Kio University Repository / 畿央大学機関リポジトリ
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110 research outputs found
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A study on the intention of university students to use the website of IT companies
IT企業のホームページを用い、スマートフォンにおける視覚情報に対し、画像デザインから受けるイメージにより、利用意向がどのように関与しているか、その関係性について専攻分野の異なる18~24歳の男女大学生を対象に検討を行った。その結果、男性では画像デザインに対する現実的な情報の伝達力を、女性ではデザインの見栄え(デザイン性)と表現性を判断基準にしている傾向が見られた。また、「利用したくない―利用したい」の形容詞項目に大きく影響するカテゴリースコアから、女性では背景色が青色で自然と建物が共存する画像で構成されたホームページを、男性では背景色が黒色で物やイラストの画像で構成されたホームページを利用したいと評価する傾向がある。departmental bulletin pape
Consideration of regional leaning material from immutable and trend.(1) -History and present of printmaking education at Association of Art Education in Higashimuro.-
本稿は、和歌山県東牟婁地方美育協会の版画教育の特徴と課題を捉え、その伝統的な取り組みに乗っ取り、図画工作科が育成を目指す資質・能力を実現する版画教材の開発を試みた成果と課題を報告する。研修研究組織による教育力が高い同協会である。一方、同協会が版画教育を学んだ「日本教育版画協会」の創立に深く関係した「生活綴方教育」の教育観が身近な生活から主題を生みだす指導に影響し、組織として伝統的に受け継がれてきた過程で主題の選択が教師により固定化されてきたことが課題として伺えた。そこで、児童が表現の主題を生みだせるよう発想や構想の過程を見直した教材を開発し実践を試みた結果、児童が身近な生活から感じたり想像したりしたイメージを基に話し合う活動を通して主題を生みだすことが重要であるとの成果を得た。departmental bulletin pape
Assessment of bilingual children by using the Japanese version of Kaufman Assessment Battery for Children-Second Edition (KABC-II): Case report of a girl with reading and writing difficulties
本稿は,バイリンガル環境で育ち,読み書き困難を示した事例のアセスメント結果と指導経過の考察を通じ,多言語環境で育った子どものアセスメントをどのように行えば環境要因と個人要因から状態像を理解し,支援につなげられるか明らかにすることを目的とする。KABC-IIの結果,認知総合尺度は98(平均)であったが,習得尺度の語彙,読み,書きが有意に低かった。他のアセスメント結果もあわせて本児の読み 書き困難は表現語彙の弱さの影響と考え,環境要因も否定できないもののLearning Disabilitiesと教育的に判断した。多言語環境で育った子どもの認知特性を評価する際,日本語環境で少なくとも3年経過後に心理検査を行い,学習困難の背景要因を検討すべきである。departmental bulletin pape
Semester study abroad program extracurricular public school visit: An experience in Canadian foreign language education
本報告は、畿央大学教育学部英語教育コースにおけるセメスター留学の一環として実施した、カナダのビクトリア市公立高等学校訪問についてである。そして、学校訪問の実施背景、訪問先の教育方針、実施内容、そして学生の学びを整理し、プログラムの意義と課題点を明らかにすることを目的とする。ブリティッシュコロンビア州では、英語を第二言語として使用する生徒を無理なく学校環境やカナダの社会に適応させるための教育支援体制がある。学生たちがその学校訪問から得た実践的な経験や学びの振り返りは、今後の留学プログラム実施に向けた事前、事後指導の改善策を示唆するものといえる。departmental bulletin pape
Prospects and challenges of collaborative activities with information and communications technology in foreign language teaching at an elementary school -As a small step1 toward interaction with children from overseas-
