10 research outputs found

    Physical and Cognitive Factors Associated with Self-Perceived Burden in Patients with Advanced Cancer

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    Self-perceived burden (SPB) is the perception of burden on caregivers felt by patients who require long-term care. The purpose of this study was to investigate the impact of physical function, pain, and recognition of equity-inequity on SPB among patients with advanced cancer. We administered the Self-Perceived Burden Scale (SPBS) to evaluate SPB in 100 patients with advanced cancer. We analysed the data using multiple regression analysis with SPBS score as the dependent variable and patient age, caregiver age, duration of nursing care, performance status, pain, and recognition of equity-inequity as independent variables. The response rate was 62% (62 patients). Recognition of equity-inequity (β = 0.464, p < 0.001) and performance status (β = 0.248, p = 0.038) were significantly associated with SPBS score. The explanatory power of the model was 34.4%. These results suggest that future investigations should focus on recognition of equity-inequity and performance status as factors that can reduce SPB.This study is part of research conducted with a 2011−2013 Grant-in-Aid for Scientific Research (B) (grant number 23792591)

    看護系大学生のヘルスリテラシーと子宮頸がんの知識, 子宮頸がん検診の関心および受診との関係

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    本研究の目的は 20歳以上の看護系大学生のヘルスリテラシーと子宮頸がんの知識,子宮頸がん検診の関心および受診との関係を明らかにすることである。A 大学の女子看護大学生135名を対象に無記名自記式質問紙調査を実施した。記述統計を算出し,性成熟期女性のヘルスリテラシーと子宮頸がん検診の関心,子宮頸がんに関する知識はSpearman の相関係数にて分析した。性成熟期女性のヘルスリテラシーと子宮頸がん検診の有無はMann-Whitney 検定にて分析した。回収数133部(回答率98.5%),有効回答数120部(有効回答率90.2%)であった。性成熟期女性のヘルスリテラシー尺度の下位尺度である女性の体に関する知識は,子宮頸がんの知識(ρ=.221, p=.015)と有意な弱い正の相関を認めた。性成熟期女性のヘルスリテラシー尺度合計,下位尺度である女性の健康情報の選択と実践,月経セルフケア,女性の体に関する知識,パートナーとの性相談は,子宮頸がん検診の関心(ρ=.334, p<.001;ρ=.359, p<.001;ρ=.249, p=.006;ρ=.248,p=.006;ρ=.235, p=.010)と有意な弱い正の相関を認めた。性成熟期女性のヘルスリテラシーと子宮頸がん検診の受診の有無は有意な関係を認めなかった。子宮頸がん検診の受診に結びつくヘルスリテラシーの向上には,支援の必要性が示唆された

    高血圧治療ガイドライン改訂による降圧目標厳格化以降の 高血圧症患者の自己健康管理の実態とその関連要因

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    【目的】高血圧治療ガイドライン2019 において降圧目標が厳格化され,高血圧症患者には,より一層の疾患管理が期待される。本研究の目的は,降圧目標厳格化以降の高血圧症患者の自己健康管理の実態とその関連要因を明らかにすることである。【方法】2020 年8 月~ 9 月に,高血圧症の診断,治療を受けている患者を対象に,自己健康管理に関する無記名自記式質問紙調査を実施した。【結果】回答数は64 名(回収率73.6%),有効回答数は61 名(有効回答率95.3%)であった。「高血圧症患者の日常生活行動自己管理尺度」得点の平均値は,食事22.8±4.6 点,運動19.5±5.6 点,ストレス26.8±4.3 点,服薬管理24.7±3.3 点,飲酒10.2±3.4 点,喫煙4.5±1.8 点であった。家庭血圧測定習慣のある者は,20 名(32.8%),ガイドライン改訂前後で自己健康管理に変化があった者は17 名(27.9%)であった。年齢,性別,職業,家族形態,高血圧による結果の重大性の認識,ガイドライン改訂に関する知識,医療的支援と,自己健康管理に有意な関連が認められた。老年期,女性,職業のない者,独居の者,高血圧による結果の重大性を認識している者,知識のある者,ガイドライン改訂に伴う医療的支援の変化があった者の自己健康管理の実践状況がより良い状態を示した。【考察】自己健康管理の実態は,ガイドライン改訂前と近似しており,十分な自己健康管理が実践できていなかった。患者・家族への支援の提供,支援システムの構築が求められる

    研究者の主体的な成長を支援する eポートフォリオシステム“ENISHI”の開発

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    研究者が自己評価をすることにより,キャリアデザインを具体化・可視化するシステムであるe ポートフォリオシステム“ENISHI”を開発したので紹介する。“ENISHI”は,個々の研究者が所属する機関や専門性の枠にとどまらず,研究者の主体的な成長を支援し,将来のキャリア形成につながる能力の開発を促すことを目的としている。“ENISHI”は,web ベースで成果物等の広範囲にわたる情報を電子的に取り込み保管するポートフォリオである。研究者は,“ENISHI”の機能である「プロフィール」「能力診断」「ビジョン」「到達目標」「行動計画」「能力アッププログラム」「成果物」「キャリアラダー」「他者評価」を主体的に循環させ,研究者としての成長過程を具体化・可視化しながら成長を目指す。研究者の能力の指標は,Vitae 研究者開発フレームワークを参考に作成し,能力診断として位置づけた。“ENISHI”の活用は,研究者のキャリアデザインの確立を高める支援につながると考える
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