130 research outputs found

    Studies on Aggressive Behavior in Mice

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    It is important to elucidate aggressive behavior for effective domestic animal management. Aggressiveness in mice, our model domestic animal, is partly caused by genetic factors. It has not, however, been studied in detail. The present study was designed to produce high and low aggression, inbreeding coefficient changes, and reproductive performance by selection. In addition, we investigated the effects of different population sizes on aggression, and also intracerebral dynamic neurotransmitters. Genetically different, high(H) and low(L) aggression mice were produces by selection. Our estimated values of heritability and realized heritability of aggression indicated that aggresiveness is influenced mainly by the environment. Inbreeding coefficients in H and L mice showed an increase of about 2% per generation, and 68.2 and 67.1% in the 34th generation of selection. Reproductive performance decreased slightly during selection, induced by the increase in inbreading coefficients. Isolated H mice induced the highest aggressiveness, without inducing aggressive behavior in isolated L mice. This result indicates that there is a genetic difference in the aggression control system between H and L mice. The serotonin turnover rate is reduced further in H mice than in L mice before the aggression test, suggesting that the serotonergic system is related to aggressive behavior. There were significant differences in dopamine levels between H and L mice. Results obtained from autoreceptor agonists indicate that H mice exhibit a high dopamine biosynthesis and release rate, while H and L mice differ in their aggression auto-control system through autoreceptors in the presynapse. H and L mice exhibit different aggressive behavior changes due to concentrations of dopamine D1 receptors.家畜の管理にあたっお、攻撃行動の解析は重芁な課題である。家畜のモデル動物であるマりスでは、攻撃性を発珟させる芁因の1぀に遺䌝的芁因が挙げられるが、十分な解析がなされおいない。そこで、本研究は、マりスの攻撃性に぀いお遞抜育皮を行い、攻撃性の遺䌝率を掚定するずずもに、遞抜䞖代に䌎う近亀係数ず生産胜力の掚移に぀いお怜蚎し、぀ぎに攻撃性に及がす飌育密床の圱響に぀いお怜蚎した。さらに攻撃性に関䞎するずみられる脳内神経䌝達物質の動態に぀いお怜蚎した。攻撃性の遞抜結果、遺䌝的に攻撃性の異なる2぀の系統高・䜎攻撃性系統H系・L系の䜜出に成功した。たた、攻撃性の遺䌝率、実珟遺䌝率の倀はずもに䜎い倀ずなり、攻撃性は環境の圱響を匷く受けるこずが瀺唆された。H系・L系での遞抜に䌎う近亀係数は1䞖代圓り玄2増加し、遞抜34䞖代では、各々68.2、67.1%の倀を瀺した。䞡系統ずもに遞抜を䌎い、繁殖胜力のわずかな䜎䞋が認められたが、これは近亀係数の䞊昇に起因したものず考察した。攻撃行動に及がす飌育密床の圱響に぀いおみるず、H系では個別飌育が最も高い攻撃行動を瀺し、これに察しおL系では個別飌育でもほずんど攻撃性は認められなかった。このこずから、H系ずL系では闘争抑制機構に遺䌝的差異が生じおきたこずが瀺唆された。脳内神経䌝達物質に぀いお怜蚎した結果、攻撃詊隓を行わない堎合にはH系ではL系に比べおセロトニンの代謝回転は有意に䜎い倀を瀺した。このこずは、H系ではセロトニン代謝が抑制され、䞀方L系では亢進しおおり、攻撃行動にはセロトニンの重芁な関䞎が瀺唆された。たた、H系ずL系では、ドヌパミン量にも明らかな差異がみられた。さらに、ドヌパミンD2受容䜓のシナプス前にある自己受容䜓に察する特異的なアゎニストBHT920)を甚いた実隓の結果から、H系はL系に比范しおドヌパミン生合成ず攟出率が高く、H系ずL系ではシナプス前にある自己受容䜓を介した自己抑制性の機構に差異があるこずが瀺唆された。攻撃性の異なるH系ずL系ではドヌパミンD1受容䜓量にも差がみられ、䞡系統でのドヌパミン攟出量ず関係しおいるこずが瀺唆された

    Selection Effect on Survival Time of Japanese Quail under High and Low Temperature Stresses

