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Application of Fuzzy Sets to Synthetic Evaluation of Beef Quality in Japanese Black Cattle, Dairy Cattle and F1 Hybrids

Abstract

本研究は家畜におけるFuzzy総合評価方法の適用の有効性を検討することを目的として,家畜における模糊形質である肉質の総合評価を行なった.日本格付協会によって公表された昭和63年4月から12月までの全国牛枝肉格付結果を用いて,9種類の牛の肉質等級と歩留等級の二つ形質を総合評価した.総合評価法によって推定した結果,9種類の牛の牛肉肉質の優劣は以下に示す通りであった.即ち,和牛去勢牛肉質が最も優れ,以下,和牛雌牛肉質,雑種雌牛肉質,外国種去勢牛肉種,外国種雌牛肉質,雑種去勢牛肉質,乳用牛去勢牛肉質,乳用牛雌牛肉質,雄牛肉質の順となった.この結果は現行の肉質評価法に基づく結果と合致した,以上より本法は,家畜における多因子によって決定される模糊形質を総合評価する一つ有効な方法であると考えられる

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