Abstract

報告Report2003年3月、厚生労働省から公表された、「看護基礎教育における技術教育のあり方に関する検討会報告書」を受け、2003・4年度に実施した看護技術教育について検討・評価を行った。2001・2年度入学生の看護基礎教育課程・成人看護学は、成人看護方法論I~IV、成人看護実習I・IIの6科目で構成されている。成人看護学では、看護技術の原理・原則を基盤として、技術の応用と発展的な学習を目標に取り組んだ。成人看護方法論IIでは、心電図検査・肺機能検査を実施した。すべての学生が操作方法を理解し、正確な検査結果を得ていた。臨地実習では、実習前の自己学修課題・期間中の学内演習・臨地実習中に体験した看護技術を調査した。調査結果から、学生が実習中に見学・体験できる看護技術は必ずしも多いとは言えなかった。さらに、学習環境の整備・教育方法の工夫に積極的に取り組む必要がある

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