586 research outputs found

    種々の生体物質のペルオキシナイトライト消去能

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    Peroxynitrite, which is formed from the reaction of superoxide radical and nitric oxide, can cause specific structural modifications in proteins such as the addition of a nitro group onto aromatic residues. These modifications can cause perturbations in the properties of the proteins, such as conformation, catalytic activity, susceptibility to proteolysis, and immunogenicity, resulting in several human diseases. Finding a specific peroxynitrite scavenger is, therefore, of considerable importance. Accordingly, we assessed the scavenging ability of several biomolecules purchased from commercial sources on nitration of a protein by peroxynitrite at physiologic CO2 condition in vitro. In sixteen molecules tested, reduced redox-cofactors, and polyphenol-compounds were effective scavengers against peroxynitrite-mediated protein nitration in vitro and one of these, epigallocatechine was the most effective. It was also noticed that tryptophan and serotonin creatinine sulfate possessed relatively high scavenging abilities against peroxynitrite-mediated protein nitration in vitro

    信州大学農学部附属AFC構内演習林におけるカラ類の繁殖状況

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    信州大学農学部附属AFC 構内演習林におけるカラ類の繁殖状況を明らかにした.2016年に23個,2017~2018年に20個の巣箱を設置し,種ごとの繁殖成否,一腹卵数,初卵日および繁殖ステージの推移を調査した.その結果,3年間でシジュウカラParus minor のべ57つがい,ヤマガラPoecile varius のべ6つがいの計63つがいの繁殖を確認した.繁殖に成功したつがい数はシジュウカラがのべ34つがい,ヤマガラがのべ3つがいだった.また,25つがいは繁殖に失敗し,これらの巣において卵の放棄および消失,巣箱内での雛の死亡およびアオダイショウElaphe climacophora による雛の捕食を確認した.一腹卵数は,シジュウカラ3~11個,ヤマガラ5~6個だった.調査期間を通して両種は,₃月に営巣を開始し,3月までに育雛を終えた.Article信州大学農学部AFC報告 18: 93-98(2020)departmental bulletin pape

    身近な自然からの「不思議見つけ」における子供の育ち~小学校第3学年理科(総合)「身近な自然で見つけたこと」の実践から~

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    学校指導要領理科の目標の冒頭に「自然に親しみ,見通しをもって観察,実験などを行い,…」とあるように、理科の目標に迫る上で、子供が自然の中から不思議を見つけることは欠かせな い。そこで、理科学習のスタートである小学校第3学年において、自然の中から不思譲を見つける ことを課題にした単元「身近な自然で見つけたこと」を設定し、単元において子供がどのように問 いを見つけていくのか、どのように追究を深めていくのかについて検証した。その結果、「見つける活動」を繰り返していく中で子供の興味関心の変化には多様な傾向があり、これらの多様な傾向の連続としての追究の方向には、以下の3つの方向が認められた。1つ目は、「1つの自然の不思語を感じている「自分」を高めていく子供」であり、2つ目は、 「多くの自然 を見つける中で『自然観』を大局的に見る子供」、そして3つ目は、 「課題の通りに身近な自然を見 つけた子供」である。 「自然を見つけて、紹介する」という課題だったにもかかわらず、様々な追究 方法が生まれているところに「自然」のもつ多様な教材性を確認できた

    Distribution and behavior of bottom water in Tokyo Bay in summer : Role of wind on outflow of poor oxygen water

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    東京水産大学練習船東京水産大学環境システム学講座東京水産大学練習船東京水産大学環境システム学講座東京水産大学練習船東京水産大学環境システム学講

    貧血を伴う腸重積を契機に発見された小腸Gastrointestinal stromal tumorの1例

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    症例は60代女性.心窩部痛,黒色便を主訴に当院救急外来を受診した.心窩部に圧痛を認め,直腸診で黒色便の付着がみられた.血液検査でHb6.4g/dlと貧血を認めた.腹部造影CT検査にて,ターゲット状に肥厚した小腸を認め,その腸管の内部に動脈相で早期濃染する腫瘤を認めた.また,小腸内視鏡検査で切歯列70cmの空腸に約3cm大の粘膜下腫瘍を認めた.手術は腹腔鏡補助下小腸部分切除術を施行した.腸重積を解除し,腸管浮腫のない部位で空腸を切離,吻合した.摘出標本の病理組織学的検査で,超低リスク群の小腸Gastrointestinal stromal tumorと診断した.今回,貧血を伴う腸重積を契機に発見された小腸Gastrointestinal stromal tumor の1例を経験したので文献的考察を加えて報告する
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