25 research outputs found

    Unwillingness to Get a Job. Occupational Anxiety and Career Decision-Making Self-Efficacy in Adolescence

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    青年の職業忌避的傾向に影響する要因について検討するため、大学生男女312名を対象に調査を行った。調査内容は、職業忌避的傾向、進路決定効力感、就業不安定等であった。収集したデータをもとに、男女別に、「進路決定効力感→就業不安」および「進路決定効力感および就業不安→職業忌避的傾向」を仮説的モデルとしてパス解折を行った。その結果、男子の場合、自己評価および困難解決にかかる効力感の低さが就業不安に、また、自己評価および計画立案にかかわる効力感の低さが職業忌避的傾向に影響を及ぼしていること、一方、女子の場合、自己評価、職業情報収集、困難解決にかかわる効力感の低さが就業不安に、また、計画立案にかかわる効力感の低さと就業不安が職業忌避的傾向に影響を及ぼしていることが示された

    Effects of Teachers’ Praises on Elementary School Pupils’ Self-Esteem and School Adjustment

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     教師による賞賛が子どもの自尊感情および学校生活への適応に及ぼす影響について検討す るため,小学校5,6年生を対象に,教師からのほめられ経験,自尊感情,学習意欲,学校 生活享受感情の4 種を調査内容とする調査を行った。教師からのほめられ経験については, 学習領域および生活領域の2領域14 項目から成る尺度を新たに作成した。「教師からのほめ られ経験 → 自尊感情 → 学習意欲・学校生活享受感情」を基本的な影響過程とし,収集し たデータに共分散構造分析を適用した。その結果,比較的高い適合度が得られ,教師からの ほめられ経験は,子どもの自尊感情,学習意欲,学校生活享受感情に影響を及ぼすとともに, 自尊感情を媒介して学習意欲および学校生活享受感情に影響を及ぼすことが示唆された。た だし,ほめられ経験の自尊感情への影響に関しては男女差があり,女子においてその影響性 が強いことが示された

    The Effects of Vocational Motives and Generalized Self-Efficacy on Willingness to Get a Job in Undergraduate Students

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    職業あるいは職業生活への積極的な態度、すなわち職業志向傾向とこれに影響する要因について検討するため、大学生男女367名を対象に調査を行った。調査内容は、職業志向傾向、就業動機、一般的自己効力感の3種である。収集したデータをもとに、男女別に、「自己効力感→就業動機→職業志向傾向」を仮説的モデルとしてパス解析を行った。その結果、男子の場合、自己効力感のうちの積極性、就業動機のうちの自己実現志向の2つ、女子の場合、就業動機の自己実現志向、上昇志向、労働条件志向の3つにおいて、職業志向傾向への有意な影響性が確認された

    Factors Contributing to Unwillingness to Get a Job in University Students

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    青年期の職業忌避的傾向の規定要因について検討するため,大学1,2年生を対象に,職 業忌避的傾向,一般的自己効力感,進路決定効力感,就業効力感,就業不安の5つを調査内 容とする調査を行った。「一般的自己効力感 → 進路決定効力感・就業効力感 → 就業不安 → 職業忌避的傾向」を基本的な影響過程と想定し,収集したデータに共分散構造分析を適用し た。その結果,比較的高い適合度が得られ,職業忌避的傾向に対しては,進路決定効力感お よび就業不安からのパスが有意であることが確認された。しかし,就業効力感からの明確な 影響性は確認されなかった

    An Attempt to Construct a Scale on School Support Systems for Pupils and Students: Focusing on Special Collaboration and Homogeneity Cooperation

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     学校内におけるスクールカウンセラー(以下SC)と教員の協働には幾多の困難があることが指摘されてきた。荊木・森田(投稿中)はSC を対象とした面接調査から,学校内における協働を専門性協働(SC と教員との協働)と均質性協働(教員間の協働)とに区分し, 協働のあり方が異なることを明らかにした。本研究では,この知見に基づいて児童・生徒への支援体制に関する尺度の構成を目指し,教員・教員経験者9名,管理職・管理職経験者6名に面接調査等を行った。回答結果をKJ 法に基づき分析した結果,教員とSC の専門性の 理解不足に対して,自治体や管理職の働きかけにより,協働可能な環境が設定されること,また,教育相談の位置づけが生徒指導や進路指導と比較して曖昧で不安定であることが示された。これらの結果により,管理職に焦点を合わせた質問紙構成や,質問項目に具体性を持たせることの必要性などが明らかにされた

    AN EMPIRICAL STUDY ON AN IDEAL TEACHER CONCEIVED BY UNIVERSITY STUDENTS

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    教師に求められる能力,態度等について検討するため,岡山大学教育学部等に在籍する学生を対象に調査を実施した。調査では,岡山大学教育学部教員養成コア・カリキュラムにおいて育成を目指している4 つの力,岡山市教育委員会が設定している教職員に求める資質能力,岡山県教育委員会が設定している教員像をもとに作成した20の項目について,各内容の重要性の程度の評定を求めた。その結果,「子どもとのコミュニケーション力」や「子どもの変化に気づく力」などの評定値が高く,学生たちは,これらの能力,態度等を教師に求められるものとして重視していることが明らかにされた。ただし,評定結果は,学校種により異なり,「わかりやすい授業をする」については中・高校教諭を志望する学生の評定値が高く,「子どもとのコミュニケーション力」や「だれに対しても笑顔で明るくかかわる」などについては幼稚園教諭を志望する学生の評定値が高かった

    Stationary photon-atom entanglement and flow equation

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    Stationary photon-atom entanglement is discussed by applying the method of flow equation to the Jaynes-Cummings model. A nonlocal continuous unitary transformation is explicitly constructed and the associated positive operator-valued measures for the photons and atom are obtained. Then, flow of the entanglement entropy is analyzed. A comment is also made on implementing the unitary operation in the method of flow equation. This method may offer a new strategy for quantum-state engineering.Comment: 21 pages, no figure

    Factors Contributing to Unwillingness to Get a Job in University Students

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    青年期の職業忌避的傾向の規定要因について検討するため,大学1,2年生を対象に,職 業忌避的傾向,一般的自己効力感,進路決定効力感,就業効力感,就業不安の5つを調査内 容とする調査を行った。「一般的自己効力感 → 進路決定効力感・就業効力感 → 就業不安 → 職業忌避的傾向」を基本的な影響過程と想定し,収集したデータに共分散構造分析を適用し た。その結果,比較的高い適合度が得られ,職業忌避的傾向に対しては,進路決定効力感お よび就業不安からのパスが有意であることが確認された。しかし,就業効力感からの明確な 影響性は確認されなかった
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