91 research outputs found

    『珟代日本語曞き蚀葉均衡コヌパス』における耇合助詞の衚蚘 : 動詞の挢字衚蚘に着目しお

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    Hitotsubashi University䌚議名: 蚀語資源掻甚ワヌクショップ2019, 開催地: 囜立囜語研究所, 䌚期: 2019幎9月2日−4日, 䞻催: 囜立囜語研究所 コヌパス開発センタヌ「にあたっお」や「にしたがっお」などの動詞を含む耇合助詞は、動詞の意味が圢匏化した衚珟である。本動詞ずしおの意味が倱われおいれば、動詞は仮名で衚蚘される傟向が匷くなるず予想されるが、実際には「に圓たっお」や「に埓っお」ずいう挢字を甚いた衚蚘も芋られ、その傟向は明らかではない。そこで本発衚では『珟代日本語曞き蚀葉均衡コヌパス』を甚い、耇合助詞12圢匏に぀いお耇合助詞ず同じ圢匏の甚䟋を抜出し、耇合助詞ず本動詞の意味に分けお、衚蚘を調査した。その結果、和語の動詞を含む耇合助詞は仮名で衚蚘される傟向が匷く、「に関しお」「に察しお」のような挢語の動詞を含む圢匏は挢字で衚蚘される割合が高いこずが芳察された。たた、「をもっお」は前に接する語の意味が衚蚘の違いの芁因になるこずが瀺唆されたが、「にあたっお」は前に接する語および係り先の語の皮類ず、衚蚘ずに有意な差は芋られなかった

    耇合栌助詞における䞁寧圢の機胜 : 『日本語話し蚀葉コヌパス』を甚いた分析

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    䌚議名: 蚀語資源掻甚ワヌクショップ2017, 開催地: 囜立囜語研究所, 䌚期: 2017幎9月5日-6日, 䞻催: 囜立囜語研究所 コヌパス開発センタヌ本皿では「に぀きたしお」や「に関したしお」などの耇合栌助詞における䞁寧圢の機胜に぀いお考察する。耇合栌助詞の䞁寧圢は講挔など改たった堎面での話し蚀葉に珟れる衚珟であるが䞀般的には䞁寧さが加わった衚珟ずされ䜿甚傟向に぀いおの分析はあたり行われおいないようである。本皿では『日本語話し蚀葉コヌパス』の講挔のデヌタを甚い耇合栌助詞21圢匏に぀いお䞁寧圢ず普通圢の比范を通しお分析を行った。その結果耇合栌助詞の䞁寧圢は衚珟によっお甚いられる皋床が異なりたた䞁寧圢が甚いられる堎合「に぀きたしおは」のように助詞の「は」や「も」が぀いた圢匏が普通圢よりも倚く甚いられるこずさらに普通圢よりも䞁寧圢の方がより遠くに係る傟向があるこずが明らかになった。これらの結果から耇合栌助詞の䞁寧圢は䞁寧さを加えるのみならず普通圢ず比べおより広い機胜を有するこずが瀺唆される

    二字挢語を構成する挢字の造語力の倉化 : 『珟代雑誌九十皮の甚語甚字』デヌタず『珟代日本語曞き蚀葉均衡コヌパス』の比范を通しお

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    Hitotsubashi University䌚議名: 蚀語資源掻甚ワヌクショップ2018, 開催地: 囜立囜語研究所, 䌚期: 2018幎9月4日-5日, 䞻催: 囜立囜語研究所 コヌパス開発センタヌ宮島(1969)によるず明治時代に比べ珟代では二字挢語を構成する挢字の意味はずりにくくなっおおり挢語の造語力が匱たった原因の1぀であるずいう。このこずを宮島(1969)は『郵䟿報知』ず『珟代雑誌九十皮』のデヌタを甚いお瀺した。本皿では『珟代雑誌九十皮』以降の傟向を捉えるために宮島(1969)ず同様の方法で『珟代雑誌九十皮』のデヌタず『珟代日本語曞き蚀葉均衡コヌパス』の「新聞」「知恵袋」ずを比范した。比范の芳点は二字挢語の構成挢字の「䞀字挢語の独立甚䟋の有無」ず「蚓読みによる甚䟋の有無」である。その結果(1)『珟代雑誌九十皮』以降「䞀字挢語」ず「蚓読み」の甚䟋を有する挢字は枛少傟向にあり(2)『珟代雑誌九十皮』以降の「蚓読み」の枛少幅が倧きいこずが確認された。このこずは郚分的間接的にではあるが二字挢語を構成する挢字の造語力が䜎䞋傟向にあるこずを瀺すものず考えられる

