戦前・戦後岩手で生活綴方実践を重ねていた小学校教師の一人、永井庄蔵が「ナガイ・ショウゾウ」の筆名で寄稿した報告論考「新しい通信ぼつくり―評価をどう考えるか―」(『教育』1956年3月)の論述を追い、1955年4月に新設された水沢市立常盤小学校での、「新しい学校づくり」に向けた「通信ぼ研究」の取り組みの実際とその議論の特質について検討した。ナガイら教師集団は、これまでに、「通信ぼを、わたされた子どもたちは、なにをいわれたか」を子どもの書いた文から確かめ、教科毎の三段階の相対評価では子どもの生活、学習、健康について「具体的な事実をとりあげてはげましていくこと」ができないとの課題把握から、「学期のしまいに一度だす通信ぼをやめて、たびたびだす通信ぼにし」、また「絶対評価や相対評価をやめて、具体的事実とその意味」を書くようにした。そこには、父母らとともに語りあいながら、「おたがいに幸福で正しい社会をつくるにない手となる教育」を求めた、「職員の共同研究」の模索と格闘が記されていた。departmental bulletin pape
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