15 research outputs found

    聖隷クリストファー大学大学院看護学研究科における高度実践看護師教育課程の紹介

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    紀要委員会企画Special Articles わが国の専門看護師制度と高度実践看護師制度を概観した。聖隷クリストファー大学大学院看護学研究科においては、2006 年4 月から、がん看護学領域に専門看護師教育課程(26 単位)が開始され、2015 年にはがん看護学領域が38 単位専門看護師教育課程に移行し、現在はがん看護学・慢性看護学・小児看護学・急性期看護学・老年看護学・在宅看護学の6 領域となっている。博士前期課程の教育目的・教育目標、教育課程の構成、高度実践看護師教育課程(高度実践看護コース)を紹介し、専門看護師を目指す高度実践看護コースの現状と課題を述べた

    紙上事例を用いた成人看護学看護過程演習の評価(第1報) : 看護過程演習前後における学生の自己評価

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    調査報告成人看護学の紙上事例を用いた看護過程演習における学生の理解の現状を把握することを目的に、本学3年次学生に対して、演習前後に自己評価調査を実施した。その結果、1.演習後、看護過程について自己評価得点の上昇がみられ、2.情報の解釈・分析・統合の中でも健康障害について学生が困難を感じる現状が明らかになった。看護過程の理解を進めるためには、学生の理解状況に合わせた指導を今後とも継続していく必要がある

    山村地域に暮らす中高年者の生活習慣と主観的健康感・主観的満足感

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    調査報告Report山村地域に暮らす中高年者の日常生活に着目し、健康の維持に関わる要因を探るために、生活習慣と主観的健康感・主観的満足感について調査を行った。その結果、今回調査対象となった中高年者は、それぞれの仕事・役割をもって生活し健康的な生活習慣を維持していた。また、地域との交流を保ちながら生活しており、そのことが住民の主観的健康感・主観的満足感の高さに影響していると考えられた

    紙上事例を用いた成人看護学看護過程演習の評価(第2報) : 実技演習との関係からみた看護計画記録の分析

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    調査報告成人看護学看護過程演習に実技演習を取り入れることが、学生の学習に影響を及ぼしているかどうかを知るために、学生がグループで立案した看護計画および学生の反応を検討した。結果として、実技演習後に看護計画立案を行ったグループはそうでないグループに比べ、痛みに対する観察に着目していた。看護計画の立案と実技演習のどちらを先に行いたいかの質問には有意差を認めなかった。自由記載から看護過程に実技演習を取り入れることは患者をイメージしやすく効果的だと考えられた

    第2回「卒業生の保健師の集い」をふりかえって

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    第2回「卒業生の保健師の集い」を、第1部「健康日本21と保健計画」の講演と第2部では3つのテーマ(家族援助、個別健康教育、精神保健相談)を設定しての分科会形式で実施した。分科会32名の参加者の声は「他の市区町村の活動内容を知り、自分の活動と比較検討して今後の参考となった、と同時に明日への活力になった」というものが最も多く、情報交換のニーズの高さや交流の場の必要性が確認された

    本学の成人看護学における看護技術教育

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    報告Report2003年3月、厚生労働省から公表された、「看護基礎教育における技術教育のあり方に関する検討会報告書」を受け、2003・4年度に実施した看護技術教育について検討・評価を行った。2001・2年度入学生の看護基礎教育課程・成人看護学は、成人看護方法論I~IV、成人看護実習I・IIの6科目で構成されている。成人看護学では、看護技術の原理・原則を基盤として、技術の応用と発展的な学習を目標に取り組んだ。成人看護方法論IIでは、心電図検査・肺機能検査を実施した。すべての学生が操作方法を理解し、正確な検査結果を得ていた。臨地実習では、実習前の自己学修課題・期間中の学内演習・臨地実習中に体験した看護技術を調査した。調査結果から、学生が実習中に見学・体験できる看護技術は必ずしも多いとは言えなかった。さらに、学習環境の整備・教育方法の工夫に積極的に取り組む必要がある

    紙上事例を用いた成人看護学看護過程演習の評価 (第3報) : 関連図を取り入れた演習における学生の自己評価の変化

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    報告Report成人看護学での紙上事例を用いた看護過程演習において、健康障害についての解釈・分析・統合の理解が深まるような演習方法の検討を行い、本学3年次学生に演習前後の自己評価調査を実施した。その結果、健康障害についての関連図作成をグループで取り組ませたことで自己評価得点の有意な上昇がみられた。しかし、演習後にも分析・統合に困難を感じる学生が2割程度みられ、基本的な健康査定や病態の変化など根拠をもとに自ら思考する能力を開発する指導方法についてさらに検討していく必要がある

    2型糖尿病患者の民間療法および運動器具利用の実態

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    調査報告Report2型糖尿病患者の民間療法および運動器具の利用状況と食事・運動療法の実施との関連をみる目的で、静岡県の農村地域の外来患者59名を対象に調査した。結果、過去の利用も含め民間療法の利用者は45.8%で先行研究と比べ少なく、利用目的は血糖値改善が多かった。運動器具の利用は32.2%で、利用目的は運動の継続が多かった。民間療法および運動器具の利用の有無は食事・運動療法の実施状況と関連がなく、自己管理に影響していなかった
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