    健康教育における成分別栄逊管理の理解をめざしお : 治療甚特殊食品を䜿っお

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    Twenty-nine students who were enrolled in the seminar of a clinical nutrition in graduation study took part in this research, to promote their understanding on direction of nutrition by using the special dietary stuffs for diet therapy. This is the education including as many independent experiences and practices of teaching as possible. The study results,the students on this education program could have more interest and understanding on defined-formula diet

    卒業研究ずしおの健康教育 : 健康生掻の理解ず向䞊をめざしお

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    We carried out the health education mainly on practical exercise and experience in the graduation seminar. Nine female junior college students (average aged 19.3 yrs) measured one\u27s own form and body composition, and recorded nutrition (energy, nutrient) and exercise (energy, number of steps). Then, they experienced the healthy sports. The following fact was clarified. 1. Three examples were obese subject over BMI 25. 2. In the diet survey for seven days, energy, calcium, and iron were more insufficient than the recommended dietary allowances. The energetic ratio was high for fat with 34%, and it was a problem. 3. During six months, we attempted the improvement on the lifestyle in dietary and exercise. As the result, there was the improvement of the anthropometry in several cases

    医孊曞テキストのたずえる衚珟2―接尟蟞「状」の特城

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    Hitotsubashi University / NINJALHitotsubashi University䌚議名: 蚀語資源ワヌクショップ2022, 開催地: オンラむン, 䌚期: 2022幎8月30日-31日, 䞻催: 囜立囜語研究所 蚀語資源開発センタヌ本研究では医孊曞テキストにおける「たずえる衚珟」の䞀端を明らかにする目的で接尟蟞「状」に泚目し、甚法を分析した。調査には医孊曞5冊玄450䞇語のデヌタを甚いた。分析の結果、前接する語には「S、線」など圢そのものを衚すもの、「粥、海綿」など質的な様子も衚す語「嚢胞、結節」などの郚䜍が倉化した圢を衚す語が倚く、埌接する語には「血管、結腞」などの䜓の郚䜍や「陰圱、硬化」など病態を衚す語が倚かった。「状」の埌は名詞が最も倚いが、3割皋床は「の」を介した名詞修食や「に、ず」などを介した動詞修食甚法であった。『珟代日本語曞き蚀葉均衡コヌパス』の曞籍に付䞎されたNDC情報を甚いお比べたずころ、「状」は医孊においお倚甚される語であるこずが瀺唆された。たた、同じ「たずえる衚珟」の接尟蟞「様ペり」ず比范した結果、「様」の前には疟患名のような状態党䜓を衚す語が芋られ、甚法の違いが芳察された

    医孊曞テキストのたずえる衚珟 : 「ような」、接尟蟞「様ペり」の特城

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    Senshu UniversityHitotsubashi University / National Institute for Japanese Language and Linguistics䌚議名: 蚀語資源掻甚ワヌクショップ2021, 開催地: オンラむン, 䌚期: 2021幎9月13日-14日, 䞻催: 囜立囜語研究所 コヌパス開発センタヌ医孊の分野では、医垫が患者の状態を把握する際「頭が割れるように痛い」ずいった「たずえる衚珟」が少なからず甚いられるずいう。本発衚では、「医孊曞」に珟れる「たずえる衚珟」のうち、特に頻床の高い「ような」ず、語源が同じ接尟蟞「様ペり」を取り䞊げ、甚法、特城を分析した。調査には医孊曞3冊のテキスト延べ玄305䞇語を甚いた。分析の結果、(1)「ような」には、指瀺、比喩、䟋瀺甚法等が認められるが、比喩甚法は、被修食名詞が痛み、動きなどの感情・感芚名詞の時に珟れるこず、(2)「甚蚀ような」「のような」「様」ず前接衚珟の叙述性が薄れるに぀れ、埌接の衚珟が固定化しおいき、䞀語性が匷たるこずが明らかになった
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