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    IAMLのR-Projectsに学ぶMLA連携

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    A University School Collaborating with Society : An Activity-theoretical Research of New School Project

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    特集2 2003年度文学部共同研究 生涯学習社会における知識創造型学校・大学・図書館の活動形態に関する研

    英語教員の学びにおけるピアインターアクションの役割 ―模擬授業と事後ディスカッションを通じた意味生成―

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    次期学習指導要領では「主体的・対話的で深い学び」が核となっている(文部科学省, 2016)が、こうした学びを実現するには、まず教師自身がそれを経験しておくことが重要であると言える。本研究では、英語を指導言語とする大学院の授業で、現職教員が行う模擬授業とその振り返りに焦点を当てる。社会文化理論 (Vygotsky, 1978)の立場から、学びを社会的相互交流に媒介されるものと捉え、模擬授業と事後ディカッションにおけるピアインターアクションを通じた主要参加者の「意味生成の軌跡」(Twiner, Littleton, Coffin, & Whitelock, 2014) を辿る。参加者による模擬授業と事後ディスカッションを録音し書き起こした。行ごとの分析の後、時系列に並べた様々なデータを何度も読み返すことで、分析の焦点となるtracerを定めた。また、Mohan (2011)の社会的実践理論分析 (social practice theory analysis)を採用し、参加者が模擬授業と事後ディスカッションで、理論と実践を結びつけるためにどのように言葉を使っているのかを分析した。分析の結果、主要参加者が、事後ディスカッションにおいてパートナーから受けた明示的なフィードバックだけでなく、模擬授業において生徒役のクラスメートの演技から受けた暗示的なフィードバックを受けてそれを実際の教室で授業を行う際に役立てたことが明らかになった。また、社会的実践理論分析によって、参加者が外国語である英語を使って、具体的な出来事に対するコメントであるspecific reflectionと経験から一般化したgeneral reflectionとの間を往復している様子が視覚的に明らかになった。こうした研究結果を基に、今後の研究の方向性と教育的示唆を議論する
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