光源氏物語現行形態試論第六 : 先行物語の季節

光源氏物語全四十一帖が正伝と傍流に分かれているのは、ある程度客観的に認められているだろう。正伝とは、所謂「紫上系」十七帖と所謂「第二部」八帖とを合わせた部分であるが、私は、このうち、桐壺巻前半と若菜三帖とを除いた部分を「勢語系」と名付け、『伊勢物語』が原型であることを仮説した。いっぽう、傍流とは所謂「玉鬘系」十六帖のことであるが、『うつほ物語』第二主題系（恋愛や結婚が主題となる系列）が原型だと考え、「宇津保系」と名付けている。本拙稿第ー節では『うつほ』第二主題系と『源氏』宇津保系の巻々の季節観、第2節では『伊勢』と、『源氏』勢語系の巻々の季節観を考察する予定である

Campus & alumni news

Boston University Medicine was published by the Boston University Medical Campus, and presented stories on events and topics of interest to members of the BU Medical Campus community. It followed the discontinued publication Centerscope as Boston University Medicine from 1991-2005, then continued as Campus & Alumni News from 2006-2013 before returning to the title Boston University Medicine from 2014-present

Impressions, Winter 2017

Magazine for alumni and friends of the Boston University Dental School

古今和歌六帖全注釈 【注釈】

第一帖・第二帖 注釈の作成日：2014.6.27 第一帖～第三帖 注釈の作成日：2016.7.1

Spatio-temporal generalised frequency response functions over unbounded spatial domains

The concept of generalised frequency response functions (GFRFs), which were developed for nonlinear system identification and analysis, is extended to continuous spatio-temporal dynamical systems normally described by partial differential equations (PDEs). The paper provides the definitions and interpretation of spatio-temporal generalised frequency response functions for linear and nonlinear spatio-temporal systems, defined over unbounded spatial domains, based on an impulse response procedure. A new probing method is also developed to calculate the GFRFs. Both the Diffusion equation and Fisher’s equation are analysed to illustrate the new frequency domain methods

网络口碑对受者品牌态度的影响

本研究选取网络上关于产品和品牌的讨论式信息,即网络口碑作为研究对象,通过两个实验分别探讨在受者对网络口碑中谈论的品牌没有认知或有初始态度这两种情况下,网络口碑对受者品牌态度的影响。两个实验分别为单因素被试间设计和2×4被试间设计,被试为厦门大学新闻系本科生,共160人。研究结果显示:当受者对谈论的品牌没有认知时,1)受者品牌态度会受到多数意见(信息组合的态度倾向)、意见领袖(发帖)的影响;2)四类信息对受者品牌态度的影响力从大到小依次为:负面发帖、正面发帖、负面跟帖、正面跟帖;3)一条正面发帖的影响力相当于6条正面跟帖或3条负面跟帖的影响力。当受者对谈论的品牌有初始态度时,其品牌态度不受口碑的影响,主要受其初始品牌态度的影响

[研究ノート] 「秋萩帖」所収王羲之尺牘十一通について

本稿で考察の対象とするのは、国宝「秋萩帖」（東京国立博物館所蔵）に収められている王羲之尺牘十一通である。近年では、中国においても、この稀覯資料への関心が高まっている。しかし、現在のところ、既存の法帖や書目との重複が指摘されるのにとどまり、本文の異同についての具体的な検討は行われていない。ところで、これら十一通の尺牘のうち、「郷里人帖」と「得丹楊書帖」とは、「右軍書記」にも収められている。この張彦遠「右軍書記」に収められた四百四十三帖は、唐代に行われた羲之尺牘本文の貴重な記録に他ならない。そこで、本稿では「右軍書記」との比較調査を通じて、「秋萩帖」所収王羲之尺牘本文の資料的価値を明らかにすることとした。その結果、「秋萩帖」所収「得丹楊書帖」は「右軍書記」との間にほとんど異同がなく、一方、同「郷里人帖」は「右軍書記」との異同が甚だしい、という両極端の性格を持つものであることが判明した。「得丹楊書帖」の場合、恐らく、張彦遠の元に収集されたものに極めて近い一本が、日本へも将来されたのであろう。また、「郷里人帖」は「右軍書記」所収本の断簡と思われるが、重複部分の異同には、却って「右軍書記」よりも文意がよく通じ、原文に近いと思われるものがあった。以上のことから、「秋萩帖」は、その大半が独自に行われていた資料に基づいて臨写されたものと言えるが、このことは必ずしも「秋萩帖」本文の質の低劣さを意味するものではない。むしろ、その基づくところの資料は、「郷里人帖」の事例に明らかなように、「右軍書記」に勝るとも劣らない優れた本文が含まれていたのである。一部非公開情報あ