13 research outputs found

    検査に関したアクシデント・インシデント事例の分析 : マニュアル作成に取り組んで

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    外来部門では,昨年度アクシデント・インシデント事例の実態を分析して,再発防止のための課題を明らかにした。その中では,医師を含めた他部門とのコミュニケーション不足や検査に関するトラブルが最も多くを占めていた。そこで,今年度は引き続きアクシデント・インシデント事例の実態と分析を行った。更に外来での検査を安全に確実に実施するための課題については,検査に関するトラブル予防のマニュアル作成を行い,その効果について検討をして以下のことが明確になった。1.外来看護婦一人一人が積極的に事例を提出し,共有していく姿勢が大切である。2.検査業務の中に多くの問題が潜んでいるので,検査に関するシステム等を含め安全確保に留意しなければならない。3.他部門とのコミュニケーションを図り連携を取って行くことが重要である。4.病院スタッフが一体となって診療が安全で確実に行えるように,協力体制を整えて行く必要がある。5.マニュアル作成も患者の安全,安楽の一つであるが職員の安全,安楽につながる。今後更にマニュアルの評価,改訂を加え快適な医療サービスを考えていきたい。Article信州大学医学部附属病院看護研究集録 29(1): 99-104(2000)departmental bulletin pape

    内科病棟看護婦のMRSAの鼻腔内保菌状況

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    メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)保菌患者のケアにあたる内科病棟勤務看護婦17名を対象に,鼻腔内のMRSA保菌状況について調査した.その結果,延べ62検体のうち10検体(16.1%)から黄色ブドウ球菌が検出されたが,すべてメチシリン感受性黄色ブドウ球菌(MSSA)であり,MRSAは検出されなかった.MSSAが検出された看護婦は17名中4名(23.5%)であった. 今回の結果から,私たちの病棟は感染防止に対する看護婦の意識も高く,感染防止マニュアルも比較的よく守られていることから鼻腔からのMRSA検出0%という結果につながったものと思われた

    内科病棟看護婦のMRSAの鼻腔内保菌状況

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    メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)保菌患者のケアにあたる内科病棟勤務看護婦17名を対象に,鼻腔内のMRSA保菌状況について調査した.その結果,延べ62検体のうち10検体(16.1%)から黄色ブドウ球菌が検出されたが,すべてメチシリン感受性黄色ブドウ球菌(MSSA)であり,MRSAは検出されなかった.MSSAが検出された看護婦は17名中4名(23.5%)であった. 今回の結果から,私たちの病棟は感染防止に対する看護婦の意識も高く,感染防止マニュアルも比較的よく守られていることから鼻腔からのMRSA検出0%という結果につながったものと思われた
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