01).椅子座位における右股関節屈曲可動域と股関節屈曲筋力低下率の間には,r=-0.618の有意な負の相関を認めた(P<0.05). 腰椎・骨盤を固定した際の股関節屈曲角度は小さく,椅子座位で屈曲筋力の評価を行った場合には,筋力が低く評価される可能性が高い

    徒手最大固定重量と徒手最大圧迫力の関連

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    本研究では簡便に徒手固定力を評価する方法として徒手圧迫力を測定し,その妥当性について検討した.対象は健常成人20名(男性8名,女性12名)であった. 徒手固定力の測定には膝伸展運動モデルを用い,徒手固定可能な最大重量を求めた.徒手圧迫力は,下腿に見立てた支柱にハンドヘルド・ダイナモメータのセンサー部分を固定し,センサー部を最大努力によって圧迫した際の最大値を記録した. 徒手最大固定重量と徒手最大圧迫力の間には,r=0.93の有意な相関を認めた(p<0.01).徒手最大固定重量と徒手最大圧迫力の平均値は,それぞれ18.6±6.2kgf,17.4±7.2kgfであり,両群間に有意差は認めなかった. 以上のことから,徒手による最大固定重量は徒手最大圧迫力で予測することが可能である

    ドッキョウ イカ ダイガク ビョウイン コキュウキ ・ アレルギー ナイカ ニ オケル HIV カンセン カンジャ ノ カイセキ

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