100 research outputs found

    パソコン活用におけるTOEIC(模試)の効果的な測定の開発と活用

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    TOEICテスト(模試)結果を迅速に集計・分析して、その結果を受験者個人にフィードバックするためのシステムについて検討し、語学系教員と情報系教員の連携による実践的なシステムを開発、活用していく途を模索した。具体的には、MS-Excel(表計算ソフト)をVBA (Visual Basic for Applications) によりコントロールすることで実現させている。これにより、各テストにおける標準偏差やテスト内のセクション別成績状況など、効果的なアドバイスをするための基礎データを短時間に収集可能となった。今後はTOEICや他の検定模試を実施する過程において、個人の成績履歴を徹底管理するために、MS-Access(データベースソフト)へのデータ転送プロセスの追加などを検討していく考えである

    <君が代丸>についての歴史的考察

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    朝鮮半島が植民地であった当時、鉄道省管轄下の指定航路で、日本と朝鮮半島および満州を結ぶ日本の基幹路線であった、関釜連絡船以外の主要な連絡船としては、済州道と大阪を結ぶしかなかった。本論文では、という船が、どのような船なのか、その歴史的実像を明らかにしたい

    植民地朝鮮における華僑経済に関する研究(1905~1930年)・下編 : 華僑布木商の商業活動を中心に

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    本稿は上編(『京都創成大学紀要』第5巻掲載)に引き続き、在朝華僑の布木商が中国産絹布と麻布、イギリス産綿布などをいかに輸入し、朝鮮の市場に効率よく流通させて、朝鮮の布木市場において重要な地位を確保したかについて検討する。この検討により、ソウルと仁川の華僑大手布木店を頂点として地方まで一貫した華僑布木店のネットワークが存在していたことを解明することが出来た

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    終戦後から韓日基本条約が結ばれる1965年までの20年間は,韓日経済関係において研究史上の空白をなしている。本稿は,この20年間の空白期の中で,1945年9月から大韓民国が建国される1948年8月までの3年間を,連合国最高司令部と米軍政庁の間に行われた貿易を通じて,その空白を埋めようとする試みである。したがって,本稿は,両機関の関係を検討した上で,韓日貿易がいかなるシステムで実施されたか,またその規模と内容を南朝鮮経済と全体貿易の中で分析し,米軍政期おける韓日貿易の性格を考察したい

    中国一般機械工業における技術発展の過程 : 1990年以前の発展状況

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    本稿の目的は、歴史の研究を通して、中国の一般機械工業の発展過程から、その抱えていた問題点を認識すると共に、今日における改革の要因に関する理解を深めることである。1990年までの過去40年間において、一般機械の「技術改造」、研究開発および技術導入は基本的に政府の管理部門により統一的に行われてきた。それを示す以下の事実が挙げられる。(1)技術改造とR & Dの投資主体は政府であったこと。(2)研究開発が主として政府の産業各部に所属するR & D機構により行われていたこと。つまり、R & D機構が研究開発の主体となり、R & Dは企業の外部に置かれ、結果として研究開発と生産の分離状態がもたらされたこと。(3)さらに技術改造および技術導入が主に政府の主導により行われていたこと。要するに、企業が真の技術進歩の主体となっていなかったのである。このような政府主導、R & Dと生産分離状態を特徴とする伝統的技術進歩メカニズムが市場化されつつある経済発展に対応できなくなった。また、当時の中国においては、伝統的技術進歩メカニズム以外にも縦割の経済・行政管理体制、企業の組織形態などのような技術進歩にマイナスの影響を及ぼす要因が多かった。特に縦割の管理体制は科学技術体系の構造における不合理性を招いた。このため、技術進歩メカニズムを含んだ徹底的な改革を行わなければならなかったのである
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