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    次世代の浮体橋建設

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    古くから仮設橋として木材を用いた舟橋や浮橋がつくられてきたが,近年プレストレストコンクリートや鋼を用いた強くて耐久性のある浮体の製造が可能になった.そして,大がかりな橋脚の基礎を建設する必要がないため,海底地盤が軟弱な海域や湖,フィヨルドのように水深が深い湾口では,次世代の浮体橋として建設されている.国内では,港の浮桟橋などに用いられているが,例えばアメリカ西部のワシントン州ワシントン湖にかかるホーマーハッドレー橋は,長さ1770m,5車線の車道の傍らに歩道を持ち,1日10万台の車を渡している.また,フィヨルド海岸の続くノールウェーでも,長さ845mのベルグソイスンド橋などの浮体橋が架けられている1).本学では,実技・実務教育の一環として,2008年4月~8月にかけて,建設学科3年生のストラクチャーコースの実習授業で,この次世代の浮橋人道橋を建設した.そして,浮体橋を建設した学生の2010年3月19日の卒業式に合わせて開通式を行った

    GFRPトラス橋の建設 ー第2連絡橋「野村東太橋」-

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    本大学は高度な技術と技能を融合させ,より実践的な教育を基本理念に掲げている.その一例として,建設学科3 年生の実習授業において橋梁建設を実施している

    A CASE OF RHABDOMYOLYSIS ACCOMPANIED WITH DIABETES MELLITUS AND PSCITTACOSIS

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    Rhabdomyolysis has been reported in association with many viral infections and a few bacterial infections, especially Legionnaires' disease and Pneumoccocal pneumonia. Case reports are rare with psittacosis, and the etiology of rhabdomyolysis is unknown. We experienced one case of rhabdomyolysis accompanied with diabetes mellitus and psittacosis. We promptly instituted general control and he recovered without acute renal failure in two weeks. When the elevation of CPK is recognized in cases of atypical pneumonia, we consider it to be associated with rhabdomyolysis, and we should promptly initiate general control

    岐阜県北部・飛騨地域における脳卒中救急医療の現状 -ハイブリッド治療(エダラボンとrt-PAの同時投与)を中心とした分析-

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    平成19年1月1日から平成22年12月31日の4年間、当院に脳梗塞にて入院をした1,052例中の発症3時間以内にrt-PA(Recombinant Tissue Plasminogen Activator)治療を行った48例(全患者数に対する4.6%)について、救急搬送データーと急性期rt-PA治療を中心に分析した。48例の救急搬送データーに関しては、発症から入電(救急隊からの報告)まで25分、入電から接触まで9分、発症から病院着まで32分、病院着からrt-PA投与まで72分、発症からrt-PA投与まで127分、発症からエダラボン投与まで96分あった。rt-PA投与を受けた48例の患者に関しては、救急外来におけるエダラボン投与時期は、rt-PAの投与前にエダラボンの投与が開始されたのは20例(41.7%)、rt-PAの投与と同時にエダラボンの投与が開始されたのは、28例(58.3%)であった。また、48例の内訳は、平均年齢 73.5歳(55歳から93歳、男性:女性 32:16)。既往歴は、高血圧47.8%(23例)、糖尿病14.6%(7例)、高脂血症16.7%(8例)、心房細動60.4%(29例)、喫煙16.6%(8例)であった。ハイブリッド治療結果としては、rt-PA投与前のNIHSSは15点であったが、rt-PA投与後のNIHSSは8点に改善した。(統計学的な有意差あり(p<0.05) )。さらに、退院時の患者における転帰をmRSで評価した。mRSが0は16.7%(8例)、1は33.3%(16例)、2が12.5%(6例)、4が18.8%(9例)、5が2.1%(1例)、6が4.2%(2例)であった。頭部CT、MRA、MRIを1日もしくは2日後に再度評価した結果、再開通(完全)を認めたのは30例(62.5%)、部分的な再開通っを認めたのは5例(10.4%)であった。頭蓋内出血の併発は2例(14.0%)、脳浮腫の併発は3例(603%)であった。脳卒中の急性期医療に於けるチーム医療(院内体制(メヂカルスタッフ等)、院外体制(救急隊、広域医療連携等))の重要性が示唆された。早期ラジカット併用によるrt-PA療法は、頭蓋内出血の低下、治療後の機能予後改善が期待できるものと考えられた
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