植民地朝鮮における華僑経済に関する研究(1905~1930年)・下編 : 華僑布木商の商業活動を中心に

Abstract

本稿は上編(『京都創成大学紀要』第5巻掲載)に引き続き、在朝華僑の布木商が中国産絹布と麻布、イギリス産綿布などをいかに輸入し、朝鮮の市場に効率よく流通させて、朝鮮の布木市場において重要な地位を確保したかについて検討する。この検討により、ソウルと仁川の華僑大手布木店を頂点として地方まで一貫した華僑布木店のネットワークが存在していたことを解明することが出来た

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