中学生における学校魅力とその規定要因

Abstract

本研究の目的は,中学生が考える「学校魅力」を構成する要因を明らかにし,それを測る信頼性と妥当性の高い尺度の開発と,その結果から魅力ある学校づくりを推進する方策を検討することであった。中学生1041名を対象とするアンケートを実施し,一般因子gを想定した階層因子モデルによるESEMによるカテゴリカル因子分析の結果,5因子構造の適合度が最も高く,双因子構造が確認された。下位尺度は,「学校行事や学校風土」,「生徒間の人間関係」,「教師との関係」,「学校エンゲージメント」,「自己成長感」の5つから構成された。尺度の妥当性と信頼性についての検討を行った結果,学校魅力の全ての下位尺度において,十分な内的一貫性が認められた。また,全ての下位尺度は,ストレス反応及び不登校傾向との間に負の関連が,学校適応感との間に正の関連が示され,併存的妥当性を有すると判断できた。以上の結果を踏まえ,本研究で作成された尺度を生徒指導および教育相談でどう活用されるべきかが議論された。Article教育実践研究 : 富山大学教育研究実践総合センター紀要, 20号, 2026.01.30, Page 57-69departmental bulletin pape

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Last time updated on 20/02/2026

This paper was published in University of Toyama Repository.

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