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    ロイシンと食事の摂取は、骨格筋のmTORC1活性化に効果的である

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    ロイシンは mTORC1 を活性化し、筋タンパク質合成を促進することが知られている。しかし、これまでの研究は空腹時あるいは高ロイシン食を継続的に摂取した条件で行われており、ロイシンの mTORC1 活性化への食事の影響は報告されていない。そこで、本研究では、ロイシン摂取後に食事を摂取した場合、ロイシンによる mTORC1 の活性化は認められるか、あるいは食事摂取のみでも同等の mTORC1 活性が誘導されるかを明らかにすることを目的とした。マウスへロイシンを 1.35mg/g 体重で経口投与し、食事を摂食させた。摂食量はコントロール群とロイシン群で差はなかった。mTORC1 の基質である 4EBP1 と S6K1 のリン酸化は、食事開始1時間においてロイシン群で増加し、さらに、食事開始5時間では最も高値を示していた。これらの結果から、ロイシンによる mTORC1 活性化は、食事のみでは同様の作用を示すことができず、食事開始5時間で大きく活性化されることが明らかとなった
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