21 research outputs found

    Creating Classes Based on School as a Team for Learning Together with Pleasure : :Educational Practice Fostering “MUKAU CHlKARA" through collaboration with Specialized Organization

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    琉球大学教育学部附属発達支援教育実践センターでは、発達障害のある子ども達等を対象とした「トータル支援教室」においてくともに楽しむ>集団支援を行っている。筆者は長年支援スタッフとしてその活動に関わる中で、くともに楽しむ>集団支援を学校現場に取り入れようと考え、特別支援学級において「遊びを主体とした活動」による自立活動として教育課程に位置づけ、教育実践した。その結果、教職員の変容が子どもたちの他者との関わりを活発にし、『向かう力』を引き出したと述べた。(崎漬ら2015)今回は、肢体不自由特別支援学級(以下、肢体不自由学級)と知的障害特別支援学級(以下、知的学級)、自閉症・情緒障害特別支援学級(以下、情緒学級)の合同授業において、専門機関や専門家と連携・協働による「ともに楽しむ」授業づくりの実践を行った。そして、支援者の気づき・関わり・題材の工夫を記述し、教職員の専門性の向上と「楽しみを共有」する授業づくりの意義について考察した。その結果、ともに楽しむ実践が、相互の信頼関係や温かい人間関係、自分の考えや思いなどを安心して表現できる支持的風土のある学級集団づくりにも生かせる有効な実践となることが示唆された

    Support Based on the Characteristic of the Area to Special Need Children And Make to System for Education Practice : Through Special Need Education and the Practice Approach to the Total Support System

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    琉球大学教育学部附属発達支援教育実践センターは「障害児・者の支援・教育に関わる学生・教員の実践力殻成機能の充実と地域の学校や教育行政機関との協働支援を行う地域拠点の構築」と題する中期計画達成プロジェクトを実施した。プロジェクトの中核となるトータル支援活動を通して、多様な課題がより鮮明になり、今まで以上に障害児・者への支援・教育は乳幼児期から成人期までの生涯におよぶ一貫した具体的な支援・教育とともに、地域の特性に基づいた支援・教育が求められた。また、より一層の福祉、医療、保健、労働等近接領域間の連携・協働による支援・教育体制の整備やネットワークの構築が求められた

    Creating enjoyable classes through collaboration with a school as a team : Collaboration with Specialized organizations Through coming

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    平成28年4月に障害者差別解消法(以下、解消法)が施行され、学校でも障害のある子も障害のない子もともに過ごしともに学ぶインクルーシブ教育システムの構築が強く求められるようになった。琉球大学教育学部附属発達支援教育実践センターでは、発達障害のある子ども達等を対象とした「トータル支援教室」において、子ども達の育ちと学びを「遊びのなかの発達的要素」に基づいて考え、遊びによる「他者との関係性Jを基盤としたくともに楽しむ集団支援>を行っている。センターで行っているトータル支援の知見を、学校教育に取り入れ、本年度、本校に脳性麻揮による重度の肢体不自由の障害のある児童が入学したことをきっかけに、肢体不自由特別支援学級(以下、肢体不自由学級)とその児童が交流している通常学級(以下、通常学級)との交流及び共同学習において、専門機関や専門家と連携・協働による「ともに楽しむ」授業実践を行った。本研究では、「ともに楽しむ」授業実践の活動記録から、支援者の気づき・関わり・題材の工夫を整理して記述し、協働による授業づくりとチームとしての学校について考察した。さらに、連携・協働による「楽しみを共有」する授業の意義について考察した。その結果、「ともに楽しむ」視点での授業づくりが、集団づくり、自主性を高める基盤となる学級活動として有効であること、チーム学校として成立しやすい活動であることが示唆された
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