C-RECS （Creative Repository of Electro-Communications)

鈴木, 良平

                                 修 士 論 文 の 和 文 要 旨  大学院 電気通信学研究科  博士前期課程  知能機械工学専攻  氏     名  鈴木 良平  学籍番号 0334026  論 文 題 目   可変迎角機構を有する飛行ロボットの飛行性能実験   要  旨    サイクロジャイロ翼と呼ばれる飛行形態がある．これは機体の両端に回転 翼を設置して回転させ，その際得られる水平分力と垂直分力を並進力および 上昇力として推進する飛行機である．回転翼に設置された翼の迎角が回転中 に一定の法則で変化するようになっており，その変化の法則に伴い並進力と 上昇力が変化する．サイクロジャイロ翼はその機構の特徴からホバリング飛 行が可能であり，飛行機にない飛行を行うことができる．また，どの方向に も力を発生することができるという特徴からもたらされる方向転換の容易さ は，ヘリコプターにない優れたものであり，狭い場所を得意とする新たな飛 行形態として大変興味深い．しかし，未だに実機による飛行には成功してい ない．本研究ではサイクロジャイロ翼による飛行を実現するために可変迎角 機構を用い，世界初の飛行実現を目指す．過去の研究を踏まえた上で本研究 では以下の4つについて研究を行った．   1. 機体に働く力とその発生傾向を確認するために，簡易シミュレーショ ンプログラムを作成した．  2. 1．のシミュレーション結果を参考にして試作機を設計製作した． 台ばかりを用いた上昇力測定装置を製作し，上昇力の測定を行った． これまでの研究で使用していたひずみゲージを用いた実験装置より も正確な結果を得ることができた．  3. 平板翼を持つ機体とカンバー翼を持つ機体を製作し，比較実験によっ てカンバー翼の方が良い結果を得られる事を確認した．  4. 翼幅，翼枚数，偏心距離など，試作機の設計パラメータを実験を通 して調整し，上昇力が自重を上回る機体の設計・製作に成功した． このことから試作機が飛行可能であることを確認した．  

可変迎角機構を有する飛行ロボットの飛行性能実験

安河内, 寛哉

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樹脂製バイオチップの精密成形技術の開発

笹島, 豪

0234015( )( )He 2Andersen et al.[1] MeV He 12 1221ZZ2 (Z = 1) (Z = −1)hyperspherical L2 integrable basis(HSL2) [2,3] 2L ≤ 4 Andersenet al. [1] 1-5MeV 15% 215-35% ( 1 ) L ≥ 52 21 1s ²p 80% ∆L = 11 2 2²p ²′p 1De1: He 22: 5MeV 2[1] L. H. Andersen et al., Phys. Rev. Lett 57, 2147 (1986).[2] T. Morishita et al., J. Phys. B 34, L475 (2001).[3] T. Morishita et al., Nucl. Inst. Method B, in press (2003).

陽子及び反陽子衝撃によるHe原子の2重イオン化：高い角運動量成分を含めた断面積の非経験的計算

高橋, 学士

                                   修 士 論 文 の 和 文 要 旨   大学院 電気通信学研究科  博士前期課程      電子物性工学 専攻  氏     名 高橋 学士  学籍番号 0234020 論 文 題 目 多価イオンによる表面改質とその物性評価   多価イオンは膨大な内部エネルギーを持ち、Ｘｅ４４＋(Ne-like)では５０ｋｅＶ程になり、Ｕ９２＋(bare)に至っては８００ｋｅＶ近くにもなる。多価イオンを固体表面に衝突させ、表面に多価イオンの内部エネルギーを付与することで表面構造をナノメートルオーダーで改質させることができる。これまでの研究で、Ｘｅ４４＋をＳｉ（１００）表面に照射し、励起光３７９ｎｍのチタンサファイアレーザーでフォトルミネッセンス測定を行うと、励起子準位（ｎ＝１）を経由する黄緑色（５６６ｎｍ）の蛍光線が得られることが報告されている。多価イオン照射によりシリコン表面上に生成されたナノ構造を周期的に並べることにより、フォトニック結晶やナノデバイスなどへの応用が考えられている。本研究では、多価イオンを利用したナノデバイス作製に向け、ビームラインの整備、表面評価装置の立ち上げを行い、多価イオンによって改質した表面の物性的変化を調べた。 多価イオン照射実験に移る前にビームラインの改善を行った。これまでの引き出しイオン量は数が少なく（５，０００ｃｐｓ）、１回の照射実験に３０時間もの時間がかかり、多価イオンを高い密度で照射するには適していなかった。そこで、ビームラインの見直しを行い、より効率的なビーム輸送方法をシミュレーションや実験を通して探索した。例えば、イオンビームを直角に曲げるためにこれまで使用してきた四重極ベンダーは、複雑な鞍型のポテンシャルによってイオンビームの微調整が難しいことが分かった。そこで、２枚の１／４円筒状の板から作ったベンダーを作製した。このベンダーのポテンシャルはバンク状になりイオンビームの微調整を簡単に行うことができるようになった。その他、扇型質量分離器の出口スリットの変更、ビームラインの真空向上などによりイオン量は今までの３０倍以上の量（１５０，０００ｃｐｓ）になり１回の照射時間は３時間程度に短縮することができた。 ユニソク社製ＳＴＭは、シリコン表面の観察をするため探針の材料を白金イリジウムからタングステンに変更した。タングステン探針は電解研磨によって作製し、超高真空中で電子ビーム過熱してタングステン表面の酸化層を取り去った。この改良を行ったことで、シリコン表面を原子分解能で観察できるようになった。 多価イオン照射用試料のシリコンは通電加熱をして清浄表面を作製し、反射高速電子線回折（ＲＨＥＥＤ）を用いて清浄表面の確認をした。多価イオン照射した試料は真空を保持したままフォトルミネッセンス測定装置に移動することができ、試料表面を汚染させることがない。フォトルミネッセンスの測定では、試料を液体ヘリウムで１０K 程度まで冷却することができる。励起光は、波長３５５ｎｍのＮｄ：ＹＡＧレーザーの３倍波を使用し、過去の報告から黄緑色（５６０ｎｍ）付近での発光が見られると予想される。  研究室内の物性評価装置が整いつつあり、今後は様々な試料で多価イオンと固体表面の研究を行うことが期待できる。   

多価イオンによる表面改質とその物性評価

本編と附録、各1冊
全37丁, 附録:12丁
養老館藏版
挿図有り
虫損ありboo

桑本, 正明

クワモト, マサアキ

尖円豁通・附録

岩井 重遠　閲 , 山口 言信　著
上下巻
巻上: [26]丁, 巻下: [32]丁
附録あり
岡田屋嘉七、他5名
印記2種あり
挿図ありboo

岩井, 重遠

イワイ, シゲトオ

山口, 言信

ヤマグチ, ゲンシン

算法円理冰釈・下

片野東四郎、他4名
上巻(3冊)、下巻(2冊)
巻一: [43]丁, 巻二: [34]丁, 巻三: [32]丁,  巻四: [39]丁, 巻五: [35]丁
挿絵有りboo

川邊, 信一

カワベ, シンイチ

周髀算経図解・2

本編と附録、各1冊
本編: [18]丁, 附録: [24]丁
瑪得瑪第加塾藏板
西宮弥兵衛、他6名
挿図有り
虫損ありboo

剣持, 章行

ケンモチ, アキユキ

探賾算法・附録

意山軒藏
「天野」、「満政蔵書」印あり
刊記なし
挿図有りboo

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