404 research outputs found

    表紙

    Get PDF

    表紙

    Get PDF

    目次

    Get PDF

    表紙

    Get PDF

    目次

    Get PDF

    目次

    Get PDF

    セネガル農村部における基礎保健員の継続的活動を支える住民側の要因

    Get PDF
    目的:セネガルの農村部において、基礎保健員の継続的活動を支える住民側の要因を、プライマリ・ヘルスケアの住民参加という視点から明らかにすることである。方法:セネガル共和国C郡にある、9村の保健小屋にかかわっている住民(村長・自治会役員・保健委員・基礎保健員)に対し、住民の基礎保健員への関わりと必要性、役割認識、基礎保健員の活動上の問題と対処行動、保健委員の活動等について、家庭訪問による質問紙を用いた面接調査を実施した。結果:同意が得られた対象者は、6村の保健小屋にかかわっている住民で、その内訳は村長6名、自治会役員6名、保健委員4名、基礎保健員4名の20名であった。1) 村の問題として、インフラの未整備、村の経済発展、健康問題があげられ、このことについて何らかの話し合いが行われていた。2) 基礎保健員の活動に対する住民のかかわりは、資金の提供、保健小屋の運営や維持管理と積極的に行っているにもかかわらず、多くの者が基礎保健員の力では健康問題の解決は不十分であると考えていた。3) 基礎保健員は自身の役割の上位に、健康教育を挙げていたが住民は治療行為を期待しており、両者の間に役割認識の差があった。4) 住民が捉えている基礎保健員の活動上の問題は、基礎保健員が専門性を発揮する上での問題からプライベートな問題に至るまで様々であった。その中には、基礎保健員の知識や能力といった解決できない問題があった。5) 現在基礎保健員が活動している村には、全て保健委員会が設置されていた。保健委員は、保健小屋を村で唯一の公共施設と捉え、保健小屋を大きくすることで村に活気が出て村が発展すると考えていた。結論:基礎保健員の継続的活動を支える住民側の要因は、基礎保健員と村の問題について共通認識し、そのことについて話し合うことである。また、基礎保健員が実施可能な範囲の活動を住民が理解することであり、基礎保健員の活動上の問題に対して話し合いを通して対処行動を見出す力を持っていることである。さらに、住民の中にそれをリードする保健委員会組織が存在し、村全体の発展を目指して保健活動に携わる保健委員の総合的視点があることである

    領域別臨地実習に向けた模擬患者演習による看護系大学生の学習意欲への影響 : 演習実施者と観察者での教育効果の違い

    Get PDF
    本研究の目的は、模擬患者演習における演習実施者と観察者での学習意欲に対する教育効果がどのように異なるのかについて明らかにし、今後の演習における課題を検討することである。2011年9月にA大学看護学部3年生86名を対象とし模擬患者演習を実施し、その前後に質問紙調査を行った。その結果、観察者では看護師を目指す学習意欲が向上していた。演習実施者の学習意欲では、看護へのイメージ化とともに「学習」に関する項目に有意な変化があったことから、自分の学習に対する具体的な課題を見出し、演習において現場に近い感覚が得られたことが窺えた

    Arsenic content in pelagic particulate matter collected from the Pacific Ocean surface

    Get PDF
    ヒ素は、古くから毒性元素として理解されている傍ら、海産動植物に多く含まれる元素である。海水中においては、ヒ素はそのほとんどが無機態として存在し、その濃度は約2μg/Lときわめて低い。しかし、海水から植物プランクトンや海藻に取り込まれ、海洋生態系で生物濃縮を受ける結果、海産動植物のヒ素濃度は、乾物あたり数10 mg/kgから100 mg/kgにも達する。この濃度は、陸上動植物の値に比較して2~3桁高いものであり、海産動植物のヒ素濃縮については、食品衛生学的にも関心が払われてきた。本研究では、海洋生態系において、海水からのヒ素取り込みに関与するものを含む浮遊懸濁物に焦点を当て、太平洋の様々な海域の表層からそれらを採取し、懸濁物のヒ素含有量と、懸濁物の組成(植物プランクトン由来のもの、動物プランクトン由来のもの、その他のものとしてのデトライタス)を分析することで、浮遊懸濁物のヒ素含有特性について、海域を越えた普遍的な見解を得ることを目的とした。採取海域は日本、オーストラリア、ニュージーランド、フィジー、ハワイ、そして帰路を経て日本を結ぶ航路上であり、一日毎に分取した試料は合計52個となった。分析の結果、航路上全体に認められる傾向として、懸濁物のヒ素含有量は、懸濁物に占めるデトライタスの割合が高いほど多く、デトライタス量に依存していることが明らかになった。ヒ素は海水中には約2μg/Lという低い濃度で存在するが、海底の堆積物中の濃度は約40 mg/kgとされる。海洋表層の浮遊懸濁物は、鉛直移動を経て海底に到達し、海底堆積物の高いヒ素濃度に寄与している可能性が推察された。Arsenic (As) has a ubiquitous distribution in nature. In organisms, As is more common in marine organisms than it is in terrestrial organisms. In this study, the total As content of pelagic particulate matter collected from 52 consecutive sample sections along a transect extending from Shimonoseki (Japan) through Brisbane (Australia), Auckland (New Zealand), Suva (Fiji), Hawaii (USA), and then back to Shimonoseki was investigated. The particulate matter collected from each section was classified according to whether it was phytoplankton, zooplankton, or unknown matter (detritus). High As concentrations were observed in fractions containing high percentages of detritus, with this tendency observed along the entire transect in the Pacific Ocean

    Comparison of fertilizer efflux from soil and amount of nutrients in crops between an organic

    Get PDF
    植木鉢を用いた小規模実験で,有機栽培土壌と慣行栽培土壌の保水力と肥料成分の溶脱,および栽培したパプリカ(トウガラシの1栽培品種)の栄養成分含有量を比較した.本実験で用いた有機栽培培養土は慣行栽培培養土より保水性が高く,CODとリン酸態リンの溶脱量が少なかった.また,カリウムと無機態窒素の総流出量は有機栽培区と慣行栽培区で差がなかったが,流出は有機栽培区で早期に,慣行栽培区では若干遅れて始まる傾向がみられた.パプリカ熟果のRQフレックスによる測定では,グルコースの含有量に有意差はなかったが,ビタミンCの含有量は有機栽培区で有意に多かった.上記の結果は,個別の栽培条件と対象作物についての実験的研究の結果であり,パプリカについての結論を得るには,異なる条件,異なるスケールでの実験を積み重ねる必要がある
    corecore