Toyo Gakuen University Institutional Repository / 東洋学園大学機関リポジトリ
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Changes in Japan's National Brand Image among Foreigners from Asia : An Analysis from the Perspective of Brand Personality
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改訂版小学校英語教科書の研究(2) : 学習者用デジタル教科書の諸相と今後の展望について
GIGAスクール構想のもとに全国の小中学校の児童生徒一人一台の学習端末と高速通信ネットワークの整備が完了したことを受けて、2024(令和6)年度の小学校の教科書改訂とともに、全教科に先行して小学校の英語の授業において学習者用デジタル教科書が本格的に導入されている。2025(令和7)年度は算数での導入が決定しており、今後、他教科においても段階的に拡大される見通しである。現在、学習者用デジタル教科書の法的な位置付けは「正式な教科書」ではなく(教科書の)「代替教材」とされており、当面の間は紙の教科書と併用することになるが、文部科学省の作業部会は2030(令和12)年の学習指導要領の改訂に合わせて「正式な教科書」とする方向で議論が行われている。学習者用デジタル教科書による学びは、「主体的・対話的で深い学び」と「個別最適な学び」と「協働的な学び」の実現を支えるものである。本稿では、「学習者用デジタル教科書普及促進事業」や「学習者用デジタル教科書の効果・影響等に関する実証研究事業」などの調査研究を踏まえ、本格的に導入することになった小学校英語の学習者用デジタル教科書の操作性、機能、学習者支援について分析するとともに、課題と今後の展望について考察する。departmental bulletin pape
Real Exchange Rate and Non-Traded Goods : An Assessment of the Recent Depreciation of Japanese Yen against U.S. Dollar
本小論では,近年の円安・ドル高傾向は日米間の金利差によって説明されることが多いが,日米間のインフレ率格差の影響も検討する必要性があることを提示する.特に,物価を貿易財価格と非貿易財価格に分類して捉え,日米間の非貿易財価格差が実質円・ドルレートに与える影響をみることが重要であることを示す.購買力平価と実質為替レートを消費者物価指数と輸出物価指数を基に計算し,日米間の非貿易財価格差が実質円安と関連していることを明らかにする.departmental bulletin pape
The Possibility of Introducing a Basic Income to Alleviate Poverty among Mothers and Children
本稿は、特に貧困に苦しむ母子世帯に対するベーシック・インカムの有効性を検討し、その導入を提言するものである。純粋なベーシック・インカムは全ての人を対象とするため、部分的ベーシック・インカムという形になるが、その導入は、経済的安定、貧困の軽減、女性の選択肢の拡大、ジェンダー平等への貢献など、多くのメリットをもたらす。もちろん、財源の確保や制度設計など、乗り越えるべき問題は少なくないが、母子世帯の女性たちが経済的な不安から解放され、子どもたちが希望を持って未来を築ける社会を実現するためには、ベーシック・インカム導入に向けた積極的な議論と具体的な行動が不可欠である。departmental bulletin pape
ブレンド型授業への取り組み : エンゲージメントと学習成果
本稿では、まず、リスニング力とスピーキング力の向上を主な目的としたブレンド型授業の授業設計と内容・評価、およびeラーニングの内容に関して詳述する。次に、授業で高めたいと考えた学習者エンゲージメントついて述べ、eラーニングと対面授業への取り組みを問うアンケート調査の回答を学習者エンゲージメントとして捉えて分析した結果を報告する。分析では、回答結果をもとに構造クラスター分析で学生を特徴別にグループ化し、各グループの特徴を記述している。最後にブレンド型授業におけるエンゲージメントと学習成果の関係を掘り下げる。departmental bulletin pape
The Relation between Maternal Tendencies in Japanese Culture and Typological Features of Japanese Classified into Transeurasian Languages
日本文化には、他者との一体感を求め、場の平衡状態を維持しようとする母性的な傾向が強く見られる。本稿では、この傾向をもたらしている「場志向・共感型」のコミュニケーションのかまえが日本語の類型論的特徴によって支えられてきたことを明らかにした。日本語は、トランスユーラシア諸語のひとつとされ、その祖語は、東北アジアの西遼河流域に居住していたキビ・アワ栽培の農耕民の言語であった。トランスユーラシア諸語の類型論的特徴と、日本語についての言語類型論の議論をふまえると、日本語は、主題優位型言語・主要部後置型言語・「ナル」言語である。それは、母(妻)方居住に屈折した「一時的同居を伴う核家族」と、農耕という生業と一体的な関係にあった。弥生時代以降の水田稲作の普及、古代末以降の家族システムの変化、近代以降の工業化に伴う生業の転換があっても、類型論的特徴が受け継がれている日本語により、日本文化の母性的傾向は現代まで維持されている。departmental bulletin pape
放課後支援事業におけるゼミ活動での報告 : 明日葉との産学連携から
本稿では、放課後支援事業についてゼミ活動の一環として明日葉と産学連携を行い、実際に放課後支援に参加した活動報告を行うことを目的とした。放課後支援事業とは、保護者が労働等により昼間家庭にいない小学校に就学している児童に対し、授業の終了後等に小学校の余裕教室や児童館等を利用して適切な遊び及び生活の場を与えて、その健全な育成を図るものである。放課後全児童向け事業の一環として、株式会社明日葉が実施している子どもたちの遊び場・学び場づくりに参加し、実際に学生たちが現地で体験した活動や子どもたちの様子について発表について報告した。departmental bulletin pape