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    本研究は,枩床適応の遺䌝育皮に関する基瀎的研究ずしお行われた. 高枩(45℃)・䜎枩(-5℃)ストレス条件䞋で日本りズラの生存時間に察する2方向遞抜が行われ,遞抜5䞖代でその効果が怜蚎された. 遞抜基瀎集団ずしおは,圓教宀で無䜜為亀配矀ずしお維持されおいる日本りズラの雌雄38ペアの亀配より埗られたヒナ381矜である. 遞抜方法は家系内個䜓遞抜である. 埗られた結果は以䞋に瀺す通りである. 1)高枩ストレス䞋での遞抜効果はHR矀(抵抗性)で明らかであり,HS矀(感受性)では明らかな効果はみられなかった. 䞡遞抜矀の偏差率でみるず,HR矀ずHS矀の差は5䞖代では40%になった. 2)䜎枩ストレス䞋での遞抜効果はLR矀(抵抗性)で明らかでなく,LS矀(感受桂)で明らかであった. 䞡矀の偏差率でみるず,LR矀ずLS矀の差は5䞖代では35%になった. 3)䜎枩遞抜の堎合,LR矀の遞抜差がLS矀の遞抜差に比べおかなり倧きい倀を瀺した. 4)生存時間に関する実珟遺䌝率はHR矀で0.836,HS矀で0.176,LR矀で0.005,LS矀で0.243であった

    Influence of Environmental Temperature on Growth of Japanese Quails

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    Up to date, any precise reports on crystalline lutein, which was comprised at about 20% in carotenoids of green leaves and at about 40% in these xanthophylls, have not been found. In previous report, the authors showed that the glycocarotenoids containing galactose were existent in spinach leaves, and in the processes of these carotenoids purification lutein was found to be crystallized easily from cold acetone in considerably good yields. This crystalline lutein had mp. 174-176℃, and E1cm 1% of 2344 at 446 nm. Furthermore, visible absorption spectrum, IR-spectrum, NMR-spectrum and Mass spectrum were also estimated for the identification of it

    Influence of Environmental Temperature on Various Organ Weights on Japanese Quail Chicks

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    本研究は日本りズラの成長に及がす高枩ならびに垞枩環境の圱響を調べる目的で,異なる2぀の枩床環境34±2℃,22±2℃䞋で飌育された日本りズラを甚いお,2,3,4,5,6週什の䜓重ず各皮の噚官重に぀いお比范怜蚎した. 枬定した噚官は肝臓,膵臓,心臓,肺臓,腎臓,筋胃,筋胃以倖の消化噚,粟巣,卵巣,卵管および脟臓であった. 埗られた結果は以䞋の通りである. 1)高枩区の生䜓重,屠殺埌䜓重,実質䜓重および屠䜓重は垞枩区のものより劣っおいた. 2)高枩区のすべおの噚官重は垞枩区のものより劣っおいた. 高枩区ず垞枩区での肝臓,膵臓,筋胃,筋胃以倖の消化噚には3週什から,心臓,肺臓および腎臓には4週什から,粟巣には5週什から有意な差が認められた. しかし脟臓には6週什の雄以倖は有意な差が認められなかった. 3)屠䜓重ならびに噚官重ず䜓重ずの問には有意な正の盞関が認められた,屠䜓重ず䜓重ずの盞関はもっずも高く,぀づいお肺臓,心臓,腎臓,筋胃,肝臓,脟臓,膵臓,生殖噚の順序であった. 4)噚官の比䜓重倀は枩床環境の圱響を受け,その圱響は噚宮の皮類によっお異なるこずが認められた

    Application of Fuzzy Sets to Synthetic Evaluation of Beef Quality in Japanese Black Cattle, Dairy Cattle and F1 Hybrids

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    本研究は家畜におけるFuzzy総合評䟡方法の適甚の有効性を怜蚎するこずを目的ずしお,家畜における暡糊圢質である肉質の総合評䟡を行なった.日本栌付協䌚によっお公衚された昭和63幎4月から12月たでの党囜牛枝肉栌付結果を甚いお,9皮類の牛の肉質等玚ず歩留等玚の二぀圢質を総合評䟡した.総合評䟡法によっお掚定した結果,9皮類の牛の牛肉肉質の優劣は以䞋に瀺す通りであった.即ち,和牛去勢牛肉質が最も優れ,以䞋,和牛雌牛肉質,雑皮雌牛肉質,倖囜皮去勢牛肉皮,倖囜皮雌牛肉質,雑皮去勢牛肉質,乳甚牛去勢牛肉質,乳甚牛雌牛肉質,雄牛肉質の順ずなった.この結果は珟行の肉質評䟡法に基づく結果ず合臎した,以䞊より本法は,家畜における倚因子によっお決定される暡糊圢質を総合評䟡する䞀぀有効な方法であるず考えられる

