76 research outputs found

    「ちきゅう」の新しい水中テレビシステム

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    「ちきゅう」では、水深3000m以深での掘削や観測装置設置オペレーションで使用する、水中テレビシステムを装備している。本稿では、新たに搭載された水中テレビシステムを、旧来のものと比較しつつ紹介する。海洋理工学会平成28年度春季大会(2016年5月26日~27日, 東京海洋大学品川キャンパス

    西之島の海底の溶岩を採る : 「TAIRIKUプロジェクト」大陸生成の新しい仮説と西之島における検証

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    西之島は東京の1000 km南、父島の130 km西に位置しており,伊豆小笠原海洋島弧の火山島に数えられ,水深3 000 mから立ち上がる巨大火山である.また,西之島周辺の地殻は20 kmに満たず,伊豆小笠原弧で最も地殻が薄い“マントルに近い島”であり初期地球のアナログと見なせる重要な研究対象である.2013年11月に西之島の噴火活動が40年ぶりに再開して以降,現在も活動を続けている.40年前の噴火で発生した噴出物や溶岩は採取されており,それらは大陸を形成する安山岩であることが確認された.そこで今回は,なぜ海洋の真ん中で安山岩が噴出するのかを調べるために,深海曳航体(ディープ・トウ)を潜航させ箱形ドレッジ(ドレッジ)による溶岩の採取を行った.海洋理工学会平成27年度秋季大会(2015年10月29日~30日, 京都大学

    遠隔操作による西之島海底の溶岩採取装置の開発 : 「TAIRIKUプロジェクト」大陸生成の新しい仮説と西之島における検証

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    西之島は活発な火山活動を続けているため,周辺4kmの立ち入りが禁止されている.その海域の水深10mの海底から溶岩を採取するため,遠隔操作が可能な溶岩採取機器の開発に着手した.機器の構成を紹介し,手動による動作試験の結果を報告する. 西之島は、2013年11月に40年ぶりに爆発的な噴火がはじまり、2014年10月現在も噴火は衰えを見せておらず、最近になって専門家からは数年規模で噴火継続する可能性も指摘されている。西之島噴火による現在までの総噴出量は7,000万m3と推定され、東西1.6km、南北1.7kmの島へと成長したが、活発な噴火活動のための、西之島近海は立入りが禁止されており、今回の噴火による噴出物は採取されていない。 一方、40年前の噴火で発生した噴出物や溶岩は採取され、大陸を形成する安山岩であることが確認されており、「なぜ海洋のど真ん中で大陸地殻を構成する安山岩マグマが噴出するのか?」という問いが残されている。 仮説検証のためには、西之島近海の溶岩試料を採取することが必須であるが、前述のとおり、有人での調査は困難な状況にある。そこで、そのための解決策として、本共同研究により、東京海洋大学の保有する電気推進船「らいちょうI」を改造した、遠隔操作が可能な自航型無人作業艇を開発し、溶岩試料の採取を目指す。作業艇には、ドレッジ・採泥器等の各種機器・ウインチ等を搭載し、西之島近海、水深10m前後の海底から今回の噴火によって生じた溶岩試料を採取する。海洋理工学会平成27年度春季大会(2015年5月25日~26日, 東京海洋大学品川キャンパス

    KY07-05 Cruise Report

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    調査海域: 鹿島灘, 駿河湾, 相模湾 / Area: North Pacific Ocean, Suruga Bay, Sagami Bay ; 期間: 2007年3月3日~2007年3月22日 / Operation Period: March 3, 2007~March 22, 2007http://www.godac.jamstec.go.jp/darwin/cruise/kaiyo/ky07-05_leg1/ehttp://www.godac.jamstec.go.jp/darwin/cruise/kaiyo/ky07-05_leg2/

    Long term and real time deep seafloor observation by using multidisciplinary sensors

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    トランスポンダの深海係留の運用上の経験 / Operational Experiences in Subsurface Moorings for the Transponder

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    深海曳航データ表示装置 / Deep Tow Cable Data Display by the Gimbaled Sheave

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    トランスポンダの深海係留および底曳回収 / Recovery of Unreleasable Transponders from the Sea Floor of 6,200 Meters Deep

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