590 research outputs found

    成人看護学実習における実習指導者の指導行動の変化及び学生からの評価

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    本研究では,3 年間の成人看護学実習の前後,実習指導者の実習指導行動がどのように変化したのか,また,実際指導を受けている学生が実習指導をどのように評価しているのか調査した.分析した結果から,指導者は学生の理解に努め指導に当たっていたが,学生は指導者が思っている以上に緊張が強く,指導者の指導を十分に受け入れていなかった.指導者は指導が十分にできていないと感じていたが,学生は実践家としての役割モデルとして指導を受け止めていたことが考えられた

    Research direction in equilibrium in early childhood

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    幼児(年長児)に対して平衡性向上を目指し,平衡性伸長あそびを意図的に設定し運動学習効果を明らかにすることを目的とした。対象はS幼稚園の実験群とA幼稚園の統制群各男児36名,女児36名であった。設定した体育あそびは,高低のある物の上を歩いて渡る,ジグザグ線上に歩き・走り,曲線上歩き・走り,台上忍者歩き・走りなどであった。平衡性の評価には,「開眼片足立ち」を用い上位・中位・下位群において学習効果を検討した。その結果,全ての群において実験群が統制群より統計的に有意に高値で,特に下位群においてその差が大きかった。平衡性伸長あそびは幼児の平衡性を向上するために効果的であることが示唆された。幼児平衡性運動学習効

    成人看護学実習における臨地実習指導者の指導行動の評価に関する研究

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    本研究は,平成29年度から成人看護学実習を受け入れる13施設の看護職者を対象に,臨地実習指導者の指導行動を明らかにし,臨地実習指導者と連携を深めながら協働した指導方法を検討する事を目的とした.臨地実習指導者のECTB平均得点は,『理論的指導』,『学習への刺激』については他の要素に比べて得点が低く,今後,意図的に協働・連携する必要があることが示唆された.兼任の指導者,受け入れている教育課程数では3課程以上で指導行動が高かった

    新設A看護大学の成人看護学実習を初めて受け入れる指導者の思い

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    本研究の目的は,A看護大学の成人看護学実習を初めて受け入れる指導者(以下,指導者)の思いを明らかにし,指導者との連携・協働における示唆を得ることである.実習病院の同意の得られた指導者6名にA看護大学の学生の実習指導をする上でどのような思いでいるのかについて,半構成的面接法を行い,質的帰納的方法で分析した.指導者の思いとして【教員との連携・協働】【看護大学への役割期待】【指導者の指導観】【指導者の学生観】【指導上の困難感】【指導上の不安感】の6つのカテゴリーが抽出された.教員は,指導者の指導の視点と指導者の負の感情があることを理解し,相互に意見交換し,問題解決を図ることで,信頼関係を深めていくことが必要であり,教員が指導者と協働・連携を推進していくことは,教員と指導者の教育力向上につながることが示唆された

    新設A看護大学の成人看護学実習における臨地実習指導者の思い : ー4課程の実習指導経験から大学教育の実習を受けるにあたってー

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    本研究の目的は,新設A看護大学(以下A看護大学と略す)の成人看護学実習受け入れ前の臨地実習指導者の思いを明らかにし,効果的な実習を行うための課題と方法を検討することである.臨地実習指導者に半構成的面接を行い,質的に分析した.その結果≪臨地実習指導者の指導観≫≪教育課程の違いによる実習指導の複雑さ≫≪教員との連携への要望≫≪成人看護学実習の受け持ち決定の苦慮≫などの7のカテゴリーが抽出された.臨地実習指導者は,教育課程の違いによる実習指導の複雑さを感じ,明確な指導要綱が示されることに指導のやりやすさを実感していた.また成人看護学の多様な学びが得られにくくなってきた現状に苦慮していることが分かった.成人期の特徴を有する患者に看護展開ができるよう調整していく必要性があると考える.教員との連携への要望が抽出され,臨地実習指導者と教育との連携を深め協働することが双方の課題であると示唆された

    The sudy effects on the motor learning of physical coordination and integration in preschool children : Based on the date from a follow-up survey administered over a two-year period

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    本研究は,幼児に対して調整力伸長運動あそびを意図的に2年間設定し,運動学習効果を明らかにすることを目的とした。対象は大阪府下に立地する認定こども園(A園)の園児で運動学習を課した4・5歳児(男児13名,女児12名)の介入群と,運動学習を課さなかった幼稚園(B園)の4・5歳児(男児13名,女児12名)の対照群とした。設定した特別プログラムによる調整力伸長運動あそび学習内容は,下記(a-e)の通りである。a.目と手の協応性伸長遊び:ボールの投げ受け,円形ドッチボール,方形ドッチボールb.目と足の協応性伸長遊び:サッカー遊び,シュート,サークルボール蹴りc.敏捷性伸長遊び:鬼ごっこ,フットワークゲーム,しっぽとりd.平衡性伸長遊び:平均台前方交叉渡り,太鼓橋を登って渡る,タイヤ上を歩くe.25m走伸長遊び:しっぽとり,サーキット走遊び,ラダー走あそびその結果,ほとんどの種目で幼児期の運動学習による能力の伸長が顕著であった。特に介入群と対照群の伸びを比較すると,介入群の年中児の伸びが大きかった。幼児調整力運動学習効果縦断的資

    新設看護大学における1期生のディプロマ・ポリシーの認識(2) : ―2年次調査より―

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    本研究の目的は,A大学のディプロマ・ポリシーである「5つの看護力」の認識について,1期生が4年間のカリキュラムを通してそれらをどのように獲得していくかを明らかにすることである.2016年度の調査結果では,1年次の既修科目での学び演習に加え,各領域の「看護学概論」,2年次の「臨地実習」に基づく表現が盛り込まれている内容となった.特に「論理的な看護実践」は,実習を通して看護に必要な力と捉え,根拠に基づく看護計画・実践の難しさを感じていた
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