8 research outputs found

    Shibboleth IdP and the National Authentication Federation : Toward Next Generation Infrastructure for e-Resource Services

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    Web 上で提供される電子ジャーナル等のe リソースサイトでは,契約した機関の構成員のみが利用できるようにアクセス制限を行っている。組織間の分散電子認証基盤としてShibboleth システムがあり,その利用が進んでいる。さらには Shibboleth を共通の認証基盤として用いる認証フェデレーションが世界で広がっており,日本国内でも学術認証フェデレーション「Gakunin」が設立されている。我々は,これまで九州大学におけるShibboleth の基盤開発を行ってきたが,この度情報統括本部と附属図書館の協力によって,Shibboleth IdP の立ち上げおよび図書館マイアカウントサービスのShibboleth 対応を行った。本稿では,特にGakunin フェデレーションに参加する場合の,Shibboleth IdP における属性問題についての検討と解決案を述べる。また,九州大学におけるShibboleth 導入と評価について述べる

    Web Application and Staff Development in Libraries

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    Web2.0の時代に応じた図書館システムは,利用者の要求や, 連携した他のシステムの進化に応じてシステムを柔軟かつ迅速に適応させる必要がある. しかし一方では, そのようなシステムの適応を実現できる知識を持った人材が不足しており, その育成についての具体的なカリキュラム開発もなされていない. 本論文では, 上記のような人材を育成する方法論を確立するという目的のもとで実施したWebアプリケーション勉強会についてその結果と課題を述べ, システムライブラリアン育成のカリキュラムへの一助となることを図る

    Shibboleth 認証基盤構築と学術認証フェデレーションへの参加 : 今後のe リソースサービス基盤にむけて

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    Web 上で提供される電子ジャーナル等のe リソースサイトでは,契約した機関の構成員のみが利用できるようにアクセス制限を行っている。組織間の分散電子認証基盤としてShibboleth システムがあり,その利用が進んでいる。さらには Shibboleth を共通の認証基盤として用いる認証フェデレーションが世界で広がっており,日本国内でも学術認証フェデレーション「Gakunin」が設立されている。我々は,これまで九州大学におけるShibboleth の基盤開発を行ってきたが,この度情報統括本部と附属図書館の協力によって,Shibboleth IdP の立ち上げおよび図書館マイアカウントサービスのShibboleth 対応を行った。本稿では,特にGakunin フェデレーションに参加する場合の,Shibboleth IdP における属性問題についての検討と解決案を述べる。また,九州大学におけるShibboleth 導入と評価について述べる

    図書館におけるWebアプリケーション開発と人材育成について

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    Web2.0の時代に応じた図書館システムは,利用者の要求や, 連携した他のシステムの進化に応じてシステムを柔軟かつ迅速に適応させる必要がある. しかし一方では, そのようなシステムの適応を実現できる知識を持った人材が不足しており, その育成についての具体的なカリキュラム開発もなされていない. 本論文では, 上記のような人材を育成する方法論を確立するという目的のもとで実施したWebアプリケーション勉強会についてその結果と課題を述べ, システムライブラリアン育成のカリキュラムへの一助となることを図る

    Reports on Advanced Library Services and Equipments in Korea

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    2009年2月下旬,ソウル市内外にある2つの大学図書館(ソウル大学校図書館および成均館大学校図書館)と2つの公共図書館(国立中央図書館・国立デジタル図書館および議政府市図書館)を訪問した.これらの図書館では,ICタグなどの最新技術を導入した設備やインフォメーション・コモンズなどの利用者へのサービス空間としての機能の整備状況を見学することができた.図書館をめぐる日本と韓国の環境には社会の仕組みや背景となる文化の相違などがあるものの,多くの類似点もある.韓国の先端的図書館の新しい動きは,これからの日本の図書館の進むべき方向を示唆しているのではなかろうか

