9 research outputs found
Effects of instructors on nursing students\u27 adaptation level during practical training : focusing on the trust between students and their teachers / clinical instructors
By focusing on the relationship between nursing students and their instructors, this research aims to examine the correlation between the level of students\u27 trust towards their teachers / clinical instructors and their overall adaptation level during clinical training. "Adaptation level" in this context encompasses a student\u27s comfort level, sense of purpose, and relationship with peers. A total of 470 nursing students who have completed their practical training were asked to evaluate their experience on the following three points : 1) their relationship / trust they had with teachers ; 2) their relationship / trust they had with clinical instructors and; 3) their effectiveness during their clinical training and how well they felt they were able to adapt. The two-way ANOVA was used to examine the effects that teachers / clinical instructors have on the students and their training. The results show a significant interaction effect of "teacher / instructors\u27 effectiveness" (a category under "relationship and trust) on "relationship with peers". This suggests that whether or not a student recognizes a teacher or instructor as a significant aspect of their clinical training has a direct impact on their adaptation level.本研究は,看護学臨地実習において,看護学生と指導者との関係性に焦点をあて,看護学生の教員および実習指導者に対する信頼感と実習適応感との関係について検討することを目的とした。看護学臨地実習を終了した看護学生4年生470名に対して,看護学生の教員に対する信頼感尺度,看護学生の実習指導者に対する信頼感尺度,実習適応感尺度への回答を求めた。看護学生の教員・実習指導者に対する信頼感の高低を独立変数と実習適応感を従属変数とした2要因分散分析を行なった結果,信頼感の役割遂行評価において,実習適応感の周囲との関係に有意な交互作用が認められた(F(1,290)=5.69,p=.02)。本研究の結果は,看護学生が教員・実習指導者それぞれに対して高い「役割」を認識していることが,看護学生の実習適応感に繋がっていることを示唆している
看護の専門職的自律性に関与する要因
原著論文Original Paper臨床で働く看護師153名(有効回答数137名)を村象に、菊池らの専門職的自律性測定尺度を用いて、看護の専門職的自律性に関与している諸要因を明らかにした。自律性に関与する要因としては、職務信頼度が最も重要な要因として挙げられ、次に重要な要因として臨床経験年数が挙げられた。さらに、役職、研修・研究(継続教育)の経験が自律性を高める傾向にあることが示唆された
創造性を育成するための看護教育方法の開発(その1) : 創造性看護教育に関する海外研修レポート
報告Report2006年9月、共同研究「創造性を育成するための看護教育方法の開発」の一環としての韓国研修の機会を得た。今回の研修の目的は、研究を進めるにあたって、研究対象の1つである韓国における研究計画の実現可能性の確認と具体的な打ち合わせを行うことであった。病院見学をはじめ、嶺南(ヨンナム)理工大学看護学科教員との交流セッション、嶺南大学の大学院生とのラベルワークの実施を通して、両国の看護教育に対する理解を深めるとともに、われわれの研究に対する理解と協力を得ることができた。さらに研究の具体的計画の実現可能性の確認できた。また、共同研究者である朴教授と綿密な打ち合わせもでき、研究を発展させるための方向性と課題を明確にすることができた。その成果を報告する
生活援助方法論の教育方法とその考え方
教育活動Educational Activity授業科目「生活援助方法論I・II」の教育目標・教育内容および科目構造、授業の展開にあたって基盤としている考え方、生活援助方法論Iの具体的な授業計画を紹介した。また、最初の授業の導入方法はその後の学修に大きな影響を及ぼすといわれるが、入学直後の学生に実施した授業の導入と、学生の気づきや学びについて報告する