6 research outputs found
HV Virginis and WZ Sge-Type Dwarf Novae
A dwarf nova HV Vir was observed photometrically for eight nights during the
outburst in 1992 April - May. The star showed two distinct types of periodic
variation: (1) 82.20-min (0.05708 d) double-humped variation with decaying
amplitudes during the early stage of the outburst, and (2) 83.80-min (0.05820
d) superhumps in later stages. We attributed the former to "early superhumps",
which are only seen in the earliest stage of WZ Sge-type outbursts. The
superhump period and evolution of the superhumps, together with general
characteristics of the light curve, make HV Vir a typical WZ Sge-type dwarf
nova. HV Vir also showed a large increase of the superhump period during the
superoutburst. Upon the recognition of the WZ Sge-type nature of an object
previously considered as a nova, we present a comprehensive list of candidates
for WZ Sge-type dwarf novae, and related systems.Comment: 24 pages, 10 figures, accepted for publication in Publ. Astron. Soc.
Japa
看護学生の内発的動機づけと授業形態別にみた学びたい気持ちの変化との関連
【目的】本研究は,授業を受けたことによる看護学生の学びたい気持ちの変化が,内発的動機づけに影響を及ぼすかを,授業形態別に明らかにすることで,自律的な学習を支援するための教育の示唆を得ることを目的とした.【方法】関東地方の看護系大学3校の1 ~ 4 年生1,089人を対象に,平成25年7月から10月にかけて,自記式質問紙調査を行った.調査内容は,①対象者の背景(性別,年齢,学年,入学動機,将来の目標,良好な人間関係を築けると思う),②看護学生の学習動機づけ尺度,③授業形態別(講義形式,グループワーク,ゼミナール形式,看護技術演習,施設見学実習,基礎看護学実習[受け持ち患者あり],各論実習)受講の有無,④授業形態別の「学びたい気持ちの変化」5件法であった.分析方法は,SPSS ver.21 を用いて基礎統計量,尺度と質問項目はKruskal-Wallis 検定とMann-Whitney U 検定(Bonferroni 調整),Spearman の相関係数をみた.本研究は,A 大学倫理審査委員会の承認を得て,郵送法で行った.【結果】回収数542人(回収率49.8%)で,そのうち511人(有効回答率94.3%)を分析対象とした.性別は男性56人(11.0%),女性455人(89.0%),平均年齢は20.4±1.8(SD)歳であった.〈看護への内発的動機づけ〉は,全ての授業形態で「学びたい気持ちが強くなった」学生の得点は有意(p<.001)に高く,看護技術演習と正の相関(p<.01,r=.434)があった.【結論】看護を学習するための全ての授業形態において,受講することにより学びたい気持ちが強まる学生は内発的動機づけが高く,中でも看護技術演習では,「学びたい気持ちの変化」との間に正の相関がみられたことから,看護技術演習で看護学生の自尊心や有能性を高められるような授業を行うことで学生の学びたい気持ちは強くなり,〈看護への内発的動機づけ〉を高めることが示唆された
基礎看護技術演習における看護学生の学習動機づけの推移 ─看護学生用学習動機づけ尺度を使用して─
【目的】 第1段階として看護学生用学習動機づけ尺度を作成し,第2段階として,作成した尺度を用いて基礎看護技術演習における学生の学習動機づけの推移を明らかにする.【方法】 岡田が作成した大学生用学習動機づけ尺度を基に看護学生用学習動機づけ尺度を作成し,関東地方の看護系大学生1,089名を対象に検証を行った.その尺度を用いて,平成28年4月~平成29年2月に,A大学看護学部1年次生102名に対して,計3回アンケート調査を行った.分析は,SPSS Ver. 24 for Win. を使用し,記述統計,尺度の因子分析(最尤法・プロマックス回転),因子ごとのFriedman の検定(Bonferroni 調整)を行った.本研究は獨協医科大学看護研究倫理委員会にて承認を得た(看護27022).【結果】 看護学生用学習動機づけ尺度は,第Ⅰ因子〈取り入れ・外的〉13項目,第Ⅱ因子〈同一化的〉10項目,第Ⅲ因子〈内発的〉9項目,第Ⅳ因子〈資格取得的〉8項目であり,Cronbach’s a 信頼係数は,全体は.92,第Ⅰ因子は.87,第Ⅱ因子は.88,第Ⅲ因子は.89,第Ⅳ因子は.84であった.基礎看護技術演習における学生の動機づけで,もっとも得点が高かったのは〈資格取得的〉で,もっとも得点が低かったのは〈取り入れ・外的〉であった.基礎看護技術演習における学習動機づけを縦断的にみると,第3因子〈内発的〉では,学内演習初日の得点は1セメスター後および2セメスター後より有意に高く(p<.05,p<.01),第4因子〈資格取得的〉では,2セメスター後の得点は1セメスター後より有意に高かった(p<.05).【結論】 看護学生用学習動機づけ尺度は40項目4因子から構成され,看護学生の学習動機づけは,自律的な動機づけは高く,統制的な動機づけは低い傾向にあった.看護大学1年次生の学習動機づけにおいて,〈取り入れ・外的〉と〈同一化的〉は時期により有意差はなく,〈内発的〉は学内演習初日が有意に高く,〈資格取得的〉は2セメスター後に有意に高かった