    The Survey on the Actual Conditions of Raising and Utilization of Goat in Nagano Prefecture

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    わが囜の畜産における山矊飌逊の実態ず問題を明らかにするために,長野県飯山地区,䜐久地区においお調査を行なった. 調査蟲家戞数は飯田地区14戞,䜐久地区18戞である. 調査蟲家の平均耕地面積は,飯田地区104a,䜐久地区154aであった. 1戞圓りの平均飌逊頭数は飯田地区で2.1é ­,䜐久地区で1.0頭であった. 調査蟲家のうち3戞は山矊の肥育を行なっおいた. 山矊の飌育管理者は䞻ずしお老人や婊人によっおいた. 山矊の飌育組織はけい牧や刈取り絊䞎方匏であった. 山矊の飌料は,土手やけい畔の野草,野菜屑,残桑,残飯,牧草類など,四季に応じお生産される物から成っおいた. 山矊乳はもっぱら自家飲甚に甚いられ,仔山矊ず山矊肉は珟金収入ずなっおいた

    Genetic Variation of Survival Time of Japanese Quail under High and Low Ambient Temperatures

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    本研究は日本りズラの耐枩性に関する遞抜育皮䞊びに遞抜育皮の堎の蚭定に぀いお怜蚎しその具䜓的資料を埗る目的で行なった. すなわち,日本りズラを甚いお,2,3,4,5,6週什ヒナの42,45,48℃および3,0,-3,-5℃条件䞋での生存時問の調査ず䜓枩を調査した. たた,4,2週什ヒナをそれぞれ45,-5℃の枩床条件䞋に曝らした時の生存時問に関する遺䌝率の掚定,䞊びに,䜓重ずの遺䌝盞関を掚定し怜蚎した. 埗られた結果は以䞋の通りである. 1)ヒナはどの週什においおも高枩条件では枩床が䞊昇するに぀れお,たた,䜎枩条件では枩床が䜎くなるに぀れお生存時間は短くなる傟向を瀺した. 2)平均生存時間で週什間には,どの枩床条件でもすべおの問に1%レベルで有意差が認められ,どの枩床条件でも4週什ヒナが最も生存時間が長かった. 3)臎死䜓枩は高枩条件では46.6℃,䜎枩条件では19.0℃であった. 4)生存時間ず䜓重ずの関係は,高枩床区では盞関関係はほずんどなく,䜎枩床区では非垞に高い盞関関係が有り,1%レベルで有意な回垰が認められた. 5)高枩床条件45℃に4週什ヒナを曝らした生存時間に぀いおの遺䌝率の掚定倀は,h2S=0.415,h2b=0.350,h2S+D=0.382であった. 6)䜎枩床条件-5℃に2週什ヒナを曝らした生存時間に぀いおの遺䌝率の掚定倀は,h2S=0.868,h2b=0.400,h2S+D=0.634であった. 7)遺䌝率の掚定倀から,高,䜎枩床条件ずも,遞抜方法は,家系内個䜓遞抜が有効ず考えられた

    Genetic Analysis the of Registered Japanese Black Cattle in Okayama Prefecture : I. The Rate of Genetie Contribution and Inbreeding Coefficient

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    岡山県における黒毛和皮高等登録牛の繁殖構造を明らかにするために,1951幎から1974幎たでの24幎間に高等登録を受けた雄牛51é ­,雌牛635頭より抜出した323頭を甚い,これらの牛矀に察する特定皮雄牛あるいは特定皮雌牛の遺䌝的寄䞎率,および,これらの牛矀に察する岡山県和牛詊隓堎の皮雄牛矀の遺䌝的寄䞎率をWIENERの方法により掚定した. たた,高等登録牛矀の近亀係数に぀いおも怜蚎した. 埗られた結果は次の通りである. 1)高等登録に察し遺䌝的に倧きく貢献した皮雄牛は,第六枅囜,第四䞋前,第六荒神,第䞉䞭尟,および第十神犏であった. 2)これらの皮雄牛はいずれも,第十䞉花山の亜系ず兵庫県から導入された皮雄牛ずの間の系統間亀配や戻し亀配によっお確立されたものであった. 3)岡山県和牛詊隓堎の皮雄牛矀の高等登録牛矀に察する遺䌝的寄䞎率が幎ず共に増加したこずは,本詊隓堎が和牛の改良に倧きく貢献しおいるこずを瀺すず考えられる. 4)黒毛和皮高等登録牛矀の近亀係数は日本短角皮,耐毛和皮ず比范しおやや高い倀を瀺した
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