6 research outputs found

    当院ICU でのBPS 導入前後における効果と今後の課題

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    人工呼吸器装着患者は,術後の創痛や気管チューブの痛みなど様々な痛みを感じているといわれている。しかし,当院ICU での痛みの評価は,看護師の知識や経験により大きく差が出る現状があった。そこで人工呼吸器装着患者の痛みの評価方法を統一するためBehavioral Pain Scale(以下BPS)を導入した。BPS 導入後は鎮痛剤の使用量が増加し,離床拡大につながったが,人工呼吸期間やせん妄期間の短縮には至らなかった。今後は人工呼吸期間やせん妄期間の短縮に向けての検証が必要である

    心臓血管外科開心術患者におけるリハビリテーション : プロトコルの有用性の検討

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    近年,集中治療における早期リハビリテーションの重要性が示されており,効果的に早期リハビリテーションを行うには多職種連携が必要と言われている。ICU では,多職種介入を目指した独自のリハビリテーションプロトコルを作成し,2018年4月より運用を開始した。プロトコル導入は,開心術後のICU 在室中に歩行できた患者割合と歩行距離数を有意に増加させる結果となった

    当院ICUにおける多職種カンファレンスの導入とその影響について

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    2021年に日本集中治療医学会は、集中治療室における安全管理指針の中で、多職種連携を推進している。  そこで、当院ICU では2021年6月より朝の清潔ケアの時間を変更し、多職種カンファレンスを開催した。その結果多職種カンファレンスは、看護師の病態理解や看護ケアの根拠に繋がり、看護師の学習の場となった。また、術後循環不全のため抜管できず、経口摂取困難な患者において、多職種カンファレンスが早期経腸栄養開始に繋がる可能性が示唆された。journal articl

    当院ICUにおける多職種カンファレンスの導入とその影響について

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    2021年に日本集中治療医学会は、集中治療室における安全管理指針の中で、多職種連携を推進している。  そこで、当院ICU では2021年6月より朝の清潔ケアの時間を変更し、多職種カンファレンスを開催した。その結果多職種カンファレンスは、看護師の病態理解や看護ケアの根拠に繋がり、看護師の学習の場となった。また、術後循環不全のため抜管できず、経口摂取困難な患者において、多職種カンファレンスが早期経腸栄養開始に繋がる可能性が示唆された
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