本研究では,「ICTを用いて他国の児童と英語で交流を行うこと」を目指したスモールステップを提案する。本研究目的を「同じ外国語習得の目標をもった同じ学校の児童同士でICTを用いた交流を設定することによって,児童のゴール活動への学習意欲を高めることができるのか」とした。同一校内3学級において,外国語科2単元のゴール活動としてICTを用いた交流を設定し,事前,1回目の単元のゴール活動日,2回目の単元のゴール活動日の3時点でアンケートを行った。中央値の差をFriedmanの検定を用いて比較した結果,p<0.001にて有意であり,回が進むほど評価が上昇することを示した。また,記述分析から,継続により「自己効力感」を高める可能性を見いだした。departmental bulletin pape
A study of variable focus and the transformation of mathematical knowledge in teacher training university. -Through the practice of teaching statistics incorporating Fermi estimation-
本稿の目的は、教員養成系学部の統計学において、学生が着目する変数と数学的知識の活用に関して調べ、統計に関する意欲の向上を図るための授業の方策を検討することである。そのために、まず、統計学の意欲に関するアンケートを行い、先行研究を基に、フェルミ推定を教材に選定した。そして、変数を可視化する活動を設定し、変数への着目と問題意識に関する考察を行った。その結果、フェルミ推定の導入により、正解を目的としない面白さ、着目した変数と主に比例に関する数学的知識の活用により、統計に関する思考の促進と、意欲の向上につながることが見えた。その一方で、変数に着目するスピード、用いた変数に関する妥当性等の課題が見えた。departmental bulletin pape
Decline and revitalization of "Amami Oshima Tsumugi" as an industry
衰退が著しい「本場奄美大島紬」産業の存続・再生の方向と課題を考察することを目的に、織元、泥染めなどの事業者が取組んできた「試行錯誤」と「挑戦」の実態を分析した。生産が10年でほぼ半減するなかで、事業者は後継者との世代間で紬商品の生産領域を再編、分担し、企業規模の維持、拡大を図る戦略を展開した。結果、大島紬の特長である締機、泥染め、すり込み技法などの「定義」を順守、継承した紬と、消費者が紬を生活の一部として享受できるオリジナルな商品の二方向の生産を追求することが、産業再生へとつながる課題であることが明らかとなった。departmental bulletin pape
Comparative analysis of currents state and challenges of education in South Korea and Vietnam
本稿では、学歴社会と教育格差という視点から、韓国およびベトナムにおける公教育の現状と課題について比較的に検討し、教育改革の方向性の異同について考察する。両国の教育改革は、コロナ禍においてより困難な状況に置かれた脆弱層に対して公正な教育機会を保障するため、教育の質的改善を図り、より個に応じた教育の提供を重視している点で共通している。一方で、韓国では公正さの観点から才能教育システムの縮小、高等学校の序列化解消を志向しているのに対し、ベトナムでは才能教育の展開を一貫して重視してきている。考察を通じて、こうした違いを生み出す要因の1つには国家の経済発展の需要や程度があることが仮説的に示された。departmental bulletin pape
A study on promoting the use of statistical knowledge in mathematics education at teacher training university -Approaches to data science skills through Inquiry-
本研究の目的は,教員養成系大学の数学教育において,既有の統計知識の活用を促進するための具体的な方策を検討することである.まず,日本学術会議の提言や先行研究から,社会的要請と学生の実態との乖離を把握し,その上で,教員養成系大学において統計を体験的に学ぶ必要性を示した.そして,事前調査を基に教材を選び,個別最適な学びを目指して「達成度自由型(ゴールフリー)の活動を」を設定した.その結果,解析に必要な問いやアイディアの出現,代表値の積極的な活用傾向が見えた.また,抽出学生からは授業外での探求,批判的な考察,教育的価値の実感の様子が見えた.その一方で,解析に必要な変数の吟味,個々の統計知識の偏り,正規分布や検定の活用を促すことへの課題が見えた.departmental bulletin pape
Introduction of initiatives at project seminar ーEco-bag development project by industry-academia collaborationー
本稿の目的は、人間環境デザイン学科プロジェクトゼミでの産学連携事業「エコバッグプロジェクト」の取り組みについて報告するものである。このプロジェクトは、2020年度よりSDGsを合言葉にオムロン株式会社草津事業所、滋賀県立湖南農業高校、田中直染料店、畿央大学村田ゼミが協働で取り組んだものである。オムロン株式会社草津事業所が食堂で出た生ごみをたい肥化し、高校がそのたい肥を活用して綿花を栽培した。村田ゼミはエコバッグのデザインを提案するとともに、その綿を糸にして草津の市花であるアオバナを染料店の協力のもと染色し、琵琶湖のロゴマークを作成した。さらに学生たちは高校生への出前授業を準備した。この取り組みは、学年を超えた学生同士の協力や、課題解決能力を身につけることに効果的な活動であった。departmental bulletin pape