    韓国にみる図書館の新しい動き

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    2009年2月下旬,ソウル市内外にある2つの大学図書館(ソウル大学校図書館および成均館大学校図書館)と2つの公共図書館(国立中央図書館・国立デジタル図書館および議政府市図書館)を訪問した.これらの図書館では,ICタグなどの最新技術を導入した設備やインフォメーション・コモンズなどの利用者へのサービス空間としての機能の整備状況を見学することができた.図書館をめぐる日本と韓国の環境には社会の仕組みや背景となる文化の相違などがあるものの,多くの類似点もある.韓国の先端的図書館の新しい動きは,これからの日本の図書館の進むべき方向を示唆しているのではなかろうか

    Design and development of “Cute.Catalog” at Kyushu University Library : Moving forward with discovery interfaces

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    次世代OPAC は,表紙画像やフォーマット等のビジュアル化,内容・目次など豊富な情報の提供,適合度によるソート,絞り込み検索,スペルチェック/サジェスト機能,ユーザー参加型機能など,ユーザー目線のインターフェースにより注目を集めてきた。また最近では,従来からの冊子資料に加え電子ジャーナルや電子ブックなどe リソースへのアクセス,機関リポジトリやデジタル化したコンテンツ等,図書館が提供する多様なコンテンツを集約し,それらの検索機能を提供することから,海外を中心にディスカバリ・インターフェースと呼ばれ始めている。九州大学附属図書 館では,海外のオープンソース・ソフトウェアであるeXtensible Catalog(XC)によってディスカバリ・インターフェースCute.Catalog の導入を実現し,2010 年4 月に試験公開した。本稿では,XC 選定までの過程とXC ソフトウェアの概 要について説明するとともに,本学での導入プロセスや課題の解決,そして今後の展望について紹介する。Next-generation library catalogs have been developed, focusing on user-oriented features such as visually enriched displays, relevancy ranked results, faceted navigations, search-term recommendations, and other social features. Nowadays, the term “discovery interfaces” is gradually emerging to describe these new products by their broader integration of library resources beyond printed collections; including electric resources, institutional repositories, and digitalized materials. In April 2010, Kyushu University Library introduced a test version of the discovery interface named Cute.Catalog, using eXtensible Catalog (XC), an open source software. In this article, firstly our decision making to implement the best discovery interface for us will be introduced. Secondly, the features of XC software suite and its developing procedure in our library will be described, showing how we solved problems we have faced. At last, future possibilities will be discussed

    九州大学附属図書館におけるCute.Catalogのデザインと開発 : OPACからディスカバリ・インターフェースへ

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    次世代OPAC は,表紙画像やフォーマット等のビジュアル化,内容・目次など豊富な情報の提供,適合度によるソート,絞り込み検索,スペルチェック/サジェスト機能,ユーザー参加型機能など,ユーザー目線のインターフェースにより注目を集めてきた。また最近では,従来からの冊子資料に加え電子ジャーナルや電子ブックなどe リソースへのアクセス,機関リポジトリやデジタル化したコンテンツ等,図書館が提供する多様なコンテンツを集約し,それらの検索機能を提供することから,海外を中心にディスカバリ・インターフェースと呼ばれ始めている。九州大学附属図書 館では,海外のオープンソース・ソフトウェアであるeXtensible Catalog(XC)によってディスカバリ・インターフェースCute.Catalog の導入を実現し,2010 年4 月に試験公開した。本稿では,XC 選定までの過程とXC ソフトウェアの概 要について説明するとともに,本学での導入プロセスや課題の解決,そして今後の展望について紹介する。Next-generation library catalogs have been developed, focusing on user-oriented features such as visually enriched displays, relevancy ranked results, faceted navigations, search-term recommendations, and other social features. Nowadays, the term “discovery interfaces” is gradually emerging to describe these new products by their broader integration of library resources beyond printed collections; including electric resources, institutional repositories, and digitalized materials. In April 2010, Kyushu University Library introduced a test version of the discovery interface named Cute.Catalog, using eXtensible Catalog (XC), an open source software. In this article, firstly our decision making to implement the best discovery interface for us will be introduced. Secondly, the features of XC software suite and its developing procedure in our library will be described, showing how we solved problems we have faced. At last, future possibilities will be discussed
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