16 research outputs found

    Effects of using the computer-based training program, DAAGS, on the ability of students to assess periodontal health status in a program for school nurses

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    本研究では,看護学生の養護教諭資格取得講座を履修している学生を対象に,コンピュータ・トレーニングソフト『歯グキを見る眼を養おう』(ダーグズ)を2 度(初回時ならびに3 週間後)体験させ,学生の歯周状態の判断成績の変化を見るとともに,ダーグズの歯科保健教育に対する有用性についてアンケート調査を行った.その結果,歯周状態の判定指標である一致数,再現数,的はずれ回答数のいずれにおいても成績の向上が確認されたことから,ダーグズを用い学生がトレーニングに取り組み,歯周状態判断力が向上したことが推察された.また,終了後のアンケート調査の結果では,「歯グキの健康管理に役立てたい」,「将来学校等で活用してみたい」等の肯定的な回答が得られたことから,このソフトは学生の歯科保健教育に対して有用である可能性が示唆された.In this study, students in a program for school nurses underwent twice with a three-week interval thecomputer-based training program, Development of Ability to Assess Gingival Status (DAAGS),to see ifthere would be any change in their scores on the assessment of periodontal status.A questionnairesurvey was also conducted about the usefulness of DAAGSfor dental health education.As a result, students'scores showed an improvement in every one of the assessment indicators ofPeriodontal Health Status (correct answers, reproducibility and irrelevant answers), suggesting thattraining by means of DAAGSincreased their ability to assess periodontal status. Furthermore, the resultsof the questionnaire survey included such positive responses as “Would like to put [DAAGS] to use in thehealth care of the gums"and “Would like to make good use of [DAAGS] at school in the future",indicating the usefulness of DAAGSfor the dental health education of students

    Results of Musculoskeletal Examinations in Elementary School Students and its Challenges

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     児童生徒の運動に関連した現代的健康課題として,運動不足に伴う肥満などの生活習慣病と運動過多に伴う四肢および脊柱のスポーツ傷害が指摘されている。「運動器の10 年」日本委員会1)は,運動器疾患の罹患率を,6~7%と報告しており,「過度な運動,スポーツによる運動器疾患・障害を抱える子どももみられる状況」と指摘している。その流れを受けて,学校保健安全法施行規則の一部改正により検診項目に「運動器」が加えられ,平成28 年度より幼稚園から高等学校までの学校において運動器検診が義務化された。この検診を通じて,運動器疾患の早期発見やスポーツ障害を予防することが目指されている。しかし,平成23年の文部科学省の調査によると内科検診で運動器の検診している学校は,3.2 ~ 4.7%であり多くの学校で運動器検診は,これまで実施されていない。本研究は,平成27 年度に,義務実施に先行して小学校において運動器検診を行い,実施上の問題点や児童の運動器の現状を明らかにした

    Results of Musculoskeletal Examinations in Elementary School Students and its Challenges

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     児童生徒の運動に関連した現代的健康課題として,運動不足に伴う肥満などの生活習慣病と運動過多に伴う四肢および脊柱のスポーツ傷害が指摘されている。「運動器の10 年」日本委員会1)は,運動器疾患の罹患率を,6~7%と報告しており,「過度な運動,スポーツによる運動器疾患・障害を抱える子どももみられる状況」と指摘している。その流れを受けて,学校保健安全法施行規則の一部改正により検診項目に「運動器」が加えられ,平成28 年度より幼稚園から高等学校までの学校において運動器検診が義務化された。この検診を通じて,運動器疾患の早期発見やスポーツ障害を予防することが目指されている。しかし,平成23年の文部科学省の調査によると内科検診で運動器の検診している学校は,3.2 ~ 4.7%であり多くの学校で運動器検診は,これまで実施されていない。本研究は,平成27 年度に,義務実施に先行して小学校において運動器検診を行い,実施上の問題点や児童の運動器の現状を明らかにした
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