1990年代以降の「医療福祉」に関する研究 －援助論および対象論の一般化批判として－

13301乙第2102号博士（学術）金沢大学博士論文要旨Abstract 掲載予定あ

『医療と福祉』誌にみる1990年代以降のMSWの対象認識

研究ノート　特に1990 年代以降の医療制度改革により、MSW は必然的に退院援助業務に傾斜してきた。それは医療機関の組織的活動として位置づけられるようになり、MSW は政策的にも医療機関からも期待される活動を担いうる存在となったが、援助過程において効率性を求められるその業務にあって、しかも一貫した長期の援助を展開しにくい環境にあって、MSW の社会科学的な対象認識は希薄になりつつあるように感じられるのである。　本研究では、この1990 年代以降におけるMSW の対象認識の特徴を捉えるために、MSW による実践報告および調査報告、論文等について、1980 年から2014 年までの35 年間を分析した。　意思決定支援に対する関心が高く、さらに退院援助システムなど連携体制構築においても医療福祉固有の対象認識をうかがわせるような記述はなく、「患者一般」という対象像が垣間見える。MSWに求められてきた社会階層的な対象認識は希薄になり、生活問題を社会問題として捉えて解決に向かう実践の志向性は弱くなっている様子がうかがえた。医療福祉が社会科学的な対象認識を失うならば、医療福祉の社会的意義もまた失われることになる。時代に合わせて変化するMSW の存在形態とともに、変化を否定する医療福祉の本質部分を確認する作業となった

かつおだし摂取のマウスの情動行動及び脳内パルブアルブミン陽性ニューロンに及ぼす影響

富山大学・富生命博甲第88号・Jargalsaikhan Undarmaa・2017/03/23Nutritional Neuroscience,Published online:21 Jul 2016,1-16,doi:10.1080/1028415X.2016.1208429に掲載富山大学201

Electrospinning Preparation and Photocatalytic Activity of Porous TiO2 Nanofibers

Porous TiO2 nanofibers were prepared via a facile electrospinning method. The carbon nanospheres were mixed with the ethanol solution containing both poly(vinylpyrrolidone) and titanium tetraisopropoxide for electrospinning; and subsequent calcination of as-spun nanofibers led to thermal decomposition of carbon nanospheres, leaving behind pores in the TiO2 nanofibers. The morphology and phase structure of the products were investigated with scanning electron microscopy (SEM), transmission electron microscopy (TEM), and X-ray diffraction (XRD). Furthermore, the photocatalytic activity of porous TiO2 nanofibers was evaluated by photodecomposition of methylene blue under UV light. Results showed that the porous TiO2 nanofibers have higher surface area and enhanced photocatalysis activity, compared to nonporous TiO2 nanofibers