15 research outputs found

    放送大学におけるデジタル・リテラシー教育 : 習得スキルの定着

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     本研究は、面接授業「初歩からのパソコン」の受講で習得した放送大学生のデジタル・リテラシー・スキル(以下「DLスキル」)の定着状況把握を目的に実施した。この授業を2010年度2学期から2013年度1学期の間に受講した在学生に2013年11月に郵送アンケートを実施した。調査結果は、DLスキルの種類により、定着したもの、低下したもの、向上したものがあること、DLスキルの定着には、受講生の年齢、受講生のパソコン・インターネットの利用頻度が影響を及ぼしていること、DLスキルの向上とパソコン・インターネット利用頻度の間に相関があること、DLスキルの定着には、受講生のその後の学習方法が影響を及ぼしていることを示した。受講直後から本調査の期間に低下したDLスキルについて、授業後のスキル活用の機会を増加させる必要性が示唆された。また、定着効果のあるテレビ授業「遠隔学習のためのパソコン活用」の受講と同好会等への参加を促す必要性が示唆された

    放送大学におけるデジタル・リテラシー教育の展開と成果

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     放送大学では、自宅や職場で学習する多様な学生のニーズに応えるため、Webによる授業配信、オンライン履修登録、電子図書館サービスを含むICTを活用した学生サービスを提供しているが、十分な利用には至っていない。これは、放送大学にパソコンやインターネットの利用経験が少ない高齢学生が在籍するためだと思われる。そこで、学生によるICT環境の学習への活用を促進しWebを通じた学習の機会を拡張すべく、面接授業「初歩からのパソコン」を2010年度2学期から全国50箇所の学習センターで毎年少なくとも年1回開設し、共通シラバス、共通テキストを用いた実習を含む12時間の集中授業を、アシスタントの協力を得て本部教員が担当した。FDセミナーや実践報告の共有を含むPDCAサイクルを通じた教材と授業内容の改訂により、授業改善を行ってきた。各学生の学習目標の達成度と自己効力感を測るため、事前・事後に記入してもらったチェックリストによる学習効果を測定した結果、一定の学習効果が認められた。また、事前に記入してもらったチェックリストを年齢により比較した結果、高齢学生のICTスキルが低い傾向が認められた。この授業の受講を希望する学生が許容できる人数を超えたことにより、年に複数回開設して学習センターの非常勤講師が担当するケースも生じている。また、本部教員が地域に学習共同体を構築するのが困難なことにより、2013年2学期以降は主に各学習センターの非常勤講師がこの授業を担当している

    放送大学におけるイーラーニング

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    "The Current Trend of Open Learning: Prospects and Issues in OER and ESD";SOKEN-OER 1st Open Workshop August 13, 2010;The Graduate University for Advanced Studies (SOKENDAI)Rm.104, Hayama KanagawaYoshitomo YAGINUMA/Motofumi SUZUKI [Center of ICT and Distance Education, The Open University of JAPAN

    Human Extraction from the Drama Scene

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    小特集 メディアコンピューティン
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