3 research outputs found

    Teaching of Reading and Writing for Children With Learning Disabilities and LD Suspected : Through Practicing in a Resoruce Room of an Elementary School

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    学習障害が疑われる児童6名について、読字・書字指導を小学校通級指導教室で行った。言語性LDの場合、言語能力が低いため本児らの得意とする視覚教材を媒介として言語能力を育てていくことに主眼がおかれた。具体的には教科書の写本や挿し絵、フラッシュカード、絵カードなどを活用した。読む力については、逐次読みでは身に付かないので、文字を常に言葉や単語として意識させ、大意をつかむように指導した。10ヵ月間の指導の結果、指導開始当初と終了時点のITPAの結果は、言語学習年齢で2ヵ月から1歳8ヵ月の伸びが見られ、6名の平均では10.2ヵ月の進歩が認められた。この子達にとって個別指導の場としての通級による指導の有効性が確認された

    RLA as a Subject of the Pascal's Triangle

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    高校数学の授業は,大学受験の影響のもとそれ自体が目的化する傾向にある。こうして学ばれた数学に対して,「なぜ,将来使うことのないようなことを学ばなくてはならないのか。数学の授業は楽しくない」と嘆き,数学に対する否定的な学習観や態度を持つ生徒は多い。本稿では,こうした課題解決の一方策として,数学学習における探究的な活動を促すResearcher-like Activity(RLA)に着目した。研究者の模擬的活動であるRLAを通して,数学的活動の楽しさや数学のよさに触れると同時に,数学的コミュニケーションの充実と,ポスターセッション等による数学的表現力の育成をはかり,理解の深化につなげたい。条件変更等の問題づくりのための基本問題として「パスカルの三角形」を取り上げ,それを題材としたRLAの授業の概要を報告し,その効果や意義を検討した
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