Niimi College Repository / 新見公立大学学術リポジトリ
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The Aim of Clinical Training for the Understanding of the Elderly
老年看護学臨地実習の実習目標は,高齢者理解と高齢者ケアの学びの視点を「8つのP」として示している。その8つの構成要素を構造化し,視覚的に学生に提示する事で実習のねらいをより明確に伝えることが可能になった。今回,その一つの目標について,学生の実習記録の中から高齢者理解が深まっていると思われる記述を抽出し,「8つのP」の構造化で明確にしたキーワードが理解の視点になっているかを確認した。さらに,学生の理解の意味付けを行い,キーワードの追加修正の必要性と,実習のねらいが達成されているか検討を行った。4KJ00000048811論稿departmental bulletin pape
Educating and Obtaining Care Process : Through Students' Questionnaire after Care Practice
一人ひとりの状態の異なった利用者が必要とする援助を的確に提供していくためには,計画的で科学的に介護を展開していく必要がある。その介護過程について,学生の習得状況とその習得状況をより良くするための考察をした。その結果,介護過程の履修状況と実習目標の設定が一致すること,介護過程の一連が展開できる実習期間の調整,実習指導方法の検討,実習現場の個別ケア体制への変換,また教育課程の検討等々の気付きがあった。14KJ00000048821研究ノートdepartmental bulletin pape
A Brief History of The Bulletin of Niimi College
新見女子短期大学紀要は開学直後の1980年に創刊され,以来年刊誌として刊行が継続されて現在に至っている。1999年度からは,大学の名称が新見公立短期大学と変更されたことに伴い,誌名を新見公立短期大学紀要と変更し,継承誌として第20巻から刊行を継続することになった。第1巻は掲載論文9編・総ページ数115ページであった。その後,掲載論文数・総ページ数ともに増加を続け,第19巻(1998年)では掲載論文20編・総ページ数240ページと創刊時の2倍以上となった。本学紀要は,掲載論文の専門分野が多種多様である。このため,書式・体裁・文献の記載法などについては最小限の統一をはかり,細目については各専門分野の慣習にまかせる編集方針を採っている。教員に研究発表の場を提供するために,刊行費節約の努力を続けながらも,本学紀要の今後の発展を計りたい。24KJ00000048831調査資料departmental bulletin pape
Feelings and Actualities of Support for On-bet Excretion of the Graduates of Niimi College : To Make Support for Excretion Real Care
排泄の援助は,対象の人間としての尊厳をいかに守りながら援助できるかが重要な課題となる。今回本学卒業生が床上排泄の援助に対しどのような意識を持ち,実践しているかを調査し,教育上の課題を検討した。その結果次のような結果が得られた。1.本学卒業生は排泄の援助を,人間としての尊厳を守ることが必要な援助であると考えていることが伺われ,教育目標が卒業後に生かされている。2.本学卒業生は床上排泄の援助方法について,便器を活用する援助はオムツやバルンカテーテルを用いた援助より,善い方法であると考えているが,看護婦の人数や病棟の雰囲気や物品の少なさから便器よりオムツや留置カテーテルを選択せざるをえない現状にある。3.本学卒業生は患者がオムツを使用していても,過半数が便器を用いて援助しており,便器活用の必要性を認識している。4.排泄の援助が人間の尊厳を守り,高め,維持するためには,意識しているだけではなく,実践することが重要である。援助技術論の中でも排泄の援助を人間の尊厳を守る援助としてとらえ,排泄の援助がケアになるための援助について,学生とともに探求したいと考える。5.排泄の単元において患者体験の演習をするかどうかは,学生の人間としての尊厳に関わることであり,演習の仕方を工夫することやなぜ患者体験が必要かを十分説明することにより,学生自身が体験するか・しないかを選択することができるように配慮が必要ではないかと考えられる。11KJ00000048818原著departmental bulletin pape