76 research outputs found

    今,日本語の「教育文法」について考える

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    日本語学習者の「質」の低下 : 大学生達は考えなくなったのか

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    日本語教育における伝統文化をテーマとした異文化理解プログラム開発の可能性

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    外国語教育の中で文化を教えることは必須のこととされているが,日本の伝統文化はこれまで日本語教育の素材としては敬遠されがちであった。本研究では伝統文化を通して異文化理解プログラムの開発の可能性を探るため,能楽,茶道の継承者にインタビューを行い,継承者自身が日本語学習者に伝えたいと思っているポイントを聞き出した。そして,日本語教師向けの文化体験型ワークショップを行い,それを通して継承者から伝わることが日本語学習において異文化理解の一助になることや,伝統文化を学習素材として積極的に取り扱うことの意義を確認した

    [教育方法・教育実践・教育学習支援] 文化の担い手が伝える「文化」とは何か ―短期交換留学プログラムにおける文化体験学習の意義再考―

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    甲南大学Year-in-Japanプログラム日本語コースでは授業の一環として日本文化体験学習が毎年実践されている。本研究では、その文化体験活動に指導者役として参加していただいている文化の担い手3人を対象に、彼らがどんなことを短期交換留学生に向けて伝達しようとしているのか、また、この活動を通して彼らがどんな手応えを得ているのかについて聞き取り調査を行った。その結果、文化の担い手たちは、非常に前向きな気持ちで自身の文化の伝達をしようとしていることや、異文化との交流体験から逆に大きな刺激を受けて文化伝達への動機づけを強めていることがわかった。また、その伝達は必ずしも言語に頼る必要はないと認識していることも明らかになった

    文化の担い手が日本語学習者に伝えたい“思い”に関する分析と考察 ―能楽師へのインタビュー調査より―

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    本研究では,YiJプログラムにおいて実践されてきた能楽体験ワークショップに参加した能楽師へのインタビュー調査を行い,その語りから,能楽師が伝えたい“思い”の内容の分析を試みた。その結果,能楽師は能の本質である自由な精神活動を許す思想に基づき,参加者たちが感受性と想像力を使って不可視領域の概念を捉えてほしい という“思い”を持っていることがわかった。そして,参加者との双方向の交流を通して得られるフィードバックが能楽師にとっても貴重な自己成長を促す刺激になると認識しており,日本語学習者向けのワークショップの意義について肯定的に捉えていることも明らかになった
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