264 research outputs found

    The Meaning of Studying in Japan for People with Prior Work Experience : Analyzing Self-Directed Learning, Dilemmas, and Transformations via Life Story Interviews

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    日本語を学ぶ人々のライフストーリーの調査をすることは、彼らの生き方、日本語を学ぶ動機、そして、日本語を用いてどのように社会と関わっているのかを理解する上で役立つ。本稿では母国で社会経験を積んでから来日し、日本語を学んだ人々にライフストーリーインタビューを行い、日本留学が彼らの人生にとってどのような意味があったのかを明らかにした。分析では、Knowlesの成人学習像、Mezirowの変容的学習論を援用し、社会経験のある人々が職業経験を踏まえた自律的な学習の方向付けを行っていく過程を明らかにするとともに、留学における葛藤や悩み、留学を通じた変容を明らかにし、それぞれが相互作用していることを分析した。加えて、本稿の最後にインタビュー協力者のライフストーリーに対する感想、そして、調査者らによるライフストーリーインタビューの実施及びライフストーリー作成に対する省察を示し、ライフストーリーが教員とプログラム修了者の双方にとって継続的な対話の機会になり、教育の改善につながりうるものであることを示した

    植皮採皮部のContaminationと術前消毒の効果

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    How Did Japanese Teachers and Learners Evaluate Online Classes? : Japanese Language Education Using Both Zoom and Google Classroom

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    2020年度、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で多くの大学がオンライン授業に移行し、所属大学の日本語教育プログラムにおいても春学期と秋学期の授業が全面的にオンラインで行われ、LMS(Learning Management System)とオンライン会議システム(Zoom)による双方向授業を組み合わせて教育活動を行った。これまで、日本語教育におけるこれら二つを組み合わせた授業の詳細の分析はまだ十分にはなされていない。地理的な境界線を越えて実施することができるオンライン教育はコロナ収束後も発展していくことが予想されており、この実践を一過性のものとしてとらえるのではなく、実践を記録し、その効果や問題点を発信していくことが今後の言語教育の発展のために重要である。こうした点を踏まえて、本稿では、日本語教育プログラムにおいて実施したZoomによる双方向授業とLMS(Google Classroom)を組み合わせたオンライン教育の実施状況を記述し、レベル別、技能別の教育におけるオンライン教育のメリットと課題を分析した

    <Record of Education Reform Efforts> The Role of the New Japanese Language Program in Response to the Diversification of International Students : The Expansion of the Globalization of Education

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    大学の国際化が加速化する中で、大学における外国人留学生数が拡大し、多様化する留学生の支援としての日本語教育の重要性が高まっている。本稿ではまず留学生政策、高等教育のグローバル化戦略の中で日本語教育に期待される役割がどのように変化してきたのかを検討し、留学生の多様化の流れの中で新しい日本語教育を位置づける。そして、本学で2017年度から開始された日本語教育プログラム(JLP)の役割と意義を分析する

    <Record of Education Reform Efforts> An Analysis of the Application of Learning Management System (LMS) to the Japanese Language Program : The Effect of Introducing Google Classroom to Education

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    高等教育におけるICTを活用した教育が進められる中、LMS(learning management system)を導入する大学が増加しており、多様な活用方法の分析と情報共有が必要になっている。そこで本稿では日本語教育プログラム(JLP)において2018年度より導入しているGoogle Classroomの活用方法と教育効果を分析する。日本語教育におけるプログラムレベルのGoogle Classroomの活用分析はこれまでなされておらず、多様な活用方法を分析することにより、活用の可能性と留意点を明らかにした

    Developing Cultural-Experience-based Textbook for Short-term Programs : Towards the Hybrid Cultural Experiences between Face-to-face and Online

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    高等教育のグローバル化が進み、留学の形も多様化する中で、近年注目されているのが、1か月未満の短期留学プログラムである。短期の留学プログラムは経済的、時間的な負担が少ないために参加しやすく、その重要性は増している。短期プログラムは、学生の休みの期間に実施されることが多く、教室での勉強だけでなく、体験学習を組み込んだプログラムが実施されており、これまでプログラムレベルでの実践報告を通じて、具体的な実施例、効果や課題が明らかにされているが、その一方で文化体験の「テキスト」の開発に焦点を当てた報告は非常に少ない。そこで本稿では、こうした文化体験プログラムのテキスト開発について分析し、大学の短期プログラムを想定したテキスト開発がどのように変容していったのかを検討し、今後に向けたオンラインでの文化体験のアレンジ例の提案も行った
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