13 research outputs found

    Hydrography in relation to tuna fisheries in the Indian ocean

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    Tuna fishing grounds in relation to hydrographic conditions were studied from the data obtained during the HOE (1960-64). The most abundant catch of the yellowfin tuna was found in the equatorial countercurrent area and in the south equatorial current areas. The Indian Ocean central water area and subtropical convergence area (75°E) formed good ground for albacore tuna. The big-eye tuna occurred in subtropical convergence area with the maximum concentration of fishes along the marginal areas. The results indicate that the upwelling areas are favourable for tuna fishing in the equatorial zone

    ナンキョクヨウ ノ シンソウ ジュンカンリュウ

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    南極洋の鉛直南北断面内の循環流について,海鷹丸(東京水産大学練習船)の1956年12月~1957年3月横断観測の資料に基き調べた結果,新しく見出した諸点を摘記し報告した.すなわち中冷水,溶在酸素極大層と極小層の分布,塩分極大層と極小層,燐酸塩極層等を図示した断面図,および中冷水水平分布地形図により考察した.1)亜熱帯収束は夏季43°S附近にあり,亜熱帯系水は塩分35‰以上,水温10℃以上で,厚さ400~600m深に及ぶ.2)南極収束は49°~50°S当季,極前線帯は43°~49°S(偏西風暴風圏,西風漂流帯)にある.3)夏季南極圏(50°~70°S)は中冷水(-1.8°~+1.35℃)で明示され,中核深度は66°~69°Sで75m深,58°~64°Sで100m深,50°Sで160m深と北上するほど深い.4)南極収束附近で,表層から降下した南極中間層水は亜熱帯系水の下で1000m深に来ている.溶在酸素2次極大は中層流の軸にほぼ一致するか,塩分極小の中間層水の軸より浅い.(等密度面上の推算流速を試みに求めた.)5)極前線帯は酸素第2極大と塩分極小で識別される.6)上部深層水は1500m深(45°S以北)から南極圏内の300~800m深の上層まで昇る.中暖水(水温中層極大)と酸素極小の層上部の燐酸塩極大層および,下方の塩分極大層(34.7%前後)によって明示された.7)南極大陸に近い64°~69°Sでは強盛な鉛直対流と水塊の沈降が低水温(O℃以下)および酸素増多,塩分低下によって証示される.8)54°~64°S間の湧昇水域は純南極洋圏内で最も生産力高く,鯨の最好良漁場帯に相当し,鯨餌のユーファウジアの最濃密帯と一致することを証示した.この水帯は南極収束線とパックアイス帯にはさまれて位置する.9)64°~69°Sの沈降域は特殊水帯で真南極洋水帯ともいえよう.ここから底層水,底層流が各洋水に向って発源する.60°~68°Sには南極洋表層水,深層水の鉛直混合が盛んに起る.10)54°~64°Sの最良生産帯は中冷水-1℃以下の水域で,東風皮流と西風皮流の間の渦流の系列をみる渦度帯に相当する.なお以上の調査には海鷹丸のデーターの外にディスカバリー号(英),ブラテク号(ノルエー)のデーターも入れてしらべた

    A Note on the Modification of Air Masses over the Seas Adjacent to Japan

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    Deep Circulation in the Antarctic Ocean

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    南極洋の鉛直南北断面内の循環流について,海鷹丸(東京水産大学練習船)の1956年12月~1957年3月横断観測の資料に基き調べた結果,新しく見出した諸点を摘記し報告した.すなわち中冷水,溶在酸素極大層と極小層の分布,塩分極大層と極小層,燐酸塩極層等を図示した断面図,および中冷水水平分布地形図により考察した.1)亜熱帯収束は夏季43°S附近にあり,亜熱帯系水は塩分35‰以上,水温10℃以上で,厚さ400~600m深に及ぶ.2)南極収束は49°~50°S当季,極前線帯は43°~49°S(偏西風暴風圏,西風漂流帯)にある.3)夏季南極圏(50°~70°S)は中冷水(-1.8°~+1.35℃)で明示され,中核深度は66°~69°Sで75m深,58°~64°Sで100m深,50°Sで160m深と北上するほど深い.4)南極収束附近で,表層から降下した南極中間層水は亜熱帯系水の下で1000m深に来ている.溶在酸素2次極大は中層流の軸にほぼ一致するか,塩分極小の中間層水の軸より浅い.(等密度面上の推算流速を試みに求めた.)5)極前線帯は酸素第2極大と塩分極小で識別される.6)上部深層水は1500m深(45°S以北)から南極圏内の300~800m深の上層まで昇る.中暖水(水温中層極大)と酸素極小の層上部の燐酸塩極大層および,下方の塩分極大層(34.7%前後)によって明示された.7)南極大陸に近い64°~69°Sでは強盛な鉛直対流と水塊の沈降が低水温(O℃以下)および酸素増多,塩分低下によって証示される.8)54°~64°S間の湧昇水域は純南極洋圏内で最も生産力高く,鯨の最好良漁場帯に相当し,鯨餌のユーファウジアの最濃密帯と一致することを証示した.この水帯は南極収束線とパックアイス帯にはさまれて位置する.9)64°~69°Sの沈降域は特殊水帯で真南極洋水帯ともいえよう.ここから底層水,底層流が各洋水に向って発源する.60°~68°Sには南極洋表層水,深層水の鉛直混合が盛んに起る.10)54°~64°Sの最良生産帯は中冷水-1℃以下の水域で,東風皮流と西風皮流の間の渦流の系列をみる渦度帯に相当する.なお以上の調査には海鷹丸のデーターの外にディスカバリー号(英),ブラテク号(ノルエー)のデーターも入れてしらべた

    The Eastward Subtropical Countercurrent in the Western North Pacific Ocean

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    Variability of the Deep Cold Water in the Japan Sea

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    On the Energy Exchange between the Atmosphere and the Sea East of Japan

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    Umi to sakana shiome no hanashi

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    Umi to seikatsu

